私立 千葉商科大学付属高等学校  シラバス

商業科 「ネットワーク管理(3年商業科IT型)」  単 位 数 4 単 位
学科・学年・組
商業科・3年L~N組(IT型)

1 学習の目標,評価の観点,内容及び評価方法

学習の目標
商業の見方・考え方を働かせ,実践的・体験的な学習活動を行うことなどを通し
て,情報資産を共有し保護する環境の提供に必要な資質・能力を次のとおり育成
することを目指す。

育成する資質能力
「向上心」「創造性」「思考力」「表現力」
学校ルーブリック項目
「向上心」「自律」「自己肯定感」「友愛」「創造性」「社会貢献」
「思考力」「判断力」「表現力」「人間関係力」

評価の
観点
知識・技能 思考・判断・表現 主体的に学習に
取り組む態度
評価の
内容
情報資産を共有し,保護する環境の提
供について実務に即して体系的・系統
的に理解するとともに,関連する技術
を身に付けている。
情報資産を共有し,保護する環境の提
供に関する課題を発見し,ビジネスに
携わる者として科学的な根拠に基づい
て創造的に解決しようとしている。
企業活動を改善する力の向上を目指し
て自ら学び,情報資産を共有し,保護
する環境の提供に主体的かつ協働的に
取り組もうとしている。
評価
方法
定期考査
提出物
小テスト
定期考査
提出物
小テスト
提出物
授業態度
配分
60%
30%
10%

2 学習計画・使用教材

学期 学 習 内 容 学 習 の ね ら い 備考(特記事項,
他教科との関連など)



1章 企業活動と情報通信ネットワーク
 1節 情報資産の共有の重要性
 2節 情報通信ネットワークの形態と
通
信
2章 情報通信ネットワークの設計・構
築
と運用管理
 1節 情報通信ネットワークの設計方
法
 2節 情報通信ネットワークのしくみ
と
通信方法
 3節 ネットワーク機器
 4節情報通信ネットワークの構築方法



1章 情報システムとプログラミング
 1節	情報システムの重要性
 2節	プログラム言語の種類と特徴
 3節	プログラミングの手順
2章 アルゴリズム
 1節	アルゴリズムの表現技法
 2節	基本的なアルゴリズム
・情報通信ネットワークを活用してビジ
ネスに関する情報やハードウェアなどの
情報資産を共有することの重要性を理解
させます。
・企業活動と情報通信ネットワークの関
わりにおいて,情報資産を共有し保護す
る適切な環境を提供する活動について理
解させます。
・ネットワークインタフェースの機能,
有線LANや無線LANの接続装置,VLAN機能
によるネットワークの切り分けを理解す
る。また,インターネット接続における
アドレス変換技術(NAT,NAPT)
の種類と機能について
理解させます。


・手続き型言語やオブジェクト指向言語
などプログラム言語の種類,代表的なプ
ログラム言語の記述方法などの特徴を理
解させます。
また,プログラムや情報システムの開発
を支援するソフテウェアについて考察す
る学習活動を取り入れます。
・基本的なアルゴリズムについて,プロ
グラミング語を用いてプログラミングの
知識と技術を身に付させます。
・基本的なアルゴリズムを用いて,目的
に応じた適切なプログラムを作成する知
識と技術を身に付けさせます。
プログラム言語を使います。



2章 情報通信ネットワーク   の設
計・構築と運用管
理
 4節	情報通信ネットワークの運用と
障害対策
 5節	システム監査
3章 情報セキュリティ
 1節 情報セキュリティ管理の目的と
重要性
 2節 人的対策
 3節	技術的対策
 4節	物理的対策




2章 アルゴリズム
 2節 基本的なアルゴリズム
 3節 応用的なアルゴリズム
3章 プログラムと情報システムの開発
 1節	情報システム開発の手法と手順
 2節	プロジェクト管理
 3節	オブジェクト指向型言語の利用
・管理ツールやセキュリティ
ポリシーによるネットワーク
管理やユーザー管理などの運
用管理の技法を習得する。ま
た,サーバのパフォーマンス
管理やバックアップの設定方
法について理解させます。
・報資産に対する脅威やリス
クをしっかりと理解し,情報
セキュリティ管理の目的と重
要性について理解させます。


・繰り返しや集計など基本的
なアルゴリズムについて理解
し, Java言語を用いて問題解
決のための効率のよいプログ
ラムを作成する技術を身に付
けることができたかを重視し
ます。
・プログラムとして適切に表
現し,主体的かつ協働的に取り
組むことができたかを重視し
ます。
・プログラムと情報システム
の開発について実務に即して
理解するとともに,関連する
技術が身につくことを育みま
す。
・企業活動の改善に対する要
求を分析し,科学的な根拠に
基づいて,情報システムを開
発し,評価・改善する力を育
みます。
プログラミング言語を使います。



なし
なし
なし

使用教科書
実教出版『ネットワーク管理』
副教材
TAC株式会社『2024年度版 ニュースペックテキスト 情報セキュリテ
ィマネジメント』

3 担当者からのメッセージ

確かな学力を身に付
けるためのアドバイス
・1,2年次で習った「アルゴリズム」を復習しておいてください。
・授業では板書するだけでなく,大事な部分はメモを取るということを心がけましょう。
授業を受けるに当た
って守ってほしい事項
自宅で予習,復習をしっかりすること
その他のアドバイス
なし