校長ブログ

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進路決定者講習・千葉商科大学単位認定講習

2月3日(月)、4日(火)、5日(水)、7日(金)、10日(月)の5日間50分3コマの日程で進路決定者講習を実施しました。
例年は各教科の先生が実施してきましたが、先生方の負担を考え、今年度は外部に依頼してTOEIC®検定取得対策講座としました。費用は同窓会のご厚意で全面的にバックアップしていただきました。同窓会にはいつも多方面で付属高校をサポートしていただき感謝しております。5日間という短い期間ではありましたが最後まで欠席せずに頑張った生徒からは「とてもいい勉強になりました。このような機会は大変貴重でした」という感想もでて有意義な講座となったと思います。

近年総合型選抜で進路を決める生徒が多くなり、年明けには目標を見失い、無為な時間を過ごしている生徒も見受けられました。一方で一般選抜を目指して今も頑張って勉強している生徒もいます。学校推薦で入学していながらこの期間を何もせずにいるのと新たな目標を掲げて頑張るのとでは進学後の生活や勉学に大きな差が生まれてしまいます。そのためにもこの期間新たな目標に向かって「努力」する習慣を失わずにいて欲しいものです。今後この期間をどのように過ごすかというのは本校生徒にとって重要な課題となってくると思います。

さらに進路決定者の中でも千葉商科大学に進学する生徒は昨日より高大連携・高大一貫教育の下「生活と金融リテラシーI」について大学での講義が始まりました。これは入学前教育とは別に成績によって単位認定されるプログラムです。大学での生徒の様子には高校での授業とは違った緊張感があり、まさに付属高校の強みといえるプログラムであると実感しました。今年度の3年生は全員「総合的な探究の時間」で金融リテラシーを学んできました。その知識を大学で発展させ、進学後は付属高校の生徒が金融リテラシーについてイニシアティブをとれるよう頑張ってくれることを期待しています。