単 位 数 | 2 単 位 | |
学科・学年・組 | 普通科・2年・F組 |
学習の目標 | ・文法・表現の知識を活用し,英語の実力を養成する。 ・多様かつ発展的な問題演習や発話表現活動を通して主体的に英語を用いる。 |
育成する資質能力 | 「向上心」・「思考力」・「判断力」・「表現力」 |
学校ルーブリック項目 | 「向上心」「自律」「自己肯定感」「友愛」「創造性」「社会貢献」 |
評価の 観点 |
知識・技能 | 思考・判断・表現 | 主体的に学習に 取り組む態度 |
評価の 内容 |
既習の文法事項を正しく理解するとと もに様々な形式で活用できているか。 |
既習事項を総合的に活用し,思考・判断 を必要とする問題演習に取り組んだり, より発展的に「書く」「話す」の形で表 現活動ができているか。 |
・予習→授業→復習にしっかり取り組ん でいるか。 ・課題として出した演習問題にしっかり 取り組んでいるか。 |
評価 方法 |
定期考査100% |
定期考査100% |
・課題提出など ・授業参加姿勢 |
配分 | 約40% |
約50% |
約10% |
学期 | 学 習 内 容 | 学 習 の ね ら い | 備考(特記事項, 他教科との関連など) |
第 1 学 期 |
Lesson 1 What is your future goal? Lesson 2 What school events do you have? Lesson 3 Who is the best athlete? Lesson 4 Is social media safe? Lesson 5 How does overusing energy affect us? |
Lesson1 <話題> 将来の目標:子供の理想の仕 事について書かれた文章を読んで,適切 な主語の使い方を理解します。 <言語> 適切な主語を用いる:主語の 選択や主語になる名詞句,形式主語の概 念を理解し,適切な文を組み立てます。 <表現> 目標と達成[書くこと]:自分 の目標と達成のために必要なことについ て,文と文のつながりを意識して書いて 伝えます。 <論理> 文と文をつなぐ:先行する文 の内容を代名詞の置き換えやthisで受け たり,つなぎの言葉を用いたりすること で,文と文の論理関係を適切に使用しま す。 Lesson2 <話題> 学校生活:学校で新しい友達 を作る方法について書かれた文書を読ん で,適切な動詞の使い分けについて理解 します。 <言語> 適切な動詞を用いる:自動詞 と他動詞を使い分けたり,群動詞を適切 に用いたりして文を組み立てます。 <表現> 好きな学校行事[書くこ と]:自分の高校の行事について紹介す る文章を,パラグラフの構成に意識して 詳しく書いて伝えます。 <論理> パラグラフ(パラグラフの基 本構成/列挙・順序):パラグラフの基 本構成を学び,列挙・順序のパターンを 用いた論理的な構成やつなぎの言葉を適 切に用いて,書いて伝えます。 Lesson3 <話題> スポーツ:スポーツの歴史に ついて書かれた文章を読んで,時を表す 表現の概念を理解します。 <言語> 時を表す:現在・過去・未来 を表すために,適切な動詞の形や文の構 造を用います。 <表現> 好きなアスリートと業績[書く こと]:自分の好きなアスリートと業績 について,パラグラフの構成に意識して 詳しく書いて伝えます。 <論理> パラグラフ(例示・追加): 例示・追加のパターンを用いた論理的な パラグラフの構成やつなぎの言葉を適切 に用いて,書いて伝えます。 Lesson4 <話題> 情報時代:ソーシャルメディ アの使用で気を付けるべき点について書 かれた文章を読んで,様々な助動詞の概 念と文の構造を理解します。 <言語> 義務・必要・推量を表す:義 務・必要・推量を表すために,助動詞を 用いた適切な文の形や構造を理解し,文 を組み立てます。 <表現> ソーシャルメディアの利点と 欠点[書くこと]:ソーシャルメディアの 利点と欠点の比較について,パラグラフ の構成に意識して,自分の意見や主張を 書いて伝えます。 <論理> パラグラフ(比較・対照): 比較・対照のパターンを用いた論理的な パラグラフの構成やつなぎの言葉を適切 に用いて,書いて伝えます。 Lesson5 <話題> 環境問題:エネルギーの使い 過ぎについて書かれた文章を読んで,名 詞を修飾して情報を追加する様々な文の 構造を理解します。 <言語> 情報を加える (1):形容詞・ 分詞・前置詞句や不定詞による名詞の修 飾を用いた適切な文の形や構造を理解 し,文を組み立てます。 <表現> エネルギーの使い過ぎによっ て引き起こされる問題[書くこと]:エネ ルギーの使い過ぎによって引き起こされ る問題について,パラグラフの構成に意 識して,自分の意見や主張を書いて伝え ます。 <論理> パラグラフ(原因・理由・結 果):原因・理由・結果について述べる 論理的なパラグラフの構成やつなぎの言 葉を適切に用いて,書いて伝えます。 |
中間考査 期末考査 小テストは適宜実施 |
第 2 学 期 |
Lesson 6 What are some culture differences? Lesson 7 Do all Japanese people need to speak English? Lesson 8 Is Japan open enough? Lesson 9 What if you were rich? Lesson 10 How might AI affect our lives? |
Lesson6 <話題> 文化:異文化理解の重要性に ついて書かれた文章を読んで,関係詞に よって情報が追加された文の構造を理解 します。 <言語> 情報を加える (2):関係代名 詞や関係副詞を用いた文の構造を理解 し,文を組み立てます。 <表現> 訪れたい国と文化[書くこ と]:訪れたい国とその国の文化につい て,自身の主張や理由の根拠を示して, 詳しく書いて伝えます。 <論理> 主張や理由の根拠を示す:主 張や理由の根拠となる情報を示し,資料 や他者の言葉の引用や出典を表す表現を 適切に用いて,書いて伝えます。 Lesson7 <話題> 言語教育:第二か国語や外国 語としての英語について書かれた文章を 読んで,語句や文を修飾して情報を追加 する様々な文の構造を理解します。 <言語> 情報を加える(1):形容詞・分 詞・前置詞句や不定詞による名詞の修飾 を用いた適切な文の形や構造を理解し, 文を組み立てます。 <表現> 第二公用語としての英語[書く こと]:日本の第二公用語としての英語 の導入の賛否に関する記事を読んで,文 章全体の概要と構成を理解し,まとめま す。 <論理> リーディングの要約:精読と 多読の2つの読解方法について書かれた 記事を読んで,文章全体の構成と要点・ 要約をまとめる手順を理解します。 Lesson8 <話題> 社会:日本の社会の問題点に ついて書かれた文章を読んで,直接話法 と間接話法を用いて表した文の構造を理 解します。 <言語> 情報を伝える:相手に情報を 伝えるために,直接話法,間接話法,ま た様々な伝達表現を用いて適切な文の形 や構造を組み立てます。 <表現> 日本の社会[話すこと(やり取 り)]:職場の観点から考えた日本の社 会に関するプレゼンテーションを聞い て,全体の概要と構成を理解し,まとめ ます。また,日本の社会をより公平で寛 容にする方法について,ペアやグループ で議論します。 <論理> リスニングの要約:日本の教 育制度の目標について話されるプレゼン テーションを聞いて,文章全体の構成と 要点・要約をまとめる手順を理解しま す。 Lesson9 <話題> 願望:もし億万長者になった ら,何をするかについて書かれた文章を 読んで,仮定の概念と文の構造を理解し ます。 <言語> 条件と仮定を表す:条件や仮 定を用いた適切な文の形や構造を理解 し,文を組み立てます。 <表現> 想像上の状況[書くこと]:宝 くじが当たり,大金を手にしたらという 仮定の状況を想定し,自分の考えや主張 をまとめたり,クラスメートと話して 伝え合ったりして,スピーチの原稿を作 成します。 <論理> スピーチ[話すこと(発 表)]:スピーチの構成や伝え方を意識 して,自分の考えや主張を話して伝えま す。 Lesson10 <話題> 科学技術:AIと共存する方法 について書かれた文章を読んで,数量を 表す表現の概念と文の構造を理解しま す。 <言語> 数量を表す:可算名詞と不可 算名詞の使い分けや数量を表す表現,割 合・数量の変化を表す表現や文の構造を 理解し,文を組み立てます。 <表現> AIと共に働くこと[書くこ と]:AIと共に働くときに重要な事につ いて,自分の考えやその根拠を示す情報 を調べるなどして,クラスに話して伝え るために,プレゼンテーションの原稿を 作成します。 <論理> プレゼンテーション[話すこと (発表)]:プレゼンテーションの構成 や伝え方を意識して,資料やデータなど の資料を提示しながら,自分の考えや主 張を話して伝えます。 |
中間考査 期末考査 小テストは適宜実施 |
第 3 学 期 |
Lesson 11 What is a healthy life? Lesson 12 What is important when we sell chocolate? |
Lesson11 <話題> 健康:健康とストレスについ て書かれた文章を読んで,比較を表す表 現を用いた文の構造を理解します。 <言語> 比較を表す:原級比較,比較 級,最上級を表す表現や文の構造を理解 し,文を組み立てます。 <表現> 睡眠時間の賛否[書くこと]: 「7時間以上の睡眠を取るべきか」とい う議題について,賛否の意見を考え,詳 しく書いてまとめます。 <論理> ディベート[話すこと(やり取 り)]:ディベートのルールや手順,構 成を理解して,チームと協力しながら, 自分の役割に応じて,主張を話して伝え 合います。 Lesson12 <話題> ビジネス:商品の販売につい て書かれた文章を読んで,否定を表す表 現を用いた文の構造を理解します。 <言語> 否定を表す:否定を含む語や 部分否定,準否定などの否定を表す表現 や文の構造を理解し,文を組み立てま す。 <表現> チョコレートを販売する上で 重要なこと[書くこと]:チョコレートを 販売する上で重要なことについて,自分 の意見や主張を考え,根拠となる資料を 示しながら,グループで話して伝え合い ます。 <論理> ディスカッション[話すこと (やり取り)]:ディスカッションのテ ーマについて,自分の考えや主張を述べ たり,グループのメンバーの意見をまと めたりして,お互いに建設的な意見を話 して伝え合います。 |
学年末考査 小テストは適宜実施 |
使用教科書 | 啓林館『Vision Quest English Logic and Expression Ⅱ Ace』 |
副教材 | ・河合出版『accelerate 英文法・語法 book2 基礎編1改訂版』 ・河合出版『accelerate 英文法・語法 book3 基礎編2改訂版』 ・いいずな書店『Evergreen』 ・桐原書店『Next Stage』 ・桐原書店『Power Frame 850』 ・リクルート『スタディサプリ』 |
確かな学力を身に付 けるためのアドバイス |
・1年次同様予習・授業・復習のサイクルをしっかり確立させましょう。3つのステップ を1つ1つ確実に踏むことが定着のカギになります。 ・反復練習を根気強く何度も行いましょう。英語という言語の習得には「読む」「書く」 「聞く」「話す」といろいろな形で触れることが不可欠です。 ・文法事項を正確に理解したうえで,さまざまな問題形式で学んだことを表現できるよう に心がけてください。 ・演習量に勝るものはありません。類似問題などにも積極的にチャレンジしましょう。 |
授業を受けるに当た って守ってほしい事項 |
・予習をした状態で授業を受けて下さい。ただ機械的に座って授業を「聞く」のではな く,予習をして疑問に思ったところや分からないところ,関心を持ったことを「聴く」姿 勢で授業に臨んでください。もちろん積極的な質問は大歓迎です。 ・辞書を必ず持参して下さい。できれば紙の辞書がベターです。また,授業で必ず使う教 材も毎回忘れずに準備をしてきましょう。 ・私語・居眠り・周囲の人に迷惑をかけることは当然認められません。授業は生徒だけの ものでも教員だけのものでもありませんから,お互いに学びのある授業にしましょう。 ・文法を学ぶ上で,「なぜそうなるのか?」を徹底的に解明し,丸暗記から脱却しましょ う。 ・授業中の質問に対して,積極的に挙手をして発言をしましょう。 |
その他のアドバイス | ・取り組み方次第で英語の力は変わってきます。失敗してもいいので英語を使っていきまし ょう。 ・失敗も間違いもたくさんして下さい。そこから学んで次に進んで成長していきましょ う。 ・この1年間もまだまだ基礎作りの段階です。基礎を「退屈」と思う人がいるかもしれませ んが,基礎をおろそかにしていては応用問題はできません。今の自分の頑張りが未来の自分 を形作ることを意識し,授業に取り組みましょう。 ・英文法の理解は長文を読むときや英作文を書く時の支えとなります。使いこなせるレベル で習得することがこの授業のゴールです。「生涯使える道具」として身につけることを目標 に頑張りましょう。 |