単 位 数 | 2 単 位 | |
学科・学年・組 | 商業科2年・K〜L組 |
学習の到達目標 | 現代における政治・経済についての理解を深めるとともに,現代の政治・経済 の問題点に対して自分なりの考えを持つことが出来るようになる。 |
使用教科書 | 第一学習社『政治・経済』 |
副教材 | なし |
(1) 学習計画等
学期 | 学 習 内 容 | 学 習 の ね ら い | 備考(特記事項, 他教科との関連など) |
第1学期 | 『政治・経済』の学習について 第1編 民主政治の基本原理と日本国憲法 1.政治と法の機能 2.人権保障と法の支配 3.議会制民主主義と世界の政治体制 4.日本国憲法の基本原理 5.平和主義と自衛隊 |
・『政治・経済』の授業の進め方・学ぶ内容 について理解します。 ・私たちと政治,政治と国家,国家成立の思想 について理解します。 ・法の支配,基本的人権の保障,人権の国際的 保障について理解します。 ・世界の主な政治体制を理解し,真の民主政治 の実現について考えます。 ・旧憲法との相違や日本国憲法制定の歴史的 経緯を踏まえながら,日本国憲法の基本的 性格について理解を深めます。 ・日本国憲法の平和主義について,その内容 と意義を理解します。また,自衛隊や安全 保障,国際貢献などについての現状を学習 し,今後あるべき姿勢を考えます。 |
・中学の「公民 」の学習を振 り返りながら 学習を進めて いく。 ・その時々のニ ュースなどを 取り上げなが ら進めてい く。 中間考査 期末考査 |
【課題・提出物等】 新聞を継続的に読む習慣を付ける。 |
|||
【第1学期の評価方法】 中間考査,期末考査の成績を中心に評価しますが,提出物の内容や期限を厳守できたか等も大きな比重を置いて 評価します。また授業の取り組みの姿勢も評価します。 |
|||
第2学期 | 6.基本的人権の保障と新しい人権 7.国会の組織と立法 8.内閣の機構と行政 9.裁判所の機能と司法 |
・日本国憲法が保障する基本的人権の内容を 理解し,人権に関して憲法の直面する問題 について考えます。 ・国の統治機構である国会,内閣,裁判所に ついて,組織や機能,権力分立の関係を理 解し,国民生活とのかかわりについて考え ます。 |
中間考査 期末考査 |
【課題・提出物等】 新聞を継続的に読む習慣を付ける。 |
|||
【第2学期の評価方法】 中間考査,期末考査の成績を中心に評価しますが,提出物の内容や期限を厳守できたか等も大きな比重を置いて 評価します。また授業の取り組みの姿勢も評価します。 |
|||
第3学期 | 10.地方自治制度と住民の権利 11.政党政治と選挙制度 12.民主政治と世論の役割 |
・住民生活と地方自治について,国政と比較 し,その意義について考えます。 ・日本の政党政治、選挙制度の変遷と現状, 問題点を理解し,今後の政治のあるべき姿 について考えます。 |
学年末考査 |
【課題・提出物等】 新聞を継続的に読む習慣を付ける。 |
|||
【第3学期の評価方法】 学年末考査の成績を中心に評価しますが,提出物の内容や期限を厳守できたか等も大きな比重を置いて評価しま す。また授業の取り組みの姿勢も評価します。 |
|||
【年間の学習状況の評価方法】 1・2・3学期の評価を総合して年間の評価とします。 |
(2)評価の観点、内容および評価方法
評価の観点および内容 | 評価方法 | |
関心・意欲・態度 | ・課題をきちんと提出しているか。 ・授業中,集中して取り組めているか。 ・世の中の動向を積極的に把握しようと努 めているか。 |
・課題の提出状況 ・授業への取り組み ・授業中の発問に対する応答 などを評価します。 |
思考・判断・表現 | ・現代の政治的・経済的分野における事象 を歴史的背景から捉えることが出来る か。 ・学習したことを基に,現代の政治的・経 済的分野における事象を分析することが 出来るか。 |
・定期考査 ・授業中の発問に対する応答 などを評価します |
資料活用の 技能・表現 |
・法律や統計などの資料から政治的・経済 的分野における事象を分析することがで きるか。 ・新聞などの活字メディア,テレビなどの 映像メディアなどから必要な情報を読み 取ることが出来るか。 |
・定期考査 ・授業中の発問に対する応答 などを評価します。 |
技能および知識・理解 | ・授業の内容を,きちんと身に付けている か。 ・現代の政治・経済の動向を大まかに理解 しているか。 |
・定期考査 ・授業中の発問に対する応答 などを評価します。 |
確かな学力を身に付 けるためのアドバイス |
政治経済で扱う内容は机上の理論ではなく,時々刻々と動いているものが多くありま すので,世の中の動向を新聞やニュースなどで常に追うようにして下さい。学習した内 容がリアルタイムで動いているのを感じられるようになって欲しいと思います。 公民の学習はとかく暗記物というイメージがあると思います。確かにそういう面も否 定できませんが,暗記に頼った知識はとても頼りないもので,覚えていたとしてもテス トの時まででしょう。「なぜこのような規定があるのか,なぜこのようなことが起こる (起きた)のか」という背景を学ぶことによって,ただの暗記ではない確かな知識を得る ことが出来ます。 |
授業を受けるに当た って守ってほしい事項 |
・教科書,配布資料などを忘れずに持参し,授業に臨んで下さい。 ・授業は集中して受けて下さい。 ・積極的な発言は大歓迎ですが,授業の妨害となるような発言は厳禁です。 ・授業で理解できなかったことをそのままにせずに,質問をするなど理解に努めて下さ い。 ・提出物は期限を守って,きちんと提出して下さい。 |
その他のアドバイス | 「政治経済」で扱う内容は今の社会で起こっていることや社会の仕組みですから,学 習したことをリアルタイムに肌で感じ取ることが出来ます。つまり君達は世の中の出来 事がなぜ起こっているかを学習していく訳です。世の中では様々な出来事が起こってい るので,もちろん授業の内容だけでは理解できないこともたくさんあります。少しでも" あれっ!? "と思うことがある時は自分で調べてみましょう。 世の中の出来事に対して自分の考えを持って主体的に判断できる人間になって欲しいと 思います。 |