私立 千葉商科大学付属高等学校  シラバス

商業科 「簿記(2年普通科総合進学コース)」  単 位 数 7 単 位
学科・学年・組
普通科・2年・D~F組

1 学習の到達目標等

学習の到達目標
1 企業における日常発生する取引を合理的・能率的に記帳する知識と技術を
  身に付ける。
2 取引の仕訳から勘定の記入を経て決算に至るまでの簿記の基本的な仕組みに
  ついて理解を深める。また,帳簿や貸借対照表や損益計算書を作成する。
使用教科書
実教出版『高校簿記』
副教材
実教出版『最新段階式簿記検定問題集3級』
実教出版『模擬試験問題集3級』
実教出版『最新段階式日商簿記検定問題集3級』

2 学習計画及び評価方法等

(1) 学習計画等
学期 学 習 内 容 学 習 の ね ら い 備考(特記事項,
他教科との関連など)
学期
全商簿記3級
・簿記の意味,簿記の目的
・簿記の基礎的条件
・簿記の要素
・取引と勘定
・仕訳と転記
・仕訳帳と総勘定元帳
・試算表
・決算
 個人企業における簿記の基礎を理解する。
決算の意味と手続き,締切を理解します。
資産・負債・資本の基本的概念とそれらの相
互関係及び貸借対照表の構造について理解しま
す。

 損益計算書の構造について理解する。
各取引における知識・記録・計算を理解しま
す。

 主要簿以外の様々な補助簿の計算・作成・
締切を理解します。簿記上の現金の入金・出
金,当座預金の預け入れ・引出しなどの基本的
な取引を理解する。手形の振り出し・受け取
り・裏書きなどの基本的な取引を理解します。

 決算整理の意味と必要性を理解する。また,
貸借対照表・損益計算賞の記帳法を身に付け
る。
「ビジネス基礎」
における商業を
学ぶ目的と学び方
の内容と関連
する。

中間考査

期末考査
【課題・提出物等】
・小テスト
・課題プリント
【第1学期の評価方法】
中間考査と期末考査の成績,プリント・問題集などの提出物の内容,授業内で行う小テスト,学習活動への意
欲,態度で評価します。
学期
【日商簿記3級】
・簿記の意味,簿記の目的
・簿記の基礎的条件
・簿記の要素
・取引と勘定
・仕訳と転記
・仕訳帳と総勘定元帳
・試算表
・決算
   
全商簿記3級よりもさらに発展した内容を学習
します。
「会計」の学習
と関連します。

中間考査

期末考査

日本商工会議所主
催簿記検定3級
【課題・提出物等】
・小テスト
・課題プリント
【第2学期の評価方法】
中間考査と期末考査の成績,プリント・問題集などの提出物の内容,授業内で行う小テスト,学習活動への意
欲,態度で評価すなsy
学期
【日商簿記3級】
検定試験に向けた問題演習
2月に実施される日本商工会議所主催簿記検定
3級の合格を目標とします。
学年末考査 

日本商工会議所主
催簿記検定3級
【課題・提出物等】
・小テスト
・課題プリント
【第3学期の評価方法】
学年末考査の成績,プリント・問題集などの提出物の内容,授業内で行う小テスト,学習活動への意欲,態度で
評価します。
【年間の学習状況の評価方法】
1学期の成績,2学期の成績及び3学期の成績を総合し,年間の学習成績とする。

(2)評価の観点、内容および評価方法
評価の観点および内容 評価方法
関心・意欲・態度
企業における取引を,帳簿に記録・計算・
整理する技術である簿記に興味を持ち,簿
記一巡の手続きの学習に自分から進んで取
り組むとともに,学んだことをまとめたり
確認しようとしているか。
・学習活動への参加や仕方や態度
・練習問題
・ノート
・配布物の整理
思考・判断・表現
企業における取引の記帳・計算・整理に関
する諸問題の解決を目指し自ら思考を深
め,基礎的・基本的な知識を技術を活用し
て,適切に判断し,創意工夫する能力を身
に付けているか。
・発表の内容や仕方
・授業中で使用するプリント
・練習問題
資料活用の
技能・表現
企業における取引の記帳・計算・整理に関
する基礎的・基本的な知識を身に付けビジ
ネスの諸活動を計数的に把握し,適切に処
理するとともに,その成果を的確に表現し
ているか。
・計算能力
・帳簿記入への正確性と明瞭性
・練習問題集
・発表の内容や方法
技能および知識・理解
簿記に関する基礎的・基本的な知識を身に
付け作成した貸借対照表と損益計算書の意
義や役割を理解しているか。
・定期テスト
・小テスト
・検定試験

3 担当者からのメッセージ

確かな学力を身に付
けるためのアドバイス
「あらゆる立場でものごとを考えること」,「時系列に沿って整理すること」を心掛けて
学習に取り組んでください。
授業を受けるに当た
って守ってほしい事項
電卓(12桁)を必ず用意してください。
その他のアドバイス
1年間で日商簿記検定3級の合格を目指します。