文化祭を一生モノのMemoriesに
2学期が始まったかと思ったら、12、13日にはもう柏葉祭(文化祭)です。
昨日10日から本格的な準備が始まりました。装飾や出し物の準備、SHODAI名物・オープニングパフォーマンスのダンス練習と、校内は大騒ぎです。
「お客さん」として見た昨年の柏葉祭では、オープニングパフォーマンスのダンスのレベルの高さに驚きました。学校の授業にダンスが採用されて10年以上経っているわけで、世代の違いを痛感しました。
12日の投票で上位に入ったクラスは13日の一般公開にも登場します。お楽しみに。
さて、柏葉祭2025のテーマは、
Making Memories, Making Movies~新たなる青春を刻め
です。
柏葉祭のパンフレットから引用します。
このテーマには、「人生そのものが映画のようなもの」「日々の経験が物語になる」というノスタルジーと創造性を呼び起こすメッセージが込められています。
準備から始まり当日を迎えるまでの文化祭に向けた日々が、まるで一本の映画のように、私たちの青春を形にしてくれるはずです。
今この瞬間を大切に生き、この商大付属高校で刻む青春をかけがえのない物語として残していきましょう。
いいですねぇ。
Moviesが盛り込まれたのは、柏葉祭でスマートフォンの利用を一部解禁したからかな、と想像しています。普段は校内でのスマホ使用は禁止です。
パンフレットの「校長あいさつ」にはこんなことを書きました。
4月に私は生徒諸君に「千葉商科大学付属高校を『おもしろい学校』にすることが私の目標です」と話しました。覚えている人は少ないかもしれないけれど(私自身、高校時代の「校長先生のお話」は何一つ覚えていません)。
その時、こうも言いました。「校長が代わったくらいで学校がおもしろくなるわけがない。皆さんが、この学校をおもしろくしてください。そのための舞台は整えます」。
さあ、舞台は整いました。
柏葉祭は「ハレ」の時、非日常のイベントです。学校はいつもと違う空間となり、皆さんはいつもと違う自分を発揮できる時間を迎えます。
自分たちがどこまで楽しめるか。足を運んでくれる人たちをどれだけ楽しませられるか。
すべては皆さんにかかっています。
商大付属生の本気のおもしろさを、見せてください。
ENJOY!
「校長先生のお話」は本当に全く覚えていませんが、高校の文化祭、特に3年生の記憶は鮮明です。
クラスの出し物は「サザエさん」のパロディ劇で、目玉が「回転舞台」でした。
厚手のベニヤと角材で組んだ8畳の正方形のステージを半分に仕切り、場面転換の際に演者を乗せたままくるりとステージが回る、という大仕掛け。
父が零細看板屋を営んでいたこともあり、私は設計から部材調達や工程管理まで、この無謀な企画にどっぷりとかかわりました。
自宅の仕事場からキャスター数十個と業務用インパクトドライバーを持ち出し、半日がかりで組み上げた舞台がくるくる回った瞬間の喜びは忘れられません。
脚本と「カツオ」役も引き受けて完全燃焼した文化祭は、今も時折思い返す高校時代の一幕です。
ちなみに文化祭に入れ込んだ中心メンバー6人のうち、現役合格したのは私だけでした。当時は「裏切り者」の烙印を押されました。
昔話が長くなってしまいました。
文化祭は35年経っても色あせない思い出をつくる貴重な機会です。
「Making Memories, Making Movies」のテーマの通り、皆さんが一生モノの体験を得られることを期待しています。
今日のSHODAI
