私立　千葉商科大学付属高等学校　　シラバス

普通科・３年・Ｈ組

１　学習の到達目標等

英語を通じて，積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育成するとと
もに，情報や考えなどを的確に理解したり適切に伝えたりする能力を更に伸ば
し，社会生活において活用できるようにする。
具体的な言語活動は以下の通り。
ア．事物に関する紹介や報告，対話や討論などを聞いて，情報や考えなどを理解
したり，概要や要点をとらえたりする。
イ．説明，評論，物語，随筆などについて，速読したり精読したりするなど目的
に応じた読み方をする。また，聞き手に伝わるように音読や暗唱を行う。
ウ．聞いたり読んだりしたこと，学んだことや経験したことに基づき，情報や考
えなどについて，話し合うなどして結論をまとめる。
エ．聞いたり読んだりしたこと，学んだことや経験したことに基づき，情報や考
えなどについて，まとまりのある文章を書く。

啓林館『ELEMENT English CommunicationⅢ』

駿台文庫『システム英単語』
桐原書店『Next Stage(4rd Edition)』

２　学習計画及び評価方法等

（１）　学習計画等

学期	学　習　内　容	学　習　の　ね　ら　い	備考（特記事項， 他教科との関連など）
第１学期	Discourse Navigator 1～7 Lesson 1 A Small Crime Lesson 2 How Can We Save Disappearing Languages? Lesson 3 Environment or Orangutans? Lesson 4 The Truth about Grit Lesson 5 Praying Hands Lesson 6 A Painting for His Life	ディスコースマーカーについて理解し，文章の 構成 を考えながら，概要や要点をとらえる練習をし ま す。 ・主人公はなぜ壁に落書きをしたのかを理解し ます。 ・主人公がなぜ今までの人生で感じたことのな い孤 独を感じたのかを理解します。 ・主人公の父親が主人公に言いたかったことを 理解 します。 ・何が言語を消滅させるのかを理解します。 ・言語が消えるときに，私たちが失うものは何 かを 理解します。 ・世界の言語を守るために何ができ，何がなさ れているかを理解します。 ・オランウータンが住むボルネオ島とスマトラ 島の天然熱帯雨林が消滅すると予測されている 理由を理解します。 ・便利なパーム油が引き起こしている問題は何 かを理解します。 ・パーム油がオランウータンの絶滅の原因にな るかもしれないことを理解します。 ・ニュートンが万有引力の概念を思いついた物 語の真実を理解します。 ・心理学者が，精神的特徴を説明する用語であ る 「根性」を考え出した経緯などを理解します。 ・根性に対するよりよい理解が，何を可能にす るかを理解します。 ・アルブレヒトとアルバートがどのような合意 に達したのかを理解します。 ・アルブレヒトに「お前の番が来た」と言われ たアルバートが，「私には遅すぎる」と泣いた 理由を理解します。 ・「祈りの手」が描かれ，命名され直した経緯 を理解します。 ・メーヘレンによってなされた悪事がどのよう なものだったかを理解します。 ・事件の真相を証明するためにメーヘレンが行 ったことを理解します。。 ・物の価値が何によって決まるかについて理解 します。	検定教科書の各 Lessonが終わるた びに，実践的な演 習をする。
	【課題・提出物等】 授業内で適宜指示します。
	【第１学期の評価方法】 定期考査の成績を主軸に評価します。
第２学期	Lesson 7 A Class from Stanford University Lesson 8 The Mpemba Effect Lesson 9 Darwin and Wallace Lesson 10 Invisible Gorilla Lesson 11 All the Good Things	・５ドルと２時間で，お金を稼ぐために何をす るかを考えます。 ・最も多くのお金を稼いだチームは，５ドルを まったく使わずに，どのようなことをしたかを 理解します。 ・とらえ方次第で，問題やその解決法はいくら でもあるということを理解します。 ・ムペンバが偶然発見した現象について理解し ます。 ・ムペンバの発見に対する，高校の教師とオズ ボーン教授の対応の違いについて理解します。 ・「ムペンバ効果」をめぐるさまざまな議論に ついて理解します。 ・ダーウィンがガラパゴス諸島で気づいた動植 物の変化について理解します。 ・ダーウィンとウォレスが，どのように進化論 を考えついたかを理解します。 ・ダーウィンとウォレスが，それぞれに与えた 影響について理解します。 ・ゴリラの実験がどのように行われ，どのよう な結果が出たかについて理解します。 ・ゴリラの実験によってわかったことと，それ が何を示しているかを理解します。 ・「非注意性盲目」がだれに起こるかと，「注 意の錯覚」がなぜ起こるかを理解します。 ・マークに関する筆者の思い出を理解します。 ・それぞれのクラスメートについて言える最も すばらしいことを考え，それを書き留めるよう 指導し， そのことがあげた効果について理解します。 ・戦死したマークがいつもリストを身に付けて いたことと，当時のクラスメートも同様であっ たことを理解します。	検定教科書の各 Lessonが終わるた びに，実践的な演 習をする。
	【課題・提出物等】 授業内で適宜指示します。
	【第２学期の評価方法】 定期考査の成績を主軸に評価します。
第３学期	なし	なし	特になし
	【課題・提出物等】 なし
	【第３学期の評価方法】 なし
【年間の学習状況の評価方法】 定期考査の成績を主軸に評価します。

（２）評価の観点、内容および評価方法

評価の観点および内容		評価方法
関心・意欲・態度	コミュニケーションに関心を持ち，英語を読 む言語活動を積極的に行い，コミュニケーシ ョンを図ろうとしているか。	授業態度・定期考査の成績を主軸に評価しま す。
思考・判断・表現	文法事項や構文を理解した上で文構造を把握 し，正確に文章を解釈できているか。	授業態度・定期考査の成績を主軸に評価しま す。
資料活用の 技能・表現	他科目の教材を有機的に使用し，理解を深め ようとしているか。	授業態度・定期考査の成績を主軸に評価しま す。
技能および知識・理解	英語の仕組み，使われていることばの意味や 働きなどを理解するとともに，言語の背景に ある文化を理解しているか。	授業態度・定期考査の成績を主軸に評価しま す。

３　担当者からのメッセージ

予習・授業・復習のサイクルを大切にしてください。

積極的に質問に答えてください。音読はしっかり声を出し，授業でやったことを反芻して
読んでください。

様々な文章に触れましょう。