第7章 出力されたcsvファイルで数値解析を行なう


  1. クラス単位の標本を作る

    標本を集めるために
    今回用意した3つのアンケートを設置する代表者を一人ずつ決めます。

    1. 学校までの交通費(片道)
    2. 1日のお昼代
    3. 通学時間(分)

    クラスの中で3人の代表者を選ぶことになります。

    次に,それぞれの代表者のアンケートのページをブラウザ(インターネットエクスプローラ)で開き,クラス内でアンケートに回答していきます。一人3回ずつ回答することになります。次のリンクを利用しましょう。
    クラス別名簿一覧表

    これで,それぞれの代表者のH:ドライブにある cgi_data.csv ファイルにクラス人数分の標本が出来上がります。

    代表者は,その cgi_data.csv ファイルをクラス全員がダウンロードできるように,H:ドライブからL:ドライブ(web_local) にコピーします。

    代表者以外の人は,3人の代表者の中から,すでに出席番号で決定したアンケートの代表者のページにブラウザ(インターネットエクスプローラ)でアクセスし,cgi_data.csv ファイルをダウンロードします。
    例えば,代表者がh0410999の場合,http://alice/~h0410999/cgi_data.csv のアドレスを指定します。

    保存先は,H:ドライブの統計というフォルダで,ファイル名を以下のように変更して保存します。
    1. 学校までの交通費(片道) → Enquete_1.xls
    2. 1日のお昼代 → Enquete_2.xls
    3. 通学時間 → Enquete_3.xls

    エクセルを起動して,ファイルを開いて見ましょう。


  2. 標本から数値解析を行なう

    数値解析の手法の活用
    今回作成した標本ファイルEnquete_1〜3.xlsを基に,1,2学期を通して学んできたエクセルによる数値解析を実践します。

    キーワードは,階級(クラス),階級値(クラス値),度数,標本平均,標準偏差です。

    このページの1.の表2)などを参考に,

    1. 度数分布表
      選択した標本のデータの幅がたかだか20を越えない場合は,階級(クラス)はそのままの数を使いました。その場合,階級値(クラス値)も同じものになりました。

    2. ヒストグラム

    3. 平均  (小数第3位を四捨五入)

    4. (標本)標準偏差  (小数第3位を四捨五入)

    を求めます。次にこのページの2−4を参考にして,

    1. 95%の信頼区間で母集団の平均を推定

    します。すべてが終了したら上書き保存します。


cgi_data.csvのSampleイメージ完成したのEnquete_3.xlsイメージ