単 位 数 | 1 単 位 | |
学科・学年・組 | 普通科・2年・A~J組・商業科・2年・K~L組 L |
学習の到達目標 | 1.交通安全など,現代の健康問題とその対策について,知識を身に付ける。 2.私たちの心と体は,年齢とともに変化している。 また,健康のために私たちや社会がすべきことも,それに伴って変化していく。 ここでは,思春期から中高年期までの健康に関わる事柄について学ぶとともに, 私たちの健康を支えている保健・医療のしきみや,それらの活用の仕方などにつ いて,学ばせる。 |
使用教科書 | 現代保健体育(大修館)304 |
副教材 | 現代保健ノート304 |
(1) 学習計画等
学期 | 学 習 内 容 | 学 習 の ね ら い | 備考(特記事項, 他教科との関連など) |
第1学期 | 1・交通事故の現状と要因 2・交通社会における運転手の資質と責 任 3・安全な交通社会づくり 防災・防犯をめざした社会づくり 4・応急手当の意義とその基本 5・心肺蘇生法 6・日常的な応急手当心肺蘇生法を実習しよう |
・交通事故の現状に関しては,事故の種類と年令の関係,要因で は事故例などをあげて説明し,運転者の資質と能力が大 切であることを学ばせます。安全のためには一人ひとりが気をつ けるような社会や車両が必要になることを理解させます。このよ うな具体例を説明できるようになること,また,責任や補償につ いても理解させます。 ・応急手当の手順,意義を理解し方法と実技ができようにさせま す。また,心配蘇生法を行うことができるようにします。更に は,熱中症の適切な手当てができるようにします。 |
期末考査 |
【課題・提出物等】 metamoji課題・プリント・保健ノート |
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【第1学期の評価方法】 学期末考査の成績,保健ノートの提出内容,学習活動への参加意欲や状況等を総合的に評価する。 |
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第2学期 | 1・思春期と健康 2・性意識と性行動の選択 3・結婚生活と健康 4・妊娠・出産と健康 5・家族計画と人工妊娠中絶 6・加齢と健康 7・高齢者のための社会的取り組み |
・思春期における体の発達の特徴・行動面・心理面を理 解させます。 ・性意識の男女差を欲求の表れ方を例にして説明し,具 体例を挙げられるようにさせます。 ・結婚生活が家族の健康作りにどう関わっているかを理 解し,出産への過程を細かく理解させます。 ・人工妊娠中絶が女性の心身に及ぼす影響を理解させま す。 ・加齢に伴う心身の変化について,形態,機能の両面か ら理解させます。 |
期末考査 |
【課題・提出物等】 metamoji課題・プリント・保健ノート |
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【第2学期の評価方法】 学期末考査の成績,保健ノートの提出内容,学習活動への参加意欲や状況等を総合的に評価する。 |
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第3学期 | 1・保健制度とその活用 2・医療制度とその活用 3・医薬品と健康 4・さまざまな保健活動や対策医師や医療機関に ついて考えてみよう |
・高齢社会に対応した保健・医療・福祉の連携と意義と総合的対策の必要性 を理解させます。 ・保健行政の役割としくみ,保健サービスの内容とその活用法について理解 させます。 ・医療保険の仕組み,医療費が支払われる仕組みを家族の場合を例にして理 解させます。 ・医療機関の選び方・医師から必要な情報を引き出すための質問事項を挙げ られるよう理解させます。 |
期末考査 |
【課題・提出物等】 metamoji課題・プリント・保健ノート |
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【第3学期の評価方法】 学期末の成績,保健ノートの提出内容。 |
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【年間の学習状況の評価方法】 評価の観点から年間を通して加点する場合もあります。 |
(2)評価の観点、内容および評価方法
評価の観点および内容 | 評価方法 | |
関心・意欲・態度 | ①自ら関心を持ち意欲的に学習しようとして いるか。 ②発問に対して自ら答えを考え発言すること ができるか。 ③課題解決に向けて話し合いに取り組んでい るか。 |
関心・意欲・態度,思考・判断・表現及び知 識・理解の3観点から総合的に評価します。 (±α20点) |
思考・判断・表現 | ①課題に対しグループで話 し合い必要な情報を比較したり,分析することが できるか。 ②内容を理解し,自分の考えをはっきりと言える か。 |
関心・意欲・態度,思考・判断・表現及び知 識・理解の3観点から総合的に評価します。 (±α20点) |
資料活用の 技能・表現 |
なし |
なし |
技能および知識・理解 | ①本時の内容について自ら考え,理解することができるか。 ②課題に対して,グループで話し合い資料を整理し,分類する ことができるか。 ③授業内容に対し,仲間と意見を交わし発言したり書き出す ことができるか。 |
関心・意欲・態度,思考・判断・表現及び知 識・理解の3観点から総合的に評価する。 定期考査(100%) |
確かな学力を身に付 けるためのアドバイス |
・授業で教科担当の「説明を聞いたり」「板書を書き留める」だけでなく,積極的に自分自身 の生活を振り返り,健康の保持増進を図るための課題を見つけることが大切です。さらに は,学習した内容をもとに、自分や集団の課題を解決する方法を見つけ出すことも求めま す。 ・プリントや保健ノート,メタ文字課題を中心に学習を進めます。学習の流れに乗り遅れ ないよう積極的に活動することが大切です。 ・新聞やニュースに気を配り,保健や健康に関する記事をスクラップするなどして日頃か ら関心持つことが大切です。 |
授業を受けるに当た って守ってほしい事項 |
・保健ノート,iPadは毎時間必ず準備してください。 ・授業チャイムと同時に始めますので,休み時間中に教科書及び保健ノート,iPadを準備し てお き,チャイムと同時に着席を完了してください。 ・欠席した場合のプリントは次回の授業で担当者に申し出てください。 |
その他のアドバイス | 「保健」という科目は,「健康を保つ」ことを取り扱う授業で,毎週1時間の授業が行なわれ ます。 健康問題がテレビや新聞等で大きく取り扱われる現状の中で,正しい情報を取り入れ適切 な生活行動を選択できるようになることが求められています。「保健」では,自分や家族の 健康を保持増進するための基本的な事柄を理解するだけでなく,日常生活の中の課題を見 つけ出し解決の方法を 導き出すことができるような授業を展開します。日常生活において,空気と同じようにあ って当然,なくなると困るもの,それが健康です。毎日の生活の中で「体の健康」「心の健 康」に目を向けましょう。 |