私立 千葉商科大学付属高等学校  シラバス

商業科 「ビジネス実務(2年商業科)」  単 位 数 2 単 位
学科・学年・組
商業科・2年・K~L組

1 学習の到達目標等

学習の到達目標
多面的にビジネスについての基礎知識を学び,実務の世界に役立つノウハウを修
得することを目標とする。
使用教科書
実教出版『ビジネス実務 新訂版』
副教材
実教出版『全商珠算・電卓実務検定試験模擬試験問題集』

2 学習計画及び評価方法等

(1) 学習計画等
学期 学 習 内 容 学 習 の ね ら い 備考(特記事項,
他教科との関連など)
学期
全商珠算電卓実務検定を通じたビジネス計算
と電卓技術の向上
1.普通計算
 A 乗算 被乗数・乗数6桁~8桁の計算  
 B 除算 除数・商5桁~7桁の計算    
 C 見取算 3桁~7桁の加減算
 D 伝票算 納品伝票計算

2.ビジネス計算
 ・割合に関する計算
 ・貨幣換算
 ・度量衡の換算
 ・売買・損益の計算
 ・単利計算

第1章 オフィス実務
 第1節 企業の組織と仕事
 第2節 職業人としての心構え
○1年次より活用してきた電卓をさらに活用
し,ビジネス社会で実践的に扱える技術の修得
を目標とします。
○企業の概念や株式会社の仕組みを理解させ
「企業」とは何かを理解し,企業の役割や必要
性を学びます。
○労働者と雇用者という契約関係において,ど
のような契約がなされるか,また,どのような
心構えが必要であるかを理解していきます。
ビジネス基礎
マーケティング
情報処理
商品開発
【課題・提出物等】
・授業確認プリント
・授業内小テスト
【第1学期の評価方法】
・定期考査・ノート,プリント提出
・授業への出席状況および取り組み態度
学期
 第3節 コミュニケーションとビジネスマ
ナー
 第4節 情報化とオフィス実務
 第5節 税の申告と納付
○実践的な実習を取り入れ,ビジネスマナーに
ついての理解と技術の修得を目指します。
○1年次に学んだ情報分野と関連付けながら情
報社会においてビジネスがどのような位置づけ
であるか,またどのような点で注意を払わなけ
ればならないかを理解させ,情報化社会に対応
できる知識の修得を目指します。
○企業に課せられる税について,種類や算出方
法,また申告から納付までの手順などを理解さ
せる。また,1年次より学習している簿記と関
連付けながら理解を深めます。

○授業で学んだコミュニケーションを活用し,
アンケート調査で体験的に実践活動を行いま
す。
○商品開発協力企業の方と実践的なコミュニケ
ーションを行い,学んだ内容の深い理解を目指
します。
ビジネス基礎
マーケティング
情報処理
商品開発
【課題・提出物等】
・授業確認プリント
・授業内小テスト
【第2学期の評価方法】
・定期考査
・ノート,プリント提出・授業への出席状況および取り組み態度
・全国商業高等学校協会主催 電卓実務検定試験
学期
第2章
 第1節 国際化とコミュニケーション
 第2節 ビジネスの会話
 第3節 ビジネス文書
○国際的なビジネスで共通的に必要な挨拶やマ
ナーを修得し,実践的な活用を目指します。
○異文化を理解しそれを受け入れるだけでな
く,異文化差異による商慣習の違いや日本独自
の商慣習の理解を目指します。
○ビジネス社会で必要な会話の修得を目指しま
す。
○電話の受け答えや商取引を英語で行うポイン
トを理解していきます。
○一般的に用いられるビジネス文書の英語表現
について理解を深めます。
なし
【課題・提出物等】
・授業確認プリント
・授業内小テスト
【第3学期の評価方法】
・定期考査
・ノート,プリント提出
・授業への出席状況および取り組み態度
【年間の学習状況の評価方法】
・定期考査・提出物と授業態度・全高商業高等学校協会主催 電卓実務検定試験 取得状況

(2)評価の観点、内容および評価方法
評価の観点および内容 評価方法
関心・意欲・態度
企業の仕組みや日常業務としてある仕事について関
心を持ち理解しようとしているか。
発問に対して積極的に解答したり、グループワーク
などで積極的に発言できるかで評価します。
思考・判断・表現
業務を円滑にするためのスキルを身に着けようし
ているか。
正しい言葉遣いやビジネスマナーを習得できた
か。
グループシミュレーションに積極的に参加し、実
践しているかなどで評価します。
またグループワークや課題レポートなどで評価を
します
資料活用の
技能・表現
企業の日常業務などに関するケーススタディをもと
に課題レポートを作成し、状況を理解したうえで的
確に第三者に伝えられるか。
課題レポートの内容で評価します。
技能および知識・理解
ビジネスの基本用語やマナー、敬語などの言葉遣い、
企業の仕組みや職場環境に関する知識など、仕事をす
るうえで必要な基本知識が理解できているか。
定期考査や授業内小テストなどで総合的に評価しま
す。

3 担当者からのメッセージ

確かな学力を身に付
けるためのアドバイス
・各時間の授業をしっかり聞き,課題レポートなどを必ず提出してください。
授業を受けるに当た
って守ってほしい事項
・ノートは板書をただ写すのではなく,担当の先生が話したことなどもメモを取りながら
まとめてい
きましょう。
その他のアドバイス
・検定前補習はしっかり参加をしていきましょう。