単 位 数 | 2 単 位 | |
学科・学年・組 | 商業科・2年H組(選択者) |
学習の目標 | 1.日商簿記検定に代表される資格取得を通じて、ビジネススキルを修得する。 2.向上心とチャレンジ精神をもって資格取得のために計画を立てる。 |
育成する資質能力 | 「向上心」「自律」「自己肯定感」「判断力」 |
学校ルーブリック項目 | 「向上心」「自律」「自己肯定感」「友愛」「創造性」「社会貢献」 |
評価の 観点 |
知識・技能 | 思考・判断・表現 | 主体的に学習に 取り組む態度 |
評価の 内容 |
会計や原価計算に関する情報の重要性 につい て理解し,活用し,有用な指針や結論 を導き出 すための方法・手法の習得をする。 |
適正な会計処理を行うことを目指して 思考を深め,基礎的・基本的な知識と技 術をもとに,ビジネスの諸活動に携わる 者として適切に判断し,表現する創造的 な能力を身につけている。 |
検定取得に向けて、自らすすんで学習 計画を立て,チャレンジし,合格して いるかで評価する。 |
評価 方法 |
定期考査・小テスト |
定期考査・小テスト |
検定や授業などへの取り組み |
配分 | 70% |
10% |
20% |
学期 | 学 習 内 容 | 学 習 の ね ら い | 備考(特記事項, 他教科との関連など) |
第 1 学 期 |
【全商簿記検定1級原価計算】 ・原価計算の基礎 ・原価計算における費用分類 ・個別原価計算と部門別原価計算 ・総合原価計算(単純・組別・工程 別・等 級別) ・標準原価計算 ・直接原価計算と全部原価計算 ・本社工場会計と財務諸表 【日商2級工業簿記範囲】 |
○1年次に学んだ簿記を基礎として,応 用的な内容を学びます。 ○1学期は、課題学習を優先させて学習 します。 ○6月の全商簿記検定1級原価計算を目 標に設定します。 ○目標に応じたグループ学習を基本とし ます。 ○目標に応じて、11月の日商簿記検定2 級あるいは全国商業高等学校協会主催簿記 検定1級を受検します。 |
簿記,原価計算,財務会計 |
第 2 学 期 |
【全商簿記検定1級会計】 ・財務会計の基礎(企業会計制度と会 計基準) ・資産(意味と分類,各種評価と計算 方法) ・負債(意味と分類,各種評価と計算 方法) ・純資産(意味と分類,各種評価と計 算方法) ・損益計算 ・財務諸表の作成(損益計算書・貸借 対照表・その他財務諸表) 【日商簿記検定2級】 ・現金預金と売掛金 ・手形取引と電子記録債権 ・有価証券,固定資産 ・無形固定資産と投資その他の資産 ・剰余金の配当 ・リース取引,外貨建て取引 ・収益費用の認識基準 ・株式会社の税金,税効果会計 ・決算と財務諸表作成 ・本支店会計,連結財務諸表 |
○1月の全商簿記検定1級会計を目標に 設定します。 ○目標に応じたグループ学習を基本とし ます。 ○1学期に目標を達成した生徒は、日商 簿記2級受験にむけて,学習計画を練りま す。 |
簿記,原価計算,財務会計 |
第 3 学 期 |
総合学習 |
○1,2学期に目標が達成できなかった 場合には、再度目標に向かい学習計画を立てま す。 ○実践的な帳簿の記帳方法を理解します。 |
簿記,原価計算,財務会計 |
使用教科書 | なし |
副教材 | 実教出版『最新段階式日商簿記検定3級・2級(商業簿記・工業簿記)』 『全商簿記検定1級原価計算・会計模擬問題集』 |
確かな学力を身に付 けるためのアドバイス |
この授業は,学習到達目標を自己で設定し,その目標に向かって,自己で学習計画を立 て,主体的に学習をすすめます。自学方式・講義方式・グループ学習方式など様々な形態 の学習活動を行い,1年間の学習をとおして学習到達目標を達成します。学習目標の到達度 も自己で確認し、学習進行状況の修正も必要かもしれません。授業担当者からの指示や説明 などをよく聞いて,積極的かつ意欲的に授業に参加してください。 |
授業を受けるに当た って守ってほしい事項 |
毎時間の課題設定(Plan)をし,実行(Do)し,確認をしましょう、つまりは復習を心が けましょう。 |
その他のアドバイス | いままで使用した教科書・問題集などを利用することがありますので,担当者の指示に従 い用意してください。 |