私立 千葉商科大学付属高等学校  シラバス

英語科 「コミュニケーション英語Ⅲ(3年特進)」  単 位 数 4 単 位
学科・学年・組
普通科・3年・H組

1 学習の到達目標等

学習の到達目標
英語を通じて,積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育成するとともに,情
報や考えなどを的確に理解したり適切に伝えたりする基礎的な能力を養う。
具体的な言語活動は以下の通り。
ア.事物に関する紹介や対話などを聞いて,情報や考えなどを理解したり,概要や要点を
とらえたりする。
イ.説明や物語などを読んで,情報や考えなどを理解したり,概要や要点をとらえたりす
る。また,聞き手に伝わるように音読する。
ウ.聞いたり読んだりしたこと,学んだことや経験したことに基づき,情報や考えなどに
ついて,話し合ったり意見の交換をしたりする。
エ.聞いたり読んだりしたこと,学んだことや経験したことに基づき,情報や考えなどに
ついて,簡潔に書く。
使用教科書
三省堂『CROWN English CommunicationⅢ New Edition』
副教材
駿台文庫『システム英単語』
桐原書店『Next Stage(4rd Edition)』
アルク『キクタン12000』
数研出版『Make Progress in English Reading』
数研出版『Make Your Ascent to Better English Reading』
リクルート『スタディサプリENGLISH(4技能コース)』

2 学習計画及び評価方法等

(1) 学習計画等
学期 学 習 内 容 学 習 の ね ら い 備考(特記事項,
他教科との関連など)
学期
Lesson1 
Life as a Journey

Lesson2 
God’s Hands

Lesson3 
Captured by Art

Lesson4
Does Money Make You Mean?

Lesson5
 The Biggest Event in Human History … 
Or the Last?
L1 過酷な旅を通して数々の名句を詠んだ松尾芭蕉の
足跡をたどりながら,その作品を鑑賞して日本の自
然美を味わい,また人生において旅の持つ意味につ
いて考える。

L2 「神の手」を持つと言われる医師・天野篤が経験
した幾度もの挫折と不断の努力を知り,ひとつのこ
とを究めることの大切さを学ぶ。また,将来の職業
について考える

L3 インスタレーションアートの例を鑑賞しながら,
新しい視点で物事を捉えるきっかけをもたらすとい
う芸術の側面について考える。

L4 経済状況の違いは人の行動や感情に影響を及ぼす
のか。社会心理学実験を通して,世界に広がる経済
格差の問題について考える。

L5 急速に発達を遂げるAI(人工知能)について学
びながら,AIの持つ可能性と危険性,また人類とAI
の未来について考える。
スタディサプリENGLISH
を用いてリスニング力の
向上を図る。また,
『Make Ascent to
Better English
Reading』を用いて
実践的な演習を行う。
【課題・提出物等】
授業内で適宜指示します。
【第1学期の評価方法】
定期考査の成績を主軸に評価します。
学期
Lesson6
Only a Camera Lens between Us

Lesson7
Being Bilingual

Lesson8 
The Magic of Reality

Lesson9 
Green Revolution, Blue Revolution
L6 DDR(武装解除・動員解除・社会復帰)に携わる
瀬谷ルミ子の活動を通して,平和のあり方と,その
平和にどのように貢献できるかについて考える。

L7 デイビッド・クリスタルの言語についての文章を
読む。複数言語併用の現実や言語の統制・抑圧の事
例などを通し,自分自身および他者の母語の大切さ
を知る。

L8 リチャード・ドーキンスの科学エッセイを読む。
不思議な事象と人々の反応の事例を通して,物事を
科学的に考えることの意義を知る。

L9世界を襲う水危機について考える。自身が消費し
ている「ヴァーチャルウォーター」について知り,
環境保護のあり方を考える。
スタディサプリENGLISH
を用いてリスニング力の
向上を図る。また,
『Make Progress in
English Reading』
を用いて実践的な演習
を行う。
【課題・提出物等】
授業内で適宜指示します。
【第2学期の評価方法】
定期考査の成績を主軸に評価します。
学期
なし
なし
なし
【課題・提出物等】
なし
【第3学期の評価方法】
なし
【年間の学習状況の評価方法】
定期考査の成績を主軸に評価します。

(2)評価の観点、内容および評価方法
評価の観点および内容 評価方法
関心・意欲・態度
コミュニケーションに関心を持ち,積極的に言語
活動を行い,コミュニケーションを図ろうとして
いるか。
授業態度・定期考査の成績を主軸に評価します。
思考・判断・表現
文法事項や構文を理解した上で文構造を把握し,
正確に文章を解釈できているか。
授業態度・定期考査の成績を主軸に評価します。
資料活用の
技能・表現
日常的な話題について,情報や考えなど伝えたい
ことを英語で話したり,書いたりして表現してい
るか。
授業態度・定期考査の成績を主軸に評価します。
技能および知識・理解
日常的な話題についての英語の学習を通して,言
語やその運用についての知識を身に付けるととも
に,その背景にある文化などを理解しているか。
授業態度・定期考査の成績を主軸に評価します。

3 担当者からのメッセージ

確かな学力を身に付
けるためのアドバイス
「読む・聞く・書く・話す」の4技能をバランスよく磨き,文法・単語・熟語表現を総合的に学習し
てください。
授業を受けるに当た
って守ってほしい事項
予習・授業・復習のサイクルを確立させることは基本です。復習では特に音読を繰り返し行うことで
定着を図ってください。
その他のアドバイス
受け身ではなく積極的な姿勢で授業に臨んでください。また,副教材を積極的に活用して知識の定着
に励んで下さい。