単 位 数 | 2 単 位 | |
学科・学年・組 | 普通科・2年・J組(選択必修) |
学習の到達目標 | ①世界の歴史の大きな枠組みと展開を諸資料に基づき地理的条件や日本の歴史と 関連づけながら理解し,文化の多様性・複合性と現代世界の特質を広い視野から 考察することによって,歴史的思考力を培い,国際社会に主体的に生きる日本人 としての資質を養う。 ②次年度に控えた大学入試(共通テスト・個別入試等)において,高得点を取れ るような基礎知識をしっかり と固めつつ,各自の進路目標決定の一助とする。 ③大学進学後,必要となる基礎的知識・教養を身につける。 |
使用教科書 | 実教出版 『世界史B 新訂版』 |
副教材 | 実教出版 『世界史B 新訂版 演習ノート』 実教出版 『五訂 必携 世界史用語』 第一学習社『グローバルワイド 最新世界史図表 四訂版』 啓隆社 『世界史重要語句CheckList2022』 |
(1) 学習計画等
学期 | 学 習 内 容 | 学 習 の ね ら い | 備考(特記事項, 他教科との関連など) |
第1学期 | 第3章 東アジア世界 1.中国文明の形成 2.中国古代帝国の成立 3.2世紀までの朝鮮半島と日本列島 第4章 中央ユーラシア世界と東アジア世界 の展開 1.中央ユーラシア世界の国家形成 2.胡漢融合帝国の誕生 3.3~9世紀の朝鮮半島と日本列島 |
■第3章のねらい ・東アジア世界の地理的特質を把握し,中国文 明の形成か ら秦・漢帝国の成立について理解します。 ・中国古代帝国と東アジア諸地域との政治的・ 文化的な結 びつきを理解します。 ■第4章のねらい ・強大な遊牧国家の成立から遊牧騎馬民族の動 向を,中国 の諸王朝と関連して理解します。 ・魏晋南北朝時代の分裂時代をへて隋唐帝国の 成立が,遊 牧民や漢人など多様な人々を統治する胡漢融合 国家であっ たことを理解します。 ・唐帝国の影響を受け,朝鮮半島や日本列島で 独自の国家 形成が進んだことを理解します。 |
①1学期中間考査 ②1学期期末考査 |
【課題・提出物等】 問題集や授業用ノート提出を課すことがあります。 |
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【第1学期の評価方法】 ①中間・期末考査の成績を中心に評価します。 ②授業への取り組み・提出物の内容・期限についても評価の対象となります。 |
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第2学期 | 第8章 中央ユーラシア世界と諸地域の交 流・再編 1.中央ユーラシア諸民族と東アジア世界の 変容 2.モンゴル帝国の成立 3.東南アジア世界の再編 4.海域世界の展開と第1次大交易時代 5.10~13世紀の朝鮮半島と日本列島 |
■第8章のねらい ・遼・西夏・金などの諸民族の動向と宋の政 治・産業・文 化を理解します。 ・モンゴル帝国の成立から元の中国支配までの 動向と東西 交流について理解させる。 ・海域東南アジアと大陸部での諸王朝の動向と 文化の特色 を理解します。 ・中国商人・ムスリム商人の活動とモンゴル帝 国による陸 海一体化した交易の在り方を理解します。 ・フビライの日本襲来を,朝鮮半島と日本列島 との動向か ら理解します。 |
③2学期中間考査 ④2学期期末考査 |
【課題・提出物等】 問題集や授業用ノート提出を課すことがあります。また,夏期休暇の課題も提出をします。 |
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【第2学期の評価方法】 ①中間・期末考査の成績を中心に評価します。 ②授業への取り組み・提出物の内容・期限についても評価の対象となります。 |
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第3学期 | 第10章 アジア諸地域の帝国と第2次大交易 時代 1.中央ユーラシア世界と西アジア世界の帝 国 2.南アジア世界の帝国 3.東南アジア諸国と第2次大交易時代 4.東アジア世界の帝国 5.14~18世紀の朝鮮半島と日本列島 |
■第10章のねらい ・明・清時代の支配体制・外交・経済・社会・ 文化を理解します。 ・明・清の動きと関連させて朝鮮と日本の動向 を理解します。 |
⑤3学期学年末考査 |
【課題・提出物等】 問題集や授業用ノート提出を課すことがあります。、また,冬季休暇の課題も提出します。 |
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【第3学期の評価方法】 ①学年末末考査の成績を中心に評価します。 ②授業への取り組み・提出物の内容・期限についても評価の対象となります。 |
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【年間の学習状況の評価方法】 ①定期考査の成績を中心に評価します。 ②授業への取り組み・提出物の内容・期限についても評価の対象になります。 |
(2)評価の観点、内容および評価方法
評価の観点および内容 | 評価方法 | |
関心・意欲・態度 | ①授業に積極的に参加しているか。 ②世界史に関するTV番組・VTR・DVDを 積極的に視聴したり,図書館・博物館・企画展 等に足を運び意欲的に学ぼうとしているか。 |
①授業中の発表,視聴覚教材の鑑賞態度,ノー ト提出・課題提出などをもとに評価します。 |
思考・判断・表現 | ①世界史の授業で学習したことをもとに,現代 に起こる様々な人類の課題を,多角的・多面的 に考察できるか。 |
①授業中の発表,定期考査などをもとに評価し ます。 |
資料活用の 技能・表現 |
①様々な資料を活用して,それぞれの時代の政 治・経済・社会・文化等の特徴について理解を 深められるか。 |
①授業中の発表,定期考査などをもとに評価し ます。 |
技能および知識・理解 | ①世界史を理解するために,必要な基本的知識 を身につけているか。 ②世界の歴史の流れをわが国の歴史と関連づけ ながら理解しているか。 |
①授業中の発表,定期考査などをもとに評価し ます。 |
確かな学力を身に付 けるためのアドバイス |
①授業を「集中」して受けることが大切です。特に部活に加入している生徒は,勉強時間 を確保しにくいと思います。授業ですべてを理解する気持ちで臨んでください。 ②板書以外にも自分が気づいたことや考えたこと,先生や他の生徒の意見を記入するなど 「ノート」のとり方を工夫してください。 ③授業で学習したことをもとにして,「新聞」(特に国際面)を読んでください。基礎・ 基本問題は『世界史重要語句CheckList』を使用して定着させ,『世界史B新訂版演習ノー ト』を活用して実力向上をはかりましょう。「基礎・基本」を2〜3回繰り返し解き,内 容が理解でき たら「応用・実践問題」にもチャレンジしてください。 |
授業を受けるに当た って守ってほしい事項 |
①授業ノート・『最新世界史図表』・『必携世界史用語』などを必ず持参し,活用しなが ら授業を受けてください。 ②生徒と教師・生徒と生徒の「対話」がある授業(発言の多い授業)は,たいへん楽しい ものです。正誤を気にする必要はありませんので,積極的な発言を期待します。 ③集中して取り組むとき,リラックスするときなど授業にメリハリをつけて下さい。 |
その他のアドバイス | ①世界史の学習は,細かい年号や人物名,事件名などを暗記することだけではないので す。基本的事項をきちんと暗記・理解しながら,歴史的出来事には「どのような背景があ るのか」「わが国とどのような関わりをもっているのか」「世界の中でどのように位置付 けられているか」を意識して勉強してください。 ②歴史を様々な角度から捉えるように意識してください。 ③授業内容と大学入試の内容は,かけ離れたものではありません。大学入試に対応できる ような学力を身につけつつ,世界史を学ぶ楽しさを感じてください。 ④世界史に関するTV番組・VTR・DVDを見たり,図書館・博物館・企画展等へ行く ことにより,歴史への興味・関心が高まるので是非足を運んでみてください。 |