私立 千葉商科大学付属高等学校  シラバス

英語科 「英語コミュニケーションⅡ(2年普通科特進選抜コース)」  単 位 数 4 単 位
学科・学年・組
 普通科・2年・F組

1 学習の目標,評価の観点,内容及び評価方法

学習の目標
英語コミュニケーションⅠで身につけた語彙力・文構造を把握する力・読解スキ
ルを活用し,「読む」「聞く」「書く」「話す」力を向上させる。

育成する資質能力
「向上心」・「思考力」・「判断力」・「表現力」
学校ルーブリック項目
「向上心」「自律」「自己肯定感」「友愛」「創造性」「社会貢献」
「思考力」「判断力」「表現力」「人間関係力」

評価の
観点
知識・技能 思考・判断・表現 主体的に学習に
取り組む態度
評価の
内容
「読む」「聞く」の形で語彙・文法の
知識が活用できているか。
習得した語彙・文法・背景知識を用いて
より発展的に自分の考えをまとめたり表
現できているか。
・授業に能動的に取り組んでいるか。
・出された課題にしっかりと取り組ん
でいるか。
評価
方法
・定期考査約90%
・全校一斉英単語テスト約10%
・定期考査約70%
・授業時課題約30%
・課題提出など
・授業参加姿勢
配分
約40%
約50%
約10%

2 学習計画・使用教材

学期 学 習 内 容 学 習 の ね ら い 備考(特記事項,
他教科との関連など)



Lesson 1
Cultures around the World




















Lesson 2
Power of Words




















Lesson 3
Preconception
Lesson1
〈聞くこと〉
・異なる文化を持つ人同士の会話を聞い
て,概要や詳細を聞き取ります。
〈読むこと〉
・The Culture Mapを読んで概要や詳細
を理解し,情報を事実と意見に整理しま
す。
・形式目的語のit,対応する能動態を持
たない受動態を用いた文の構造を理解し
ます。
〈話すこと[発表]〉
・文化の違いについての説明文を読み,
その内容についてリテリングを行いま
す。
〈話すこと[やり取り]〉
・日本の習慣について質問したり,答え
たりします。
〈書くこと〉
・日本への海外留学生との異文化交流に
ついて書きます。


Lesson2
〈聞くこと〉
・将来なりたい職業などについての会話
を聞いて,概要や詳細を聞き取ります。
〈読むこと〉
・Stay Hungry, Stay Foolishを読んで
概要や詳細を理解し,行間を読みます。
・複合関係代名詞,be動詞+to不定詞を
用いた文の構造を理解します。
〈話すこと[発表]〉
・生き方についてのスピーチを読み,そ
の内容についてリテリングを行います。
〈話すこと[やり取り]〉
・困っている友人を,英語のことわざな
どを使って励まします。
〈書くこと〉
・スピーチを読んで,これまでに心に残
ったことば・励みになったことばについ
て書きます。


Lesson3
〈聞くこと〉
・思い込みについての会話を聞いて,概
要や詳細を聞き取ります。
〈読むこと〉
・How Did Pink Become a “Girl’s 
Color” in America?を読んで概要や詳
細を理解し,情報を事実と意見に整理し
ます。
・付帯状況のwith,the+比較級~, the
+比較級…を用いた文の構造を理解しま
す。
〈話すこと[発表]〉
・ジェンダーについての説明文を読み,
その内容についてリテリングを行いま
す。
〈話すこと[やり取り]〉
・ジェンダーに対する先入観について話
し合います。
〈書くこと〉
・文化祭に関するルールについて書きま
す。
中間考査
期末考査
全校一斉英単語テスト
ネイティブ教員との授業あり



Lesson 4
The Century of War






















Lesson 5
How Our Minds Work























Lesson 6
IT and Life
Lesson4
〈聞くこと〉
・戦時中の曽祖父についての会話を聞い
て,概要や詳細を聞き取ります。
〈読むこと〉
・Life in a Jarを読んで概要や詳細を
理解し,行間を読みます。
・さまざまな分詞構文,完了形の分詞構
文を用いた文の構造を理解します。
〈話すこと[発表]〉
・戦争中の出来事についての物語文を読
み,その内容についてリテリングを行い
ます。
・世界の紛争と子どもたちについて発表
します。
〈話すこと[やり取り]〉
・世界の紛争について,グラフや図表を
読み取りながら質問したり,答えたりし
ます。
〈書くこと〉
・物語文を読んで,それをもとに演劇の
台本を書きます。


Lesson5
〈聞くこと〉
・私たちの心理がどのように働くのかに
ついての会話を聞いて,概要や詳細を聞
き取ります。
〈読むこと〉
・Predictably Irrationalを読んで概要
や詳細を理解し,情報を事実と意見に整
理します。
・itを用いた強調構文,助動詞+have+
過去分詞を用いた文の構造を理解しま
す。
〈話すこと[発表]〉
・人間の心理と行動についての説明文を
読み,その内容についてリテリングを行
います。
・心理学的事象について,例を示しなが
ら説明します。
〈話すこと[やり取り]〉
・経験のある心理学的事象について伝え
合います。
〈書くこと〉
・説明文を読んで,それをもとに自分の
考えを書きます。


Lesson6
〈聞くこと〉
・バス停や空港での会話やアナウンスを
聞いて,必要な情報や概要を聞き取りま
す。
〈読むこと〉
・A Long Way Homeを読んで概要や詳細
を理解し,行間を読みます。
・倒置,関係副詞の非限定用法を用いた
文の構造を理解します。
〈話すこと[発表]〉
・ITの発展が1人の青年の人生にもたら
した影響についての物語文を読み,その
内容についてリテリングを行います。
〈話すこと[やり取り]〉
・将来就きたい職業について伝え合いま
す。
〈書くこと〉
・オンライン授業の是非について,自分
の考えを書きます。
中間考査
期末考査
全校一斉英単語テスト
ネイティブ教員との授業あり



Lesson 7
Advances in Medical Technology






















Lesson 8
A Tiny Step, a Big Impact
Lesson7
〈聞くこと〉
・体調不良の際の,病院や医師との会話
を聞いて,必要な情報を聞き取ります。
〈読むこと〉
・Putting iPS Cells into Practiceを
読んで概要や詳細を理解し,情報を事実
と意見に整理します。
・that節をとる名詞,未来進行形を用い
た文の構造を理解します。
〈話すこと[発表]〉
・医療技術の進歩と発展についての説明
文を読み,その内容についてリテリング
を行います。
〈話すこと[やり取り]〉
・病気の症状やその対処法について話し
合います。
〈書くこと〉
・満たされた人生のためにすべきこと,
必要なことについて,自分の考えを書き
ます。



Lesson8
〈聞くこと〉
・オンライン上での友人との会話を聞い
て,出来事の順番を理解します。
〈読むこと〉
・How We Got to Now with Glassを読ん
で概要や詳細を理解し,情報を事実と意
見に整理します。
・whatを用いた強調,複合関係副詞を用
いた文の構造を理解します。
〈話すこと[発表]〉
・技術革新のつながりについての説明文
を読み,その内容についてリテリングを
行います。
〈話すこと[やり取り]〉
・携帯電話の機能や問題点について説明
したり,答えたりします。
〈書くこと〉
・自分を変えた経験について書きます。

学年末考査
全校一斉英単語テスト
ネイティブ教員との授業あり

使用教科書
啓林館『ELEMENT English Communication Ⅱ』
副教材
・啓林館『ELEMENT English CommunicationⅡワークブック(アドバンスト)
+CD』
・駿台文庫『システム英単語For Starters』
・駿台文庫『システム英単語+CD』
・いいずな書店『Evergreen』
・リクルート『スタディサプリENGLISH』

3 担当者からのメッセージ

確かな学力を身に付
けるためのアドバイス
・1年次同様予習・授業・復習のサイクルをしっかり確立させましょう。3つのステップ
を1つ1つ確実に踏むことが定着のカギになります。
・反復練習を根気強く何度も行いましょう。英語という言語の習得には「読む」「書く」
「聞く」「話す」といろいろな形で触れることが不可欠です。
・教科書を使った勉強だけにとらわれず,様々なことに興味・関心を持ち,日頃から広く
アンテナを張って下さい。「知りたい」「理解したい」「できるようになりたい」という
気持ちを大切にしてほしいと思います。
授業を受けるに当た
って守ってほしい事項
・予習をした状態で授業を受けて下さい。ただ機械的に座って授業を「聞く」のではな
く,予習をして疑問に思ったところや分からないところ,関心を持ったことを「聴く」姿
勢で授業に臨んでください。もちろん積極的な質問は大歓迎です。
・辞書を必ず持参して下さい。できれば紙の辞書がベターです。また,授業で必ず使う教
材も毎回忘れずに準備をしてきましょう。
・私語・居眠り・周囲の人に迷惑をかけることは当然認められません。授業は生徒だけの
ものでも教員だけのものでもありませんから,お互いに学びのある授業にしましょう。
その他のアドバイス
「英語を学ぶ」ことだけに重きを置くのではなく,「英語から学ぶ」ことも増やしてくだ
さい。もちろんそこでは英語以外の教科(理科や社会)の知識が必要になる場合があります。
教科を横断したダイナミックな学習ができるのが英語の「楽しさ」の1つです。1年間の授業
を通してその「楽しさ」を存分に味わってほしいと思っています。教科書にある単語や文法,
文型をただ追いかけるのではなく,内容に触れ,社会問題について考えたりと,一歩踏み込ん
だ学習をしていきます。