私立 千葉商科大学付属高等学校  シラバス

国語科 「現代文B(3年特進理系)」  単 位 数 2 単 位
学科・学年・組
特進・3年・H組

1 学習の到達目標等

学習の到達目標
1.幅広いテーマ作品に触れながら,筆者が提起した問題に理解を深め,様々な
ものの見方・捉え方を学ぶ。
2.文章の内容を把握する力・思考する力,文章を構成し表現する力を,書くこ
とによって深める。
使用教科書
東京書籍『精選現代文B』
副教材
東京書籍『新総合図説国語』
いいずな書店『頻度分析高校漢字SMART3000』
いいずな書店『入試頻出漢字+現代文重要語彙TOP2500』
尚文出版『共通テスト対策現代文完答16』
桐原書店『日本文学史ノート』

2 学習計画及び評価方法等

(1) 学習計画等
学期 学 習 内 容 学 習 の ね ら い 備考(特記事項,
他教科との関連など)
学期
中間考査範囲
「言語と記号」他




期末考査範囲
「環境問題と孤立した個人」





・入試問題演習
・論旨を的確に理解し,言語の本質,人間や文
化との関係について認識を深めます。
・抽象的な問題について積極的に考えようとす
る態度を養い,論理的思考力を高めます。
・入試問題の演習をします。


・近代を論じた評論を読み,現代の社会におけ
る自分の生き方について考えます。
・取り上げられる話題をたどりながら近代の自
然観を捉え,環境問題についての考えを深めま
す。


・入試問題の演習をします。



中間考査








期末考査
【課題・提出物等】
プリント・ノートなど
【第1学期の評価方法】
定期考査成績,ノートプリントなどの提出物の内容,学習活動への参加の姿勢や態度を総合して評価します。
学期
中間考査範囲
「こころ」




期末考査範囲

センター入試対策演習
・小説における場面展開や,人物の性格・心理
の描写を読み取ります。
・人間関係における人物の心情を的確に把握し
て,人の心のありようについて考えを深めま
す。



・大学入試センター試験に向けて,問題演習を
行います。

中間考査





期末考査
【課題・提出物等】
プリント・ノートなど
【第2学期の評価方法】
定期考査成績,ノートプリントなどの提出物の内容,学習活動への参加の姿勢や態度を総合して評価します。
学期
なし
なし
なし
【課題・提出物等】
なし
【第3学期の評価方法】
なし
【年間の学習状況の評価方法】
全校一斉漢字テストや中間考査・期末考査などの成績をもとに,提出物の内容,取り組み姿勢も考慮にいれ,総合的
に評価します。

(2)評価の観点、内容および評価方法
評価の観点および内容 評価方法
関心・意欲・態度
・ノートや課題などは提出しているか。
・語句の意味調べなどの予習ができている
か。
・ノートや課題の提出状況で評価します。
・授業中の小テストや発問に対する答えなど
によって評価します。
思考・判断・表現
・論理の展開が明確であるか。
・語句の意味調べなどの予習ができている
か。
・授業中の小テストや発問に対する答えなど
によって評価します。
・提出課題などの内容で評価します。
資料活用の
技能・表現
・辞書を的確に使っているか。
・『図説国語』などを利用し、より具体的資
料を確認しているか。
・ノートや課題の内容で評価します。
・授業中の小テストや発問に対する答えなど
によって評価します。
技能および知識・理解
・授業内容を理解しているか。
・正しい日本語や漢字の知識が身についてい
るか。
・要旨をまとめることができるか。
定期考査や漢字一斉テスト,小テストなどの
成績,提出課題の内容によって評価します。

3 担当者からのメッセージ

確かな学力を身に付
けるためのアドバイス
・大学受験頻出作者の評論を読むことにより,社会に対する関心を高めながら,言語・文
化・近代と前近代等に対する考え方を学習します。
・内容を理解すると同時に,論理展開の方法にも着目しましょう。
・自分の考えをまとめるためにも新聞を読みましょう。
・評論文読解に必要な語彙の意味を確実におさえましょう。
授業を受けるに当た
って守ってほしい事項
・単元に入る前に難語句の確認をしましょう。
・積極的に読書をしましょう。
・新聞を読んで,現代社会の事象・問題点に敏感になりましょう。
・『新総合図説国語』等資料を利用し,より多くの情報を得ましょう。
・問題演習を積み重ねますので,入試を意識した取り組みをしてください。
その他のアドバイス
・社会性や話題性のある最近の題材を多く読むだけではなく,普遍的な文章も積極的に読
み,さまざまな視点や読解力を身につけましょう。
・論理的な思考力を養成し,文章作成に必要な能力を基礎から積み上げましょう。そのた
めにも,要約練習をしっかりとしましょう。