校長ブログ

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2学期が始まりました

 

残暑・猛暑の中、2学期がスタートしました。連日熱中症警戒アラートが発令されています。また新型コロナウイルスの感染も未だ収束の兆しがみえません。今年度は例年より1週間早い8月24日の始まりとなりましたが、生徒達は元気な姿で登校しています。新型新型コロナウイルスの感染者も今のところ報告されていません。しかしながら気を緩めることなく新しい生活様式に則り、マスクの着用や手洗い、消毒など徹底していかなければなりません。始業式では以下のようなことを生徒に話しました。

新型コロナウイルスの感染拡大は今だに続いています。最近では10代の感染が増え、学校が休校となったところもあります。久しぶりに友人と会い、たくさん話したいことがあると思います。その際は距離を保ち、マスクの着用や大声を出さないなど感染予防に努めて行動して下さい。特にマスクを外す食事の時間帯が集団感染の大きな原因の一つとなっています。一人一人が感染予防に努め、学校内感染がないよう十分注意をして下さい。
先生方も万が一の休校に備え、双方向でのオンライン授業に向けて研鑽を重ねています。しかしながらオンライン授業ですべての学校生活が賄えるものではありません。お互いの顔を見て、目標達成のために協力し集団で活動する経験は学力では測れない力を付けてくれます。そしてその力はみなさんが社会に出て重要な力となるものです。これは学校という集団の中で学び、身に付けるものです。そのためにも学校での学びを止めないよう一人一人が感染予防に努めて、罹患者を出さないようにすることが大切です。それは学校生活だけではなく、登下校や休日の過ごし方についても同様です。ウィズコロナにより新しい生活様式が求められています。それは感染を恐れて何もしないということではなく、ウイルス感染を正しく恐れて、その上で何ができるかということをみなさんで考えることが大切です。そこに新しい生活様式のヒントがあるはずです。

例年だと2学期は学校行事が多くあるのですが、残念ながら今年は延期や中止としたものもあります。生徒の学び場を削減することは辛いものがあります。しかし教職員及び生徒はこの状況下積極的に新しい学びを模索しています。この経験が将来に活きるよう頑張って欲しいと願っています。