東邦大学理学部との高大連携実験講座

12月27日（月）に東邦大学さまのご協力を得て、理学部生物分子科学科の佐藤教授をお招きし、高大連携実験講座を本校新校舎理科室で実施しました（今回はコロナ禍により本校での実施になりました）。
当日は、現2・3年生理系の生物選択者と現1年生で来年度理系生物を選択する生徒と、本校教員の希望者が参加し、検温等の感染症予防策をしっかりとった上で実施しました。

今回は「遺伝子で調べる あなたのアルコール感受性」をテーマとして、実際に参加者が自らのDNAを採取し、「PCR法」、「制限酵素処理」、「電気泳動法」という3つの作業を行いました。

「PCR法」は新型コロナウイルスの感染の有無を調べる「PCR検査」と少しだけ違いますが、それに近いことを生徒たちは今回実験で行いました。これは高校で生物選択をしていると学ぶことですが、この実験を高校生が行うことはなかなかできないと教授が話されていました。教科書でしか見た事がない実験を実際に行い、生徒たちは貴重な体験をすると共に、実験結果に一喜一憂していました。