単 位 数 | 3 単 位 | |
学科・学年・組 | 普通科・2年・F組 |
学習の目標 | 数列,統計的な推測について理解させ,基礎的な知識の習得と技能の習熟を図り, 数学と社会生活の関わりについて認識を深め,事象を数学的に考察する能力を培 い,数学のよさを認識できるようにするとともに,それらを活用する態度を育て る。 |
育成する資質能力 | 「思考力」「判断力」「表現力」 |
学校ルーブリック項目 | 「向上心」「自律」「自己肯定感」「友愛」「創造性」「社会貢献」 |
評価の 観点 |
知識・技能 | 思考・判断・表現 | 主体的に学習に 取り組む態度 |
評価の 内容 |
数列,統計的な推測についての基本的 な概念や原理・法則を体系的に理解す るとともに,数学と社会生活との関わ りについて認識を深め,事象を数学化 したり,数学的に解釈したり,数学的 に表現・処理したりする技能を身に付 けているか。 |
離散的な変化の規則性に着目し,事象 を数学的に表現し考察する力,確率分 布や標本分布の性質に着目し,母集団 の傾向を推測し判断したり,標本調査 の方法や結果を批判的に考察したりす る力,日常の事象や社会の事象を数学 化し,問題を解決したり,解決の過程 や結果を振り返って考察したりする力 を養えているか。 |
数学のよさを認識し数学を活用しようと する態度,粘り強く柔軟に考え数学的論 拠に基づいて判断しようとする態度,問 題解決の過程を振り返って考察を深めた り,評価・改善したりしようとする態度 や創造性の基礎を養えているか。 |
評価 方法 |
定期考査 小テスト |
定期考査 小テスト |
授業態度 課題提出 |
配分 | 60%程度 |
30%程度 |
10%程度 |
学期 | 学 習 内 容 | 学 習 の ね ら い | 備考(特記事項, 他教科との関連など) |
第 1 学 期 |
第1章 数列 第1節 等差数列と等比数列 第2節 いろいろな数列 |
数列やその一般項の表し方について理解 します。 また,基本的な数列として,等差数列と 等比数列を,両者を比較しながら理解し, それらの和を,公式が導出される過程を 理解した上で求められるようにします。 また,これらの数列を様々な事象の考察 に役立てようとする姿勢を養います。 和の記号Σの表し方や性質を理解し,活 用できるようにします。また,いろいろ な数列について,その一般項や和を求め たり,和から一般項を求めたりできるよ うにします。 |
中間考査 期末考査 |
第 2 学 期 |
第3節 漸化式と数学的帰納法 第2章 統計的な推測 第1節 確率分布 |
数列の帰納的な定義について理解し,漸 化式から一般項が求められるようにする とともに,複雑な漸化式を既知のものに 帰着して考えられるようにします。また ,数学的帰納法の仕組みを理解し,様々 な命題の証明に活用できるようにします。 確率変数と確率分布について理解し,期 待値や分散,標準偏差などを求めること を通じて,分布の特徴を把握できるよう にします。また,連続型確率変数につい ても理解し,正規分布を様々な日常の事 象の考察に活用できるようにします。 |
中間考査 期末考査 |
第 3 学 期 |
第2節 統計的な推測 |
母集団と標本,標本調査について理解 し,特に標本平均については,それが 確率変数であることを正しく理解した 上で考察できるようにします。また, 母平均や母比率の推定,正規分布を用 いた仮説検定ができるようにし,それ らを日常の事象の考察や様々な判断に 積極的に活用しようとする態度を育て ます。 |
学年末考査 |
使用教科書 | 数研出版『NEXT 数学B』 |
副教材 | 数研出版『CONNECT 数学Ⅱ+B』 |
確かな学力を身に付 けるためのアドバイス |
授業の内容を確実に理解し,分からないことをそのままにしないで,必ず質問しましょ う。演習問題などを活用して,確実に解法し,その演習を多くすれば必ず力はつきます。 さらに難問に挑戦し,解法できる問題の質を高めると自信につながります。 |
授業を受けるに当た って守ってほしい事項 |
話は集中して聞き,学習ノートを充実させましょう。聞くときは聞き,解くときは解き ましょう。数学は内容が連続しているので,欠席した場合は早い時期に学習し,遅れを 取り戻しましょう。 |
その他のアドバイス | 参考書のや問題集は各自の目標(モチベーション)によって違いますが,自分がもっとも 得意な問題の解説を見て,その内容の記述の善し悪しで決めるのも1つの方法です。 |