在校生
[数学科] 1・2年生合同授業
11月28日(月)、29日(火)の2日間を使って、2年生の理系クラスと1年生の特進選抜クラスによる合同授業を実施しました。
主な内容としては、2年生は一週間前から問題の解説の準備を進め、1年生に数学I(円に内接する四角形)の問題を教えるという新しい形での授業を行いました。生徒たちは事前にグループ分けされた教室に行き、ふたつの教室をTeamsで繋ぐことでお互いの教室の様子を常に意識できる状態で臨みました。
生徒たちは、はじめは普段あまり接する機会の少ない先輩との交流や、“人に問題を教える”ことに対する緊張などが垣間見えましたが、実際に授業が始まるとお互いに積極的にコミュニケーションを取り合いながら問題への理解度を深めていくことができ、また、問題を解き終わった生徒の間では、進路についての話やお互いに知っている先生の話など、学年の壁を超えての交流を重ねていくことができていました。
少人数グループのため、教わる1年生も自分のペースで取り組むことができ、2年生も“人に教える”ために問題を深く理解をすることと、説明の方法を多岐にわたって工夫を凝らす様子が見えました。
今回の授業を通じて生徒自身の考え方や表現力を養うとともに、教科にとらわれずに学校全体で学年の垣根を越えた交流が増えるきっかけになればと思います。