単 位 数 | 3 単 位 | |
学科・学年・組 | 普通科・2年・A~E組(選択科目) |
学習の目標 | 様々な情報から物事の性質を読み解く力を養うために,機械学習,統計学を体系 的に学ぶ。その中で,プログラミング言語Pythonを用いて,プログラミングに触 れ,情報処理能力の向上に励む。 |
育成する資質能力 | 「向上心」「創造性」「思考力」「判断力」「人間関係力」 |
学校ルーブリック項目 | 「向上心」「自律」「自己肯定感」「友愛」「創造性」「社会貢献」 |
評価の 観点 |
知識・技能 | 思考・判断・表現 | 主体的に学習に 取り組む態度 |
評価の 内容 |
基本的な用語についての理解と値の算 出が行なうことができるか。 |
配付した資料を参考に,入力部分と実 行結果を常にコンピュータ画面に映し 出すなどの工夫をしているか。 また,適宜疑問が生じたときに学習内 容やテキストを元に解決する姿勢があ るか。 |
授業時に出題された課題に対する解決 ができているか。 問題点に対し,自ら試行錯誤を繰り返 して解決に向かうことができている か。 |
評価 方法 |
考査・授業内テスト |
考査・授業内テスト |
課題提出 |
配分 | 40%程度 |
30%程度 |
30%程度 |
学期 | 学 習 内 容 | 学 習 の ね ら い | 備考(特記事項, 他教科との関連など) |
第 1 学 期 |
1.コマンドプロンプト,Pythonについて 2.idleを用いる簡易入力 3.idleを用いる図形描写 4.Google Colabを使った関数の入力 5.関数を組み合わせたプログラミング 6.データの分析 |
コマンドプロンプト,Pythonについての 基本的な知識を習得し,実際にプログラ ムを記述することで図形の描写をできる ようにします。 また,数学Ⅰで学習したデータの分析を 再確認し,情報処理に向けた知識を養い ます。 |
実技課題の提出 中間考査 期末考査 |
第 2 学 期 |
7.データファイルの読み込み,処理編集 8.データファイルを用いて統計的な考察 9.統計的な推測、回帰直線 |
統計的な視点を養うために,様々な方向 からデータの分析を行い,考え方を養い ます。 それと同時に,Pythonを用いてデータフ ァイルから統計的な考察を行い,推測を することができるようにします。 |
実技課題の提出 中間考査 期末考査 |
第 3 学 期 |
10.idleを用いた応用的な図形描写 |
idleにおいて,より応用的な図形描写をで きるようにします。また,自分なりに考察 しプログラムを記述できるようにします。 |
実技課題の提出 学年末考査 |
使用教科書 | 学術文献を参考にし,数学科で作成したオンラインテキスト |
副教材 | 本校で作成したデジタルサンプルデータ等 |
確かな学力を身に付 けるためのアドバイス |
常に受け身な姿勢での授業参加でなく,自ら進んでテキストを読み進めながら,絶えず先 に進んだ状態で授業に臨めることが,論理的な思考を主体にする数学の授業では有効かつ 不可欠です。 また,問題解決に向けて常に試行錯誤を繰り返し少しずつ解決策を模索していくことも必 要です。 |
授業を受けるに当た って守ってほしい事項 |
必ず最初にログイン認証をする手間がありますので,授業開始のチャイムがなった時点で すでにログイン完了の状態になるようにしてください。これは必ず守ってください。 人とコンピュータの架け橋は,キーボード入力が基本になります。授業前の休み時間を 利用して,タイピングの練習に励んでください。 |
その他のアドバイス | コンピュータを使った授業が難しいと感じる人がいます。 コンピュータを苦手に感じるから,その全ての授業が難しく感じているケースが多いです。 本当は,問題を解決するための考え方を理解しようとしていない,解決策を探そうとしない 姿勢にある場合がほとんどです。問題解決の姿勢をしっかりもちましょう。 |