私立 千葉商科大学付属高等学校 シラバス 私立 千葉商科大学付属高等学校 シラバス| 単 位 数 | ４ 単 位 | |
| 学科・学年・組 | 普通科・２年・Ｆ組 |
| 学習の目標 | いろいろな式，図形と方程式，指数関数・対数関数，三角関数及び微分・積分の 考えについて理解させ，基礎的な知識の習得と技能の習熟を図り，事象を数学的 に考察する能力を培い，数学のよさを認識できるようにするとともに，それらを 活用する態度を育てる。 |
| 育成する資質能力 | 「思考力」「判断力」「表現力」 |
| 学校ルーブリック項目 | 「向上心」「自律」「自己肯定感」「友愛」「創造性」「社会貢献」 |
| 評価の 観点 |
知識・技能 | 思考・判断・表現 | 主体的に学習に 取り組む態度 |
| 評価の 内容 |
いろいろな式，図形と方程式，指数関 数・対数関数，三角関数及び微分・積 分の考えについての基本的な概念や原 理・法則を体系的に理解するととも に，事象を数学化したり，数学的に解 釈したり，数学的に表現・処理したり する技能を身に付けているか。 |
数の範囲や式の性質に着目し，等式や 不等式が成り立つことなどについて論 理的に考察する力，座標平面上の図形 について構成要素間の関係に着目し， 方程式を用いて図形を簡潔・明瞭・的 確に表現したり，図形の性質を論理的 に考察したりする力，関数関係に着目 し，事象を的確に表現してその特徴を 数学的に考察する力，関数の局所的な 変化に着目し，事象を数学的に考察し たり，問題解決の過程や結果を振り返 って統合的・発展的に考察したりする 力を身に付けているか。 |
数学のよさを認識し数学を活用しよう とする態度，粘り強く柔軟に考え数学 的論拠に基づいて判断しようとする態 度，問題解決の過程を振り返って考察 を深めたり，評価・改善したりしよう とする態度や創造性の基礎を身に付け ているか。 |
| 評価 方法 |
定期考査 小テスト |
定期考査 小テスト |
授業態度 課題提出 |
| 配分 | 60%程度 |
30%程度 |
10%程度 |
| 学期 | 学 習 内 容 | 学 習 の ね ら い | 備考（特記事項， 他教科との関連など） |
| 第 １ 学 期 |
第１章 式と証明 第１節 式と計算 第２節 等式・不等式の証明 第２章 複素数と方程式 第１節 複素数と２次方程式の解 第２節 高次方程式 第３章 図形と方程式 第１節 点と直線 第２節 円 第３節 軌跡と領域 |
多項式の乗法，除法の計算や，分数式の 計算ができるようにします。また，恒等 式について方程式と区別して理解し， 様々な式の見方ができるような力を培い ます。 式の計算や実数の様々な性質を活用し て，等式の証明や不等式の証明ができる ようにします。 数の範囲を複素数まで拡張する意義を理 解し，複素数の計算ができるようにしま す。また，複素数を用いて，2次方程式 やその解についてより一般的に考察でき るようにします。 高次方程式を，因数分解などの方法でよ り低い次数の方程式に帰着することで解 いたり，その解について考察したりでき るようにします。 座標や式を用いて，点や直線についてそ の性質や関係を数学的に表現できるよう にし，その有用性を認識するとともに， 事象の考察に活用できるようにします。 座標や式を用いて，円についてその性質 を数学的に表現できるようにし，直線と の関係，円どうしの関係など事象の考察 に活用できるようにします。 図形を与えられた条件を満たす点の集合 として認識し，軌跡の方程式が求められ るようにします。また，不等式を満たす 点の集合が座標平面上の領域を表すこと を理解します。さらに，軌跡や領域を事 象の考察に活用できるようにします。 |
中間考査 期末考査 |
| 第 ２ 学 期 |
第４章 三角関数 第１節 三角関数 第２節 加法定理 第５章 指数関数と対数関数 第１節 指数関数 第２節 対数関数 |
角の概念を一般角まで拡張して，三角関 数に関する様々な性質や式とグラフの関 係について理解し，それらを多面的に考 察できるようにします。 加法定理および加法定理から導かれる 様々な定理を理解し，それらを事象の考 察に活用できるようにします。 指数を実数まで拡張する意義を理解し， 指数関数を事象の考察に活用できるよう にします。 対数の定義とその性質を理解し，対数関 数，特に常用対数を事象の考察に活用で きるようにします。 |
中間考査 期末考査 |
| 第 ３ 学 期 |
第６章 微分法と積分法 第１節 微分法と導関数 第２節 関数の値の変化 第３節 積分法 |
微分係数や導関数の意味について理解 し，多項式で表された関数の導関数が求 められるようにします。また，関数のグ ラフの接線が求められるようにします。 導関数を用いて，関数の値の増減が調べ られるようにします。また，それを用い て関数のグラフをかいたり，さらにグラ フを様々な事象の考察に活用したりでき るようにします。 不定積分や定積分について理解し，それ らの有用性を認識するとともに，定積分 を用いてグラフで囲まれた図形の面積が 求められるようにします。 |
学年末考査 |
| 使用教科書 | 数研出版『NEXT 数学Ⅱ』 |
| 副教材 | 数研出版『CONNECT 数学Ⅱ＋B』 |
| 確かな学力を身に付 けるためのアドバイス |
授業の内容を確実に理解し，分からないことをそのままにしないで，必ず質問しましょ う。演習問題などを活用して，確実に解法し，その演習を多くすれば必ず力はつきます。 さらに難問に挑戦し，解法できる問題の質を高めると自信につながります。 |
| 授業を受けるに当た って守ってほしい事項 |
話は集中して聞き，学習ノートを充実させましょう。聞くときは聞き，とくときは解く姿 勢をもちましょう。数学は内容が連続しているので，欠席した場合は早い時期に学習し， 遅れを取り戻す努力をしてください。 |
| その他のアドバイス | 参考書や問題集は各自の目標（モチベーション）によって違いますが，自分がもっとも得 意な問題の解説を見て，その内容の記述の善し悪しで決めるのも１つの方法です。 |