校長ブログ

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2024修学旅行を終えて

中間考査が終わり、10月22日(火)~25日(金)の日程で2年生が修学旅行に行ってきました。出発当日、生徒たちは元気に羽田空港の集合場所へと集まってきました。そしてこれから出発する修学旅行を楽しみにしている様子がありありと見て取れました。

修学旅行の目的として「何か」を学び考える時間を大切にすること、そしてその学びや感動の経験と時間を友人と共有することがあります。班別研修、テーマ別研修ではその意義を理解し、他の人と協力して事前研修の成果をあげてくれたことと思います。また平和学習の一環として平和記念像の前では代表生徒が献花と共に平和への思いを自分の言葉で述べ、事前に作成した千羽鶴を奉納するという新しい試みがありました。被団協(日本原水爆被害者団体協議会)のノーベル平和賞受賞もあり、前日の被爆体験者の方の講話も全員しっかりとした態度で耳を傾けていました。代表生徒のお礼の言葉では声を詰まらせる場面もあり、平和への思いや戦争の悲惨さを自分事として捉えることができていました。まさに今世界で起きている紛争も生徒たちにとって切実な思いをもって感じられたことと思います。

修学旅行の間、1、3年生は学年行事となります。
3年生は進路を見据えて追い込みの時期となりますが、学年行事では本校の生徒指導の核ともなっている「命を守る」という観点から救急蘇生法講習会や性感染症防止教室を実施しました。1年生は2年次からのコース選択の一助として千葉商科大学をはじめとした大学訪問を実施しました。またTGG(TOKYO GLOBAL GATEWAY)へ行きグループごとに分かれて実際の場面での英会話を学んできました。

それぞれの学年行事を終えて各学年とも現在は落ち着いて学習に専念する日常を過ごしています。2学期の前半は柏葉祭、球技祭や防災訓練など行事が多く、その一つ一つの行事が生徒の成長を促してくれます。このような行事に参加し、商大付属の生徒たちは多面的な成長を遂げて逞しくなっていきます。