Copyright(C) 2004 千葉商科大学付属高等学校
【学年末テスト資料(2004/03/01/mon Up)】 【考査用 暗記問題】
【第1回】 | 【第2回】 作成済みファイルを開く |
【第3回】 前回の復習 |
【第4回】 前回の復習 |
【第5回】 前回の復習 |
【第6回】 前回の復習 |
【第7回】 前回の復習 |
【第8回】 | 【第9回】 |
Excel(エクセル)は、米国のMicrosoft社が開発したアプリケーションソフトです。
これは表計算ソフトと呼ばれ、入力したデータを様々な方法で集計したり、数式を入力して計算できるソフトです。
さらにデータベースとしての利用やデータからグラフを作成したりすることができます。
ソフトウエアが改善され進化されるたびに、その管理番号は変わります。これをバージョンアップといいます。
バージョンアップが進むと、最新のバージョンで作成されたファイルを古いバージョンで開けないことがあります。
(その逆は一般に大丈夫です。これを上位互換といいます)Excel97~2003はおおよそ相互に互換性があるようです。
・Excel97
・Excel2000(Officeのパケージ Office 2000)…1999年7月発売
・Excel2002(OfficeのパッケージOffice XP )…2001年6月発売
・Excel2003(Officeのパケージ Office 2003)…2003年10月発売
提示 実際にExcelで作成した架空の成績ファイルで、次のデモンストレーションを行ないます。
- 自動再計算《即座に変更を更新》
- オートフィル機能《連続データの入力の効率向上》
- 入力規制《入力ミスの軽減》
- データの並べ替え《データの加工》
- グラフの作成《視覚的なデータ分析》
授業を効率よく進めていくために、全員が同じメニュー画面になるように環境を整えます。
- メニュー バーの[ツール] → [ユーザー設定]
- [ユーザー設定]ダイアログ ボックスの[オプション]タブをクリック
- 下の図のように設定
- 次に[ツールバー]タブをクリック
- チェックが、標準、書式設定、ワークシートメニューバーの3つのみか確認
- 設定を確定するために、[閉じる]ボタンをクリック
- 最後に日本語入力バー
を、下図のように右クリックしてタスクトレーに収納します。
次回の準備として、ここをクリックして、作成済みファイルをAliceの自分のドライブ(H:)に
保存しておきます。
Excelを起動して、[ファイル]→[開く]から、前回でダウンロードしておいたファイルを開きます。
下図を参考にします。覚えるようにしましょう。
相川 欣司くんの各科目に点数を入力します。
G1番地セル(国語の右横セル)に、”合計”
H1番地セルに、”平均”
I1番地セルに、”評価”
J1番地セルに、”順位”
A32番地セルに、”平均”
A33番地セルに、”最高点”
A34番地セルに、”最低点”
と入力します。
タイトルを入れるために、新たに1行を挿入します。
行は上に挿入されますので、行番号1の上で右クリック
ショートカットメニューから、[挿入]を選択
(ここで削除を選択すると選択した行が削除されます。)A1番地セルに、”第1学期 成績表”と入力
出席番号の欄を設けるために、新たに1列を挿入します。
列は左に挿入されますので、列番号Aの上で右クリック
ショートカットメニューから、[挿入]を選択
(ここで削除を選択すると選択した列が削除されます。)A2番地セルに、”出席番号”と入力
オートフィル機能使って、出席番号を効率よく入力します。
半角で、A3番地セルに”1”、A4番地セルに”2”とだけ入力
マウスを使って、A3-A4番地セルをドラッグして選択
カーソルの形状が、下図の○で囲まれた形になったら、最後の生徒名までドラッグ(重要)
提示 その他のオートフィルを紹介
例えば、月や曜日なども使えます。
下図のツールバーを使って、セルの書式を変更します。
B1番地セルをアクティブに(クリック)します。
フォントの種類を”MS Pゴシック”
フォントサイズを”16”
文字色を”青”
太字の斜体
相川 欣司くんの合計点(H3番地セル)を求めます。
次の要領で入力します。
- 半角で = を必ず先頭に入力してから式を入力(重要)
- 下のように加算したいセルの番地を + 演算子でつないで完成
=C3+D3+E3+F3+G3- しかし、Excelの組込み関数SUMを利用すると効率は格段にアップ
=SUM(C3:G3)- オートフィル機能を使って、最後の生徒までコピー
【問題1】 オートフィル機能で、どの部分が変更されたかを数式バーで確認
提示 上記の問題解答として、相対参照、絶対参照について解説します。
ここまでの更新を、新しく名前を付けて別のファイルとして保存します。
メニューバーの[ファイル]→[名前を付けて保存]と進む
AliceのH:ドライブを指定して、”エクセル第2回完成”という名前で保存
ここをクリックして、前回の最初の状態のファイルをダウンロードします。
古い同名のファイルへ上書き保存します。
では、前回の内容を実際に復習し完成させましょう。
完成しても保存せずに閉じます。
次に、前回の”エクセル第2回完成”を開きます。
すぐにメニューバーの[ファイル]→[名前を付けて保存]で、”エクセル第3回完成”
というファイル名で新しく保存し直します。
『生徒別』、『科目別』の平均を求めます。
まず、相川 欣司くんの平均点(I3番地セル)を計算します。
5科目の平均点なので、合計(H3番地セル)を5で割れば良いことになります。
【問題2】 I3番地セルに式を入力 ヒント:割り算(÷)は ”/” 演算子 答え→ =H3/5
しかし、これでは科目数が増えたり、未受験科目がある場合には、
そのたびに割る科目数を変えないといけません。前回のSUM関数のように、組込み関数のAVERAGE関数を使えば大丈夫です。次のようになります。
=AVERAGE(C3:G3)【問題3】 C33~I33番地のセルに、科目別の平均を出力
これで平均点は出せましが、有効桁数が統一されていません。必ず小数第1位まで表示されるようにします。
『有効桁数の設定』
書式を変更したいセルを選択し、右クリック(メニューバーの[書式]→[セル]でもOK)
[セルの書式設定]を選択すると、下図のような書式の設定ができます。
[表示形式]のタブをクリックします。
[分類]から[数値] を選択し、小数第1位まで表示するように小数点以下の桁数を”1”にして、[OK]をクリックします。
これで、小数第1位までが表示されるようになりました。
ツールバーの
でも小数点以下の桁数を変更できます。
『セルの配置の設定』
次に文字列の記入されたA2~K2とB33~B35のセルの配置を中央揃えに統一します。
書式設定するA2~K2セルを範囲指定したら右クリックで[セルの書式設定]を出します。
[配置]タブをクリックし下図のように配置を設定します。
今度は書式のコピー機能を利用して、B33~B35のセルの配置を設定します。
コピー元のセルとして、A2セルを選択したら、ツールバーから
をクリックします。
コピー先のB33~B35を選択するだけで、書式がコピーされます。
ツールバーの
でも水平方向の文字揃えはできます。
.『セルの色の設定』
A2~K2セルを範囲指定したら右クリックで[セルの書式設定]を出します。
下図のように薄い緑を選択します。
ツールバーの
の▼をクリックでも設定できます。
『罫線の設定』
A2~K35セルを範囲指定したら右クリックで[セルの書式設定]を出します。
下図のように設定します。
簡単な罫線引きなら、ツールバーの
の▼をクリックでも設定できます。
ここまでの更新を、”エクセル第3回完成”という名前で保存します。
前々回の”エクセル第2回完成”のファイルをダウンロードします。
第3回の内容まで復習し完成させましょう。
完成しても保存せずに閉じます。
次に、前回の”エクセル第3回完成”を開きます。
すぐにメニューバーの[ファイル]→[名前を付けて保存]で、”エクセル第4回完成”
というファイル名で新しく保存し直します。
【幅の変更】
列によっては、幅が狭いために文字列が全て表示されていないものや、必要以上に広いものもあります。
[O列幅の自動調整を行ないます。
調整したい列番号A~Kまでをドラッグ選択します。
メニューバーの[書式]→[列]→[選択範囲に合わせる]を選択します。
※)選択された範囲の中で一番長い列の幅に調整されます。名前が記入されたB列の幅が広過ぎるので、B列だけ選択したらマウスを使って適当な幅に変更します。
※)このように任意に幅を変更することもできます。【高さの変更】
同様に行を選択して同じことをすれば、高さも変更できます。
C34番地セルに英語の最高得点を出力します。
C34番地セルを選択します。
メニューバーの[挿入]→[関数]を選択します。
※)または、数式バー横にあるのアイコンをクリックしても起動します。
下図のような画面が出るので、[関数の分類]で”統計”、[関数名]で”MAX”を選択し、[OK]
次に、下図のような引数(ひきすう)を設定する画面がでるので、赤枠のボタンをクリックします。
実際にシートを選択できる状態になりますので、
最大値を探し出したい範囲をマウスで選択し、下図の赤枠のボタンをクリックします。
再び、前の画面に戻ったら[OK]をクリックしたら終了です。
関数ウィザードはキーワードからも検索できるため、EXCELで用意された組込み関数を手軽に利用できる
ように工夫されています。【問題4】 同様にして、C35番地セルに英語の最低得点を出力
【問題5】 次にオートフィル機能を利用して、残りの全科目の最高得点・最低得点を出力
【問題6】 B36番地セルに”受験者数”と入力し、C36番地セルに関数ウィザードを利用して、英語の受験者数を出力 ヒント:COUNT関数
【問題7】 受験者数のデータ欄の書式を整える
COUNT関数は、指定された範囲のセルに数値データが入力されている場合にカウントアップする関数です。
出席番号1番の生徒が英語を未受験の場合に、その得点欄を空欄にすればよいのですが、
それでは入力忘れとの違いがつきません。そこで例えば、”x”などを入力したりします。
すると、COUNT関数は”x”でも、数値データでないのでカウントしません。
似た関数で、COUNTA関数というのがあります。
【問題8】 関数ウイザードを使って、COUNTA関数の意味を調べながら、C36のセルをCOUNTA関数に変更
ここまでの更新を、”エクセル第4回完成”という名前で保存します。
前々回の”エクセル第3回完成”のファイルを開きます。
第3回の内容まで復習し完成させましょう。
完成しても保存せずに閉じます。
次に、前回の”エクセル第4回完成”を開きます。
すぐにメニューバーの[ファイル]→[名前を付けて保存]で、”エクセル第5回完成”というファイル名で新しく保存し直します。
5段階評価を求めます。
ここでは、次のように評価を決めます。
成 績 5段階評価 0点~39点 1 40点~49点 2 50点~69点 3 70点~79点 4 80点~ 5
例えば、得点が45点であれば上の表のルールから、評価が2になります。
このように条件を与えて、その条件に合う場合と合わない場合で処理を分けることを条件分岐と言います。(プログラマーは制御フローとか言います。)
EXCELには、IF関数というのがあります。構文は、次のようになります。
=IF(論理式, 真の場合の処理, 偽の場合の処理) 簡単な例題です。
Sheet2を開きます。
例題1)
下のような表を作ります。
IF関数を使用して、結果の欄にそれそれ ”好き”、”嫌い” を条件とおりに出力させるには、
B5番地セルに、
=IF( A5 = "りんご", "好き", "嫌い") ↑論理式 ↑真の処理, ↑偽の処理 ※式の中では、文字列を必ず半角の""でくくること。
と入力します。
最後にオートフィル機能でB6、B7セルにコピーします。
例題2)
今度は条件を次のように変えます。
【りんごが好きで、みかんが普通で、バナナは嫌い】
例題1)と比較して考えます。
これを入れ子の原理といいます。実際にB5のセルに次のように入力します。
=IF( A5 = "りんご", "好き", IF(A5 = "みかん","普通","嫌い") ) ↑論理式 ↑真の処理, ↑偽の処理
※)入れ子とは、一つの処理内に、別の処理が組み込まれる重構造をいいます(下を参照)。
【問題9】 さらにIF関数の入れ子を利用して、上記例題2で、”くだもの”の欄が空欄("")のときに、”結果”の欄に”未入力”と文字列が出力されるようにします。
シート見出しをダブルクリックすると、シート名を変更できます。
シート名を ”IF関数の例題” とします。
ここまでの更新を、”エクセル第5回完成”という名前で保存します。
IF関数による条件分岐について学習しました。
その復習として、ここから練習問題をダウンロードします。
ファイル名を、”sample_if.xls”として、Aliceの自分の部屋の”EXCEL”に保存します。
シート別に例題が複数ありますから、すべてに解答します。
解答できたら上書き保存します。
前回の”エクセル第5回完成”を開きます。
すぐにメニューバーの[ファイル]→[名前を付けて保存]で、”エクセル第6回完成”というファイル名で新しく保存し直します。
相川欣司くんの平均点から5段階評定を出しましょう。J3番地セルをアクティブにします。
5段階評定は、次のような評価文を元にIF関数に落とします。
※表6-1 I3セルの値が80点以上?
(真)5を出力
(偽)I3セルの値が70点以上?
(真)4を出力
(偽)I3セルの値が50点以上?
(真)3を出力
(偽)I3セルの値が40以上?
(真)2を出力
(偽)1を出力では、実際に上記をIF関数として数式化しますが、IF関数の論理文で何々以上というような評価式を記入しなれければいけません。このような演算子を比較演算子と呼びます。
代表的な比較演算子を以下にあげます。
比較演算子 内容 (使用例) = (等号) 左辺と右辺が等しい (A1=B1) > (~より大きい) 左辺が右辺よりも大きい (A1>B1) < (~より小さい) 左辺が右辺よりも小さい (A1<B1) >= (~以上) 左辺が右辺以上である (A1>=B1) <= (~以下) 左辺が右辺以下である (A1<=B1) <> (不等号) 左辺と右辺が等しくない (A1<>B1) たとえば、相川くんの平均点 『I3の値が80点以上?』の論理文は、I3>=80 と記述します。
【問題10】 J3のセルをアクティブにしたら、数式バーに数式を入力して完成させなさい。
オートフィル機能で全生徒の平均点をコピーします。
ここまでの更新を、”エクセル第6回完成”という名前で保存します。
前々回の”エクセル第5回完成”のファイルを開きます。
第6回の内容まで復習し完成させましょう。
完成しても保存せずに閉じます。
次に、前回の”エクセル第6回完成”を開きます。
すぐにメニューバーの[ファイル]→[名前を付けて保存]で、”エクセル第7回完成”というファイル名で新しく保存し直します。
得点入力部分(C3:G32)に入力規制を掛けて、入力の際のケアレスミスを防ぐようにします。
C3:G32セルをドラッグして選択します。
メニューバーから[データ] → [入力規制] と選択します。次のような画面がでます。
- 設定タブでは、
- 入力時メッセージタブでは、
- エラーメッセージタブでは、
- 日本語入力タブでは、
以上のように入力規制を掛けましょう。
相川くんの順位を決定します。K3番地セルをアクティブにします。
指定された値を元に順位付けをする関数の名前を検索して捜しましょう。
数式バー横にある
をクリックして、”順位”をキーワードに検索します。
検索結果から、その説明をよく読み( RANK )という関数を使うことにします。[OK]をクリック。
次の画面を参考に、必要な内容を入力します。
- 数値には、総合得点のセルを指定します。H3です。
- 範囲には、全員の総合得点のセル範囲を指定します。H3:H32です。
- 順位には、高得点順に順位をつけるように指定します。( 0 )です。
これで、相川くんのクラスでの総合順位がわかりました。
ここからが重要!! 残りの生徒の順位も決定します。いつもでしたらオートフィル機能を活用していました。
しかし、今回はこのままオートフィル機能をかけると重大なエラーが発生します。
原因は、引数の範囲が相対参照になっているからです。
オートフィル機能は、相対参照を利用するため範囲が一つずつズレてしまいました。
そこで、範囲についてはオートフィル機能でもズレることのない絶対参照に変更します。
実は、Excelでは範囲を指定するときに、
- そのまま裸で指定した場合は相対参照
usage:
オートフィル機能で可変 H3:H32
- ドル($)記号を頭につけると絶対参照
usage:
列だけ絶対参照の場合 $H3:$H32行だけ絶対参照の場合 H$3:H$32
行列の両方を絶対参照 $H$3:$H$32
というルールがあります。
これでオートフィル機能でコピーしても大丈夫です。
【問題11】 ここから相対参照、絶対参照の問題をダウンロードして挑戦しましょう。
ここまでの更新を、”エクセル第7回完成”という名前で保存します。
前々回の”エクセル第6回完成”のファイルを開きます。
第7回の内容まで復習し完成させましょう。
完成しても保存せずに閉じます。
第7回までで、成績表は一通り完成しました。
この成績結果をグラフに表すことで視覚的に比較ができる資料を作ります。
Excelにはグラフウィザードという機能が搭載されていて、簡易に各種のグラフを作成することができます。
扱うデータによっては、効果的なグラフとそうでないグラフとがあります。
例えば、下のような性能分析のデータを扱う場合には棒グラフよりも、レーダーチャートと呼ばれるグラフの方が適します。
提示 先生の方で、代表的なグラフをいくつか紹介します。
どのようなデータが、どのようなグラフに適するかなどを確認しましょう。では、実際にグラフの作成を実習しましょう。
ここからサンプルをダウンロードします。
本授業では特に棒グラフの作成を実習します。
まずグラフ化したいシートの範囲(A3~D8)をマウスでドラッグして選択します。
メニューバーの[挿入]→[グラフ]を選択します。または、ツールバーの
をクリックします。
ウィザード形式のウインドウが起動しますので、以下の設定をしていきます。
- [グラフの種類]は”縦棒”、[形式]は”集合縦棒”
- [データ範囲]はすでに指定済み。[系列]は”列”(重要 ”行”にしたらどうなるか?)
- [グラフ タイトル]は”本支店売上高”、[X/項目軸]は”商品名”、[Y/数値軸]は”売上高”
- グラフを新しいシートとして生成するか、既存のシート上にオブジェクトとして挿入するかを選択
できるので、ここでは”オブジェクト”を選択。
- [完了]ボタンをクリック
このように簡易に作成できます。
【問題12】 その他のグラフについても、ダウンロードしたシートを参考にして作成しよう。
これまでの更新を上書き保存したら終了です。
前々回の”エクセル第7回完成”のファイルを開きます。
相川くんの成績データを元にして、前回の縦棒グラフを作ってみます。
- グラフ化したいシートの範囲はB2~G3になります。(合計は含みません)
- [グラフの種類]は”縦棒”、[形式]は”集合縦棒”
- [系列]は”行”
- [グラフ タイトル]は”相川欣司くんの成績”、[X/項目軸]は”科目名”、[Y/数値軸]は”得点”
- [凡例]は”なし”
- 今回は、グラフをシートとして生成してみましょう。シート名は”個人成績グラフ”
完成したら[ファイル]→[名前を付けて保存]で”エクセル第8回完成”というファイル名で新しく保存し直します。
次に引き続き”エクセル第9回完成”というファイル名で新しく保存し直します。
ここからは”エクセル第9回完成”というファイルを編集していくことになります。改めて確認してください。
Sheet1を印刷します。
まずツールバーの
① [印刷プレビュー]で印刷状態を画面で確認します。(重要)
まだ、[印刷ボタン]をクリックしてはいけません!!
(※本学園は、ISO14001を取得しました 資源の無駄遣いにつながらない心がけが大切になります)現在、国内では公的な文書を発行する際、用紙サイズの標準規格をA4版と定めています。
学校のパソコンは、初期設定でA4版になっています。
印刷プレビューで確認した限りでは、A4版に収まっていますが、時には大きすぎて収まらないこともあります。
そんなときは、ページ設定を変えなければいけません。実際に設定してみましょう。
メニューバーの[ファイル]→[ページ設定]を開きます。
- [ページ] 印刷の向き、拡大縮小、用紙サイズを設定します。
赤枠の※は、特に指定した用紙に印刷を収めたいときに有効
- [余白] いわゆる余白を設定する。
- [ヘッダー/フッター] ヘッダーとフッターを設定する。(印刷の日付やページ番号など)
- [シート] 印刷したいシートの範囲を設定。(下図を参照)
赤丸の部分をクリックして、印刷したいセルの範囲を指定します。実際にクリックして、範囲を指定します。
次に、印刷ボタンをクリックします。
- ① でプリンター名を確認します。
第1コンピュータ室はCanon-LBP430LIPS4に、
第2コンピュータ室は前から3列まではbbprinter01に、4列からはbbprinter02にセットします。
- ② で印刷対象を決めます。初期設定では、[選択したシート]になっています。初期設定のままでいいです。
- ③ では印刷の部数を設定できます。同じ内容を複数枚印刷する際に使います。今回は1枚でいいです。
- 最後にもう一度印刷プレビューで確認したら、[OK]ボタンをクリックして印刷します。
【問題13】 ヘッダーに日付を、フッターにファイル名を入れてみよう。
【問題14】 ペーパーテスト対策用に ここから ダウンロードしたファイルを行と列を表示して印刷し、式を書き込んでみよう。
以上で、はじめてのExcelは終了です。来年はもっとパワーアップした内容で頑張りましょう。 |
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