私立 千葉商科大学付属高等学校  シラバス

英語科 「総進総合英語(2年普通科総合進学コース)」  単 位 数 3 単 位
学科・学年・組
普通科・2年・A~E組(選択制)

1 学習の目標,評価の観点,内容及び評価方法

学習の目標
5つの領域別の言語活動及び複数の領域を結び付けた統合的な言語活動を通し
て,英語によるコミュニケーションを図る資質・能力を発展させるとともに,
聞いたり読んだりしたことの概要や要点を目的に応じて捉えたり,多様な語句
や文を用いて,情報を考え,気持ちなどを論理的に注意して話したり書いたり
して伝える又は伝え合うことなどができるようになることを目標とする。

育成する資質能力
「思考力」「判断力」「表現力」「人間関係力」
学校ルーブリック項目
「向上心」「自律」「自己肯定感」「友愛」「創造性」「社会貢献」
「思考力」「判断力」「表現力」「人間関係力」

評価の
観点
知識・技能 思考・判断・表現 主体的に学習に
取り組む態度
評価の
内容
既習内容を言語活動を通して繰り返し
活用することにより,それらを自在に
活用できるような段階まで確実に定着
するとともに,さらに学習内容を深め
ることができるか。
日常的な話題や社会的な話題につい
て,書いたり読んだりして得られた
情報や考えなどを活用しながら,要
点や意図などを的確にして,情報や
自分の考えを話したり書いたりして
伝えることができるか。
英語の背景にある文化に対する理解を
深め,聞き手,読み手,話し手,書き
手に配慮しながら,主体的,自律的に
英語を用いてコミュニケーションをと
ろうとしているか。
評価
方法
定期考査 100%
定期考査 約80%
授業内評価 約20%
課題提出など 約80%
行動観察 約20%
配分
約80%
約10%
約10%

2 学習計画・使用教材

学期 学 習 内 容 学 習 の ね ら い 備考(特記事項,
他教科との関連など)



1年次の復習


Lesson 5
How does overusing energy affect us?





Lesson 6
What are some differences?




Build Up 3

Lesson 7
Do all Japanese people need to speak 
English?
・既習内容を深めるとともに,それら
を活用して概要や要点をとらえたり,
自分の考えを表現することが目標です。
Lesson 5
・深刻な環境問題について,理由や因
果関係を示すパラグラフを書くことが
目標です。
・文法事項は,分詞を中心に情報を加
える表現について学びます。
Lesson 6
・海外旅行者の傾向について,自分の
主張や理由の根拠を示す引用を用い
て,パラグラフを書くことが目標で
す。
・文法事項は,関係代名詞と関係副詞
について学びます。
Build Up 3
・英語の情報構造について学びます。
Lesson 7
・公用語について書かれた記事の構成
や要点を理解し,要約をパラグラフに
まとめることが目標です。
・文法事項は,分詞構文を中心に,情
報を加える表現について学びます。
中間考査
期末考査



Lesson 8
Is Japan open enough?





Build Up 4

Lesson 9
What if you were rich?




Lesson 10
How might AI affect our lives?





Build Up 5
Lesson 8
・日本の教育制度に関する発表を聞
き,要点を理解し,要約をパラグラフ
にまとめることが目標です。
・文法事項は,直接話法と間接話法を
中心に,情報を伝える表現について学
びます。
Build Up 4
・前置詞について学びます。
Lesson 9
・自分の願望について,詳細な説明や
理由を付け加えてスピーチすることが
目標です。
・文法事項は,仮定法について学びま
す。
Lesson 10
・AIと共に生きるのに何が重要かにつ
いて,資料やデータを示して発表する
ことが目標です。
・文法事項は,数量を表す様々な表現
について学びます。
Build Up 5
・丁寧な表現について学びます。
中間考査
期末考査



Lesson 11
What is a healthy life?





Lesson 12
What is important when we sell 
chocolate?
Lesson 11
・「10代の若者は8~9時間の睡眠をと
るべきか」という議題のディベートに
おいて,自分の立場から主張や根拠と
なる考えを述べることが目標です。
・文法事項は,比較について学びます。
Lesson 12
・チョコレートの売り上げを伸ばすの
に重要なことについて,グループで共
に意見や考えを出し合い,ディスカッ
ションすることが目標です。
・文法事項は,否定する表現について
学びます。
Build Up 6
・コミュニケーションのためにストラ
テジーについて学びます。
学年末考査

使用教科書
啓林館『Vision Quest English Logic and Expression Ⅱ Hope』
副教材
啓林館『Vision Quest 論理・表現Ⅱ Hope ワークブック』

3 担当者からのメッセージ

確かな学力を身に付
けるためのアドバイス
言語を学ぶには,読む,書く,聞く,話す力を総合的に身につけることが必要です。得意
と苦手を自分で理解し,バランスよくそれぞれの能力を伸ばしていくことが大切です。
授業以外の時間も使って,苦手を克服するようにしましょう。また,英検などの外部試験
を受験することは,自分の実力を試したり,得意と苦手を意識するためにも役立ちます。
目標をもつことにもつながるので,積極的に受験することをおすすめします。
そして,誰かが動くをの待つのではなく,自分から積極的に動くことは学力向上に大いに
つながります。わからないことや疑問は,積極的に調べたり聞いたりして,能動的に学習
する姿勢が高校の勉強では必須となります。受け身の勉強は止め,自分から学ぶ姿勢にな
れば成績も上がるでしょう。
授業を受けるに当た
って守ってほしい事項
英語はコミュニケーションの1つです。コミュニケーションには相手がいます。何かを伝
えるときには相手に伝わりやすいように,文字を丁寧に書いたり大きな声ではっきり話す
ようにしたり意識してください。最後に,失敗は成功のもとです。失敗を恐れずに,どん
どん挑戦をしていきましょう。
その他のアドバイス
より発展的な内容や活動を含むため,学ぶことに対してのより積極的な姿勢を求めます。
尚,シラバス通りに授業を進めるとは限りません。授業担当者の個性や教室に集まる生徒の
皆さんの状態により,授業は七変化します。ただ,目的は一つ。皆さんの学力が上がること
です。この授業を通して,今の皆さんにとって「本当に必要な力」を身に付けましょう!