私立 千葉商科大学付属高等学校  シラバス

国語科 「国語表現(3年普通科総合進学コース)」  単 位 数 1 単 位
学科・学年・組
普通科・3年・C~F組

1 学習の到達目標等

学習の到達目標
1,相手の考えを考慮に入れ,論理的に意見を述べる。
2,目的や場に応じて,効果的な表現で,筋道を立てて述べる。
3,日本語についての理解を深める。
使用教科書
教育出版『国語表現』
副教材
いいずな書店『頻度分析高校漢字SMART3000』・東京書籍『新総合図説国
語』・尚文出版『キーワードの卵』・第一学習社『小論文頻出テーマ2022 現
代を知る チェック&ワーク』・プリントなど

2 学習計画及び評価方法等

(1) 学習計画等
学期 学 習 内 容 学 習 の ね ら い 備考(特記事項,
他教科との関連など)
学期
(入試対策基礎小論文)
  1 小論文入門―「読む」から「書く」
    へ
  5 小論文の技術

(志望理由書)


『キーワードの卵』第37回~第48回

『現代を知る チェック&ワーク』
「生活・社会」「環境」「国際問題・異文化
理解」日本語・日本人」「教育」



・入試に出るテーマで,構成に注意しながら小
 論文を書く練習をします。
・問題提起とその解答を明確にします。
・効果的な具体例や理由を考えます。

・自己分析をし,自分の進路について考えま
す。
・希望する進路(職種・大学・学部・学科な
ど)の研究をします。
・「志望理由書」の書き方を把握し,内容を吟
味します。
・推薦入試やAO入試の準備を進めます。
第1回全校一斉漢
字
テスト


論文試験


第1回漢字能力検
定


日本語テスト
【課題・提出物等】
春季課題『頻度分析高校漢字SMART3000』(第1回全校一斉漢字テストの範囲),志望理由書,その他(論文・プ
リントなど)
【第1学期の評価方法】
全校一斉漢字テスト,論文試験,日本語テスト,志望理由書,その他(論文・プリントなど)
学期
(入試対策応用小論文)
  9 論文作成法

(ディベート)
  2 話すこと・聞くこと入門
  6 話し合いの技術
  11 表現技術のアンサンブル


『キーワードの卵』第49回~第60回

『現代を知る チェック&ワーク』
「福祉」「政治・経済」「情報・メディア」
「科学技術」「医療・看護」
・入試に出る「文章要約型・立場限定型」など
 の小論文を書く練習をします。
・社会的なテーマについて,情報をまとめ,知
識を整理します。

・テーマについて図書室やインターネットなど
で調べます。
・資料を作成し,賛成意見・反対意見をまとめ
ます。
・情報を分析し,効果的な具体例などを考えま
す。
・ディベートの手順を把握します。
・肯定・否定・審判に分かれ,実践します。
・反省点をまとめます。
第2回全校一斉漢
字
テスト


論文試験


第2回漢字能力検
定


日本語テスト
【課題・提出物等】
夏季課題『頻度分析高校漢字SMART3000』(第2回全校一斉漢字テストの範囲),ディベート調査資料,その他
(論文・プリントなど)
【第2学期の評価方法】
全校一斉漢字テスト,論文試験,日本語テスト,ディベート調査資料および実践,その他(論文・プリントなど)
学期
なし
なし
補習
【課題・提出物等】
なし
【第3学期の評価方法】
なし
【年間の学習状況の評価方法】
全校一斉漢字テストや日本語テスト,論文試験などの成績以外に,提出物の内容や完成度なども点数化し,取り組み
姿勢も考慮に
入れ,総合的に評価します。

(2)評価の観点、内容および評価方法
評価の観点および内容 評価方法
関心・意欲・態度
・漢字能力検定や日本語文章能力検定を取得
 したか。
・論文や課題は提出しているか。
・検定の取得や取り組み姿勢で評価します。

・課題の提出状況や取り組み姿勢で評価しま
す。
思考・判断・表現
・論理の展開は明確であるか。
・資料に基づいて的確に判断しているか。
・提出物や論文の内容で評価します。
資料活用の
技能・表現
・図書室やインターネットなどを利用し,情
 報を収集できるか。
・考察として具体的な例を挙げているか。
・提出物や論文の内容で評価します。
技能および知識・理解
・日本語や漢字の知識が身についているか。
・社会常識や時事的な物事に対する知識が身
 についているか。
・テストの成績や論文の内容で評価します。

3 担当者からのメッセージ

確かな学力を身に付
けるためのアドバイス
 「自己分析」や「職種・大学の研究」,「情報収集・分析」などを通じて,進路開拓に
直接関わる学習をします。更に,大学や社会で必ず役に立つ準備をしますので,何より積
極的に取り組みましょう。
 また,検定の取得などを目標とし,正しい日本語を身に付けましょう。
授業を受けるに当た
って守ってほしい事項
 授業は週1時間しかありませんので,論文や課題を提出し,添削指導を受けることが重
要になります。提出期限を守り,地道に取り組んでください。
その他のアドバイス
 この授業は「検定や大学推薦入試・面接などに備える」ためだけのものではありませ
ん。論理的な思考を心がけ,大学や社会で必要となる表現能力を身につけるためにも積極
的に取り組みましょう。
 また,社会の流れや常識とされる知識を得るために,新聞を欠かさず読んでください。