私立 千葉商科大学付属高等学校  シラバス

商業科 「ソフトウェア活用(2年商業科IT型)」  単 位 数 3 単 位
学科・学年・組
 商業科・2年・G組(IT型)

1 学習の目標,評価の観点,内容及び評価方法

学習の目標
1.ソフトウェアの活用について実務に即して体系的・系統的に理解するととも
に,関連する技術を身につけるようにする。
2.ソフトウェアの活用に関する課題を発見し,ビジネスに携わる者として科学
的な根拠に基づいて創造的に解決する力を養う。

育成する資質能力
「向上心」「思考力」「表現力」
学校ルーブリック項目
「向上心」「自律」「自己肯定感」「友愛」「創造性」「社会貢献」
「思考力」「判断力」「表現力」「人間関係力」

評価の
観点
知識・技能 思考・判断・表現 主体的に学習に
取り組む態度
評価の
内容
企業活動におけるソフトウェアの活用
について実務に即して体系的・系統的
に理解するとともに,関連する技術を
身に付けている。
企業活動におけるソフトウェアの活用
に関する課題を発見し,ビジネスに携
わる者として科学的な根拠に基づいて
創造的に解決しようとしている。
企業活動を改善する力の向上を目指し
て自ら学び,企業活動におけるソフト
ウェアの活用に主体的かつ協働的に取
り組もうとしている。
評価
方法
定期考査
小テスト(実技・筆記)
検定試験
定期考査
小テスト(実技・筆記)
小テスト 直し
検定試験
配分
60%
20%
20%

2 学習計画・使用教材

学期 学 習 内 容 学 習 の ね ら い 備考(特記事項,
他教科との関連など)



1章 企業活動とソフトウェア活用
 1節 ビジネスにおけるソフトウェア
の活用
 2節 ビジネスにおけるソフトウェア
の進化
2章 情報通信ネットワークの活用
 1節 情報通信ネットワークの導入と
運用
 2節 情報資産の保護
3章 表計算ソフトウェアの活用
 1節 表計算ソフトウェアを用いた情
報の集計と分析
 2節表計算ソフトウェアを用いたオペ
レーションズ・リサーチ
・ソフトウェアの進化が,社会の変化に
与える
影響を考えます。
・ネットワーク機器の機能や情報技術の
進歩に
伴う通信手段の変化について理解し,そ
れを活
用するコンピュータやプリンタをLANや
インタ
ーネットに接続するための基礎的な方法
や,情
報通信ネットワークのシステム障害に対
処する
ための基本的な技術を身に付けます。
・情報資産を保護するため,ソフトウェ
アの脆
弱性への対応や,無停電電源装置の活用
などの
リスクを適切に管理する方法につ
いて理解するとともに,情報を共有する
ための
ファイルとフォルダのアクセス権の設定
や,暗
号化の種類,データのバックアップなど
につい
ての基本的な技術を身に付けます。
・表計算ソフトウェアを通して,情報の
集計と
分析について理解し,様々な集計や分析
方法,
集計した情報から,分析結果を適切に表
現する
能力を身に付けます。
なし



4章 データベースソフトウェアの活用
 1節 ビジネスとデータベース
 2節 データベースの作成と操作
 3節 手続きの自動化
 4節 データベースの構造
5章 業務処理用ソフトウェアの活用
 1節 グループウェアの活用
 2節 販売管理ソフトウェアの活用
 3節 給与計算ソフトウェアの活用
・データベースの特徴や基本的な機能を
学習しま
す。
・グループウェアを活用することの利点
と,グル
ープウェアを活用して効率的に業務を行
う方法に
ついて学習します。
・全国商業高等学校協会の情報処理検定
1級ビジネス情報部門を受験すことがで
きます。



6章 情報システムの開発
 1節 システム開発の基礎
 2節 アルゴリズムの基礎
 3節 情報システムの開発演習
・情報システムの開発に関する基礎的な
知識,技
術について実務に即して理解するととも
に,表計
算ソフトウェアやデータベースソフトウ
ェアによ
る情報システムの開発と関連付けて理解
を深めま
す。
・表計算ソフトウェアやデータベースソ
フトウェ
アのプログラミング機能を利用した簡易
な情報シ
ステムの開発を通して,企業活動の改善
を科学的
な根拠に基づいて,主体的かつ協働的に
取り組む
姿勢を身に付けます。
・全国商業高等学校協会の情報処理検定1
級ビジネス情報部門を受験すことができま
す。

使用教科書
実教出版『ソフトウェア活用』
副教材
インフォテック・サーブ『高校生のためアルゴリズム入門』
インフォテック・サーブ『高校生のためのマクロ言語入門』
実教出版『全商情報処理検定 模擬試験問題集1級 ビジネス情報部門』

3 担当者からのメッセージ

確かな学力を身に付
けるためのアドバイス
・授業で習った内容を空き時間などを使い,復習してください。
・休んだ日の学習内容について,科目担当の先生に聞いておいてください。
・難易度が難しくなります。わからない部分は必ず周りの友達などに聞いておいてくださ
い。
授業を受けるに当た
って守ってほしい事項
・授業は毎時間コンピュータ室で行います。チャイムと同時に開始しますので,教材・教
具を準備し,ログオンを完了していて下さい。
・コンピュータなどの情報機器の操作・取り扱いについては丁寧に扱ってください。
・コンピュータ室の使用上の注意を守ってください。
その他のアドバイス
なし