私立 千葉商科大学付属高等学校  シラバス

国語科 「現代文B(2年特進選択)」  単 位 数 2 単 位
学科・学年・組
 普通科・2年・H組

1 学習の到達目標等

学習の到達目標
1.幅広いテーマ作品に触れながら,筆者が提起した問題に理解を深め様々な
  ものの見方,捉え方を学ぶ。
2.文章の内容を把握する力思考する力,文章を構成し表現する力を,書くこ
  とによって深める。
使用教科書
東京書籍 『精選現代文B』
副教材
東京書籍 『精選現代文B学習課題ノート』・東京書籍『新総合図説国語』・
いいずな書店『SMART3000』

2 学習計画及び評価方法等

(1) 学習計画等
学期 学 習 内 容 学 習 の ね ら い 備考(特記事項,
他教科との関連など)
学期
中間考査範囲

小説「おじいさんのランプ」




   
期末考査範囲
  
小説
  「檸檬」
・話題と主張の関係に着目して読み,時代とと
もに
変わっていく本のあり方について考えます。


・筆者が提起する事柄を考え,分析します。
・ 評論を読んで,筆者の着眼点を明らかに
し,
 論の展開を正確につかみます。
・筆者が提起した問題について理解を深め, 
 様々なものの見方,捉え方を学びます。

・大学一般入試問題を捉え,筆者の表現意
 図などを,確実に把握する能力を養います。

全校一斉漢字テス
ト


中間考査





期末考査
【課題・提出物等】
プリント・ノートなど
【第1学期の評価方法】
定期考査成績,全校一斉漢字テスト成績,ノート・プリントなどの提出物の内容,学習活動への参加の姿勢や態
度を総合して評価します。
学期
中間考査範囲
  小説 「蠅」
 




期末考査範囲
  評論「文学の未来」
・視点の移動に注意しながら,描かれた場面や
状況
を読み取り,主題について考えます。

・大学一般入試によくみられる「故事成語」 
 「ことわざ慣用句」「頻出漢字」などに触 
 れ,広範囲な一般常識に対応できる力を養い
 ます。


・本文中における引用の役割を押さえて筆者の
主張
を理解する。
・文学の意義について理解を深める。

・多くの入試問題に触れ,それぞれにある筆者
 の表現上の特質を学びます。
全校一斉漢字テス
ト




中間考査






期末考査    
 

【課題・提出物等】
プリント・ノートなど
【第2学期の評価方法】
定期考査成績,全校一斉漢字テスト,ノート・プリントなどの提出物の内容,学習活動への参加の姿勢や態度を
総合して評価します。
学期
学年度末考査範囲
  小説「トランジット」
・登場人物の言動・心理などを表現に即して読
み取
る。
・出会いの持つ意味について考える。

・入試における現代文をジャンルごと触れ,現
 代文征服のカギを獲得できる力を養います。
全校一斉漢字テス
ト


 学年度末考査
【課題・提出物等】
プリント・ノートなど
【第3学期の評価方法】
定期考査成績,全校一斉漢字テスト,ノート・プリントなどの提出物の内容,学習活動への参加の姿勢や態度を
総合して評価します。
【年間の学習状況の評価方法】
考査などの成績以外に,提出物の内容や完成度なども点数化し,取り組みの姿勢も考慮に入れ総合的に評価します。

(2)評価の観点、内容および評価方法
評価の観点および内容 評価方法
関心・意欲・態度
・ノートや課題などは提出してい
 るか。
・語句の意味調べなどの予習がで
 きているか。
・ノートや課題の提出状況で評価します。
・授業中の小テストや発問に対する答えなど
 によって,評価します。	
思考・判断・表現
・ノートや課題などは提出してい
 るか。
・語句の意味調べなどの予習がで
 きているか。
・授業中の小テストや発問に対する答えなど
 によって,評価します。
・提出課題などの内容で評価します。
資料活用の
技能・表現
・辞書を的確に使っているか。
・『図説国語』などを利用し,より具体的な
 資料を確認しているか。
・ノートや課題の内容で評価します。
・授業中の小テストや発問に対する答えなど
 によって,評価します。
技能および知識・理解
・授業内容を理解しているか。
・正しい日本語や漢字の知識が身に付いてい
 るか。
・定期考査や漢字一斉テスト,小テストなど
 の成績,提出課題の内容によって評価しま
 す。

3 担当者からのメッセージ

確かな学力を身に付
けるためのアドバイス
・将来の目標に向かって土台を作る大切な授業です。積極的に論理的な考え方に触れ,把
 握できる力を身に付けます。
・最近の作品や話題性のある文章を読むことにより,社会に対する関心を高めながら学習
 します。
・自分の考えをまとめるため にも新聞を読みましょう。
・必要な意味を表すために,文脈の中で類義語・慣用句を正しく使い分けることができる
 ように,短いエッセイなどを読みましょう。

授業を受けるに当た
って守ってほしい事項
・国語の基礎から応用までを体系的に学習しますので,毎時間の授業内容を確実に理解
  することが大切です。
・単元に入る前,難語句の確認をしましょう。
・必ず読書を行って下さい。
・『新総合図説国語』等資料を利用し,より多くの情報を得ましょう。
その他のアドバイス
・社会性や話題性のある最近の題材を多く読むことによって,さまざまな視点や読解力を
 身につけます。新聞などをよく読むことと並行して取り組みましょう。
・論理的な思考力を養成し,文章作成に必要な能力を,基礎から積み上げていきましょ 
 う。