校長ブログ

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保護者会を終えて

中間考査が終わり、6月1日(土)に学級保護者会を開催しました。1年生ははじめての成績となり、今後の学習の指針となります。今回の結果を振り返り期末考査に向けて更に頑張ってくれることを期待します。
学級保護者会のあと、千葉商科大学に場所を移し、希望者によるキャンパスツアー、保護者会総会を開催しました。この総会をもって保護者会役員は交代となります。旧役員の保護者の方々には本校へのご理解ご協力衷心より感謝申し上げます。

毎年この時期に再確認することですが、学校は我々教職員と生徒との信頼関係が重要であることは勿論ですが、同時に保護者と教職員との信頼関係があってこそ円滑に教育ができるということです。その距離は保護者等と生徒の距離が短い二等辺三角形ではなく、三者の距離が同じ正三角形であるべきだと考えています。そのためにも保護者等との連絡を密にしてコミュニケーションを大切にしていかなくてはならないのだということをいつもながら痛感させられます。

新型コロナウイルスのパンデミックにより中断していましたが、5月29日(水)~6月5日(水)フランスのイッシー・レ・ムリノー市よりイオネスコ高校の生徒10人が本校生徒の家庭にホームステイし、日本の文化体験をしました。本校では家庭科でおにぎりを作り、書道部と共に書道体験をしました。書道では一人1文字を練習し、団扇に清書しました。はじめは筆づいが分からず苦労していたようですが最後はみなバランスよく団扇のサイズに文字を上手に納めていました。千葉商科大学では国際教養学部の学生企画のもと、それぞれの国のプレゼンやゲームをして親睦を深めました。6月4日(火)は日本での最後の夜であり大学の合宿所に全員泊り、予定通り帰国しました。プログラム終了で終わりではなく、これから交流が始まるよう今後も親交を深めて欲しいと思います。ホストファミリーとなった家庭の皆さまありがとうございました。

このプログラムはとても大切なものであると考えています。若い頃に他国の文化に触れ、理解し、お互いを認め合う経験をしていれば将来必ず、世界をつないでいくリーダーとしての役割を果たしてくれるものと信じています。生徒にはこの機会を有意義なものとし、世界に貢献するリーダーとして活躍することを心より期待しています。