|
- ネット社会に参画するために・・・
- 授業で目指したこと
- 2学期の授業はPerl言語の習得ではなく,インターネットで交わされる情報経路の様子(HTTP)や環境変数による情報のカプセル化($ENV{'QUERY_STRING'}にみる情報のデイジーチェーン化も含め)などを, CGIアプリケーションを作成する中で,実際に体験し,学習することを目指してきました。インターネット上を流れる情報は常に安全に守られているわけではなく,
また,環境変数などにはこちらが意図しないような情報も記載されてい る事実を実際に学び取れたと思います。
特にSection6では,インターネットアンケートを通じて集めた情報の入ったファイルを安全に管理する具体的な方法【インターネットに公開しているフォルダ(ディレクトリ)には個人情報などのファイルを保存しない】を学びました。
これらのことを忘れずに大切にしてほしいです。
- 授業で実践したこと
- Section6で作成したインターネットアンケートを活用し,クラス内で実際にアンケートを実施しました。
この標本を基に,Section7では1学期に学んだ表計算ソフトEXCELを使った数値解析を実践し,クラス,クラス値,度数,ヒストグラム,標本平均や標本標準偏差の作成を行ないました。
規模や安全面,例外的な処理への対応などの差こそあれ,これらは今日の情報化社会で普遍的に営まれる経済活動の一場面を,実際に授業の中に構築し,実践したと言えます。
- 2学期に学習した要点の確認
- CGIアプリケーションの保存場所は基本的に決まっていた。 (Section1)
- HTMLのタグのFORM,INPUT,SELECTなどを学んだ。特にINPUTにはいくつかのTYPEが存在した。
(Section1)
- CGIアプリケーションと普通のサイト内のページ(HTTPコンテンツ)ではファイル属性が違っていた。ファイル属性には何があったか。
(Section1,2)
- ファイルには所有者という概念があった。インターネットに公開する場合はどの所有者の属性に気をつける必要があったか。 (Section2)
- CGIアプリケーションをPerlで記述し,保存する際に気をつけなけ ればならないことがあった。これは,インターネットをコントロー
ルするUNIX系の環境に起因した事柄であった。(Section3)
- HTTP(web上での交信ルール)には,環境変数というものがあり,そこには様々な情報が記載され,取り交わされていた。
特にいくつかの代表的な環境変数を学んだ。(Section4)
- HTTPで情報を渡す方式には,GETとPOSTの2つの代表的なものがあっ た。特にGET方式で送られる情報は,なんという環境変数に格納されていたか。 (Section5)
- FORMタグ内に配置したINPUTタグの入力フィールドからデータを送る際,オプションとして必ず入れ忘れてはならないものがあった。FORMタグには2つ,INPUTタグには1つあった。(Section5)
- 上の8で格納された情報は,ある文字を区切りにして数珠つなぎに送られてきた。Perlでは,その数珠つなぎな情報を区切り文字で分解する組み込み関数があった。その関数の名前と文法はどうであったか。(Section5)
- アンケートフォーム等から寄せられた情報をファイルとして保存する際に,情報の保護の観点から注意しなければならない大切なことがあった。(Section6)
- 収集したデータから度数分布表を作成する場合,階級(クラス)の区切りの数はいくつを目安にしたか。また,その目安を決定するための手順はどうであったか。(Section7)
- 表計算ソフトEXCELでは,標本データの度数を調べるための関数があった。その関数名と文法はどうであったか。(最後に配布したプリント)
- 表計算ソフトEXCELでは,標本標準偏差を求めるための関数があった。その関数名と文法はどうであったか。(最後に配布したプリント)
2学期期末考査問題は,上記の内容などを中心に出題します。 上記を解説したまとめプリントはこちら
 
|
|