校長ブログ

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緊急事態宣言解除

緊急事態宣言が解除となって2週間が過ぎました。本校のある市川市では新規感染者数は一桁台の日が続いています。本校の生徒および教職員に現在感染者はいません。この状況が小康状態なのか、収束に向かっているのかはまだわかりませんが、学校としては少しずつ日常の生活を取り戻しつつあります。しかし登校時のサーマルカメラによる体温確認、マスクの着用、手指消毒、黙食などは引き続き徹底しています。

生徒は9月より西側の新校舎に移り新しい校舎での授業や学校生活が始まっています。現在旧校舎の解体が進み、まだ不便をかけていますが新しい校舎での学びを楽しんでくれているようです。生徒はまだ制限のある生活ですが、このような状況を理解し、よく頑張ってくれています。しかしながら2学期は学校行事が多くある中、縮小や中止としたものもあり、授業以外での生徒の学びや成長の場が十分確保できていなことは本当に残念です。

今3年生は千葉商科大学を始めとする学校推薦型の入試が始まり、それぞれの進路に向けて頑張っています。各学年の朝礼では生徒会の役員がかわり、部活動なども含め1、2年生が学校の中心となることや3年生の進路の現状をについて話しました。また一人ひとりが中・長期の目標を掲げて日々目標達成に向けて計画的に実践することの大切さを話しました。

10月16日(土)には200組に限定し、第1回目の入試説明会を実施しました。感染予防対策を徹底し、2部構成での実施となりました。今回予約ができずキャンセル待ちをしていた方々にはご迷惑をおかけして申し訳ありません。昨年に続き外部の説明会や相談会がほぼ中止となり、学校内での説明会や相談会もミニマムな人数に絞っての実施となった為、参加希望されていた方のご希望に添えず心苦しい限りです。今後は感染状況により参加人数の検討をしていく予定です。また説明会終了後の新校舎見学はほとんどの方が参加され、新校舎への関心の高さが窺えました。新校舎はICTが十分活用できる環境となっており、Wi-Fiも全館使用可能です。しかし新校舎だけを本校の魅力として前面に出しているわけではありません。新課程への対応、新しいクラス編成など教育の中身も新しくなります。新しい校舎、新しい学び、新しいクラスによりこれからも進化を止めることなく前進し続けます。

コロナ禍でも生徒たちは色々工夫し、対応しています。環境に適応し、発展することは今まで人類が幾度となく経験してきたことです。過去の知識と経験に学びながら、未来を創造していく生徒たちが飛躍的な成長をするよう教職員一同全力でサポートしていきます。