校長ブログ

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2019新学期スタート

273名の新入生を迎え、2019年度新学期がスタートしました。
4月24日(水)~26日(金)に新入生合宿講習に行ってきました。今年から場所を移し、安房小湊での実施となりました。集合時は天候が心配されましたが、何とか全ての行事を終えることができました。

この合宿講習という行事は今年で51回目となる本校にとってとても重要な行事です。2泊3日の中で千葉商科大学付属高校の生徒としてどうあるべきか、これからの3年間の本校での学びなどを伝えます。4月5日の入学式で新入生は本校の生徒となったわけですが、この合宿講習を終えて初めて本当の意味での千葉商科大学付属高校の生徒となり、本校の伝統の継承者となります。私学としての本校生徒としてのあり方は建学の精神、柏葉の精神、生徒目標の3つの教育の柱の上に成り立ちます。そしてこれらを具現化するために身に付けるべき5つの力が示されています。更に千葉学園の沿革を学ぶことによって諸先輩が連綿と受け継ぎ、発展させてきた本校の継承者としての誇りを身に付けます。正にこの学びこそが千葉商大付属高校のDNAを受け継ぐ行事であり、これからの3年間の学びの礎となるのです。
中学生から高校生になり、義務教育を終えて私立の学校に通うことの意義を実感したことと思います。また本校で何を、何の為に学び、社会に貢献していくかという志を生徒一人ひとりが胸に刻みこんだことでしょう。
 GWがあけて次に登校するときには元号も平成から令和となって新しい時代が始まります。思えば昭和から平成は新年明けて突然のことでした。今回は昨年退位の発表以来「平成最後の」という言葉をよく耳にしました。これは予め元号が変わることが分かっていたからです。予想できることには十分な準備ができ、対応することができます。しかしながらこれからの時代は予想できないことが多くなります。災害などはその際たるものです。
 合宿講習での学びを体得することによって生徒は未来の社会で逞しく生きる力を伸ばします。そして千葉商科大学付属高校の生徒として学び、未来の社会に貢献していく人材を育成するために本校も発展し続けていきます。