HSCUC Vision 75

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創立75周年に向けた将来構想

本校は2026年に創立75周年を迎えます。
「HSCUC Vision 75 千葉商科大学付属高等学校 創立75周年に向けた将来構想」は、この75周年をターゲットに、本校が、社会の多様化するニーズに応え、持続的発展を進めるための将来像を描いています。(2014年策定)

施設設備の充実と教育改革の推進

施設設備の充実

校舎移転、建て替えを含めた高校のキャンパス整備に取り組みます。本校は1965(昭和40)年に現在の市川市中国分に移転以来、教育内容の拡充に合わせ、施設設備を拡大してきましたが、社会の多様なニーズに応えるとともに、将来に向け、一層の教育環境の充実拡大を図ることが肝要です。こうした状況を踏まえ、千葉学園の第1期中期経営計画に、最終年となる2018(平成30)年度には、高校新校舎の竣工を目指すことが盛り込まれました。

教育改革の推進

  1. 実学重視
    建学の精神にあるように、複雑に変化する社会を中核で支え、発展させる力のある人材を養成するには、しっかりした基礎教育、幅広い教養、実際の社会で役立つ実学を身に付けた人材をさまざまな分野に送り出してゆくことが求められています。
  2. 国際化の促進
    今後の中等教育では「世界の中の日本」として、グローバル化に対応する教育と若人の養成が強く求められています。本校は将来的には、国際バカロレア認定の取得なども視野に、千葉商科大学のグローバル化と軌を一つにして、より積極的に国際化を進めます。
  3. 大学等高等教育機関への進学率拡大
    本校は、千葉商科大学の付属高等学校であるとともに地域をリードする中等教育機関にならなければなりません。付属高等学校としての機能をより鮮明に打ち出すとともに、本校に進学してくる生徒の多様な進路選択のニーズにも対応し、千葉商科大学への進学拡大と様々な高等教育機関への進学率向上を図っていきます

財政基盤の強化と学校運営の迅速化

生徒・保護者そして社会のニーズに迅速に対応する高校をめざします。そのためには、社会の変動に機動的に対応できる意思決定システム、高校運営の基盤となる効率的な教員組織・事務組織を構築していきます。また改革を支え、社会変動に十分に耐えられるよう計画的に財務基盤を強化していきます。

学校経営基本方針

建学の精神に示された「実学実践学習の訓育を施し、付属高校の卒業生として将来社会の要請に応えうる人間形成」や、また、柏葉教育に語り継がれてきた「豊かな人間関係形成」を図るため、教育方針に基づき「自立する人間性豊かな高校生を育成する」ことを最高目標とします。

生徒とともに

  • 生徒に教えて学ばせ教養の獲得を促す指導
  • 進路目標の設定と自己実現を図るための支援する指導
  • 柏葉の精神に基づいた人間形成を図る指導

教員とともに

  • 「明確な目標設定と情報の共有」による目標達成に向けた協働の実現
  • 「教職員及び校務分掌間の一層の連携」による効果的かつ効率的運営
  • 「学校経営への参画機会の拡大」による経営意識の向上とリーダー育成
  • 「指導経験と活動成果の蓄積と活用」による教職員の授業力向上
  • 「脳科学に熟知する」による生徒指導力・授業力向上
  • 「生徒に最善の教育環境を提供」するための教職員のゆとりの創造

社会・地域とともに

  • 地域活動の担い手としての高校,生徒
  • 地域と高校協同による安心・安全の確保
  • 市民参加による高校教育の充実

教育方針・指導

生徒の可能性の伸長を図るため、次に掲げる教育方針に基づき指導します。また、効果的な指導の実現に向けて教職員研修を充実し、教職員個々の指導力と学校組織としての教育力の向上をめざします。

  1. 建学の精神・柏葉教育・生徒目標を教育活動において具現化する。
  2. グローバル公共性を創出できる力、社会の進歩に貢献する力、将来の目標と展望を明確に示す力を備えた、指導力ある人材の育成をめざす。
  3. 変化と多様化の時代の中で、主体的に生きる力、未来を切り拓くたくましい創造力と、豊かな人間性を育む教育を展開する。