私立 千葉商科大学付属高等学校  シラバス

英語科 「コミュニケーション英語Ⅱ(2年特進)」  単 位 数 4 単 位
学科・学年・組
普通科・2年・H組

1 学習の到達目標等

学習の到達目標
英語を通じて,積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育成するとともに,情
報や考えなどを的確に理解したり適切に伝えたりする基礎的な能力を養う。
具体的な言語活動は以下の通り。
ア.事物に関する紹介や対話などを聞いて,情報や考えなどを理解したり,概要や要点を
とらえたりする。
イ.説明や物語などを読んで,情報や考えなどを理解したり,概要や要点をとらえたりす
る。また,聞き手に伝わるように音読する。
ウ.聞いたり読んだりしたこと,学んだことや経験したことに基づき,情報や考えなどに
ついて,話し合ったり意見の交換をしたりする。
エ.聞いたり読んだりしたこと,学んだことや経験したことに基づき,情報や考えなどに
ついて,簡潔に書く。
使用教科書
『Revised ELEMENT English CommunicationⅡ』(啓林館)
副教材
『ElementⅡワークアドバンスト+CD』(啓林館)

2 学習計画及び評価方法等

(1) 学習計画等
学期 学 習 内 容 学 習 の ね ら い 備考(特記事項,
他教科との関連など)
学期
Reading Skill 1~5
Lesson 1
Beyond Words
Communication Tip 1
Lesson 2
Stay Hungry, Stay Foolish
Communication Tip 2
Communication Strategy 1
Lesson 3
A Teenager To Change the World
Communication Tip 3
Lesson 4
Life in a Jar
Further Reading 1
Try Brainteasers!
Communication Builder 4
リーディングスキルについて理解し,文章の構成を
考えながら,概要や要点をとらえることができる。
<題材内容>
・非音声的言語とは何かを理解する。
・非音声的言語の種類を理解する。
・非音声的言語が文化によって異なることを理解す
る。
・文化によって異なる非音声的言語について書く。
<文法事項>
助動詞+完了形,受動態の動名詞,付帯状況を表す 
with A Bについて理解する。
コミュニケーションにおいて重要なスキルを身につ
け,活用することができる。
<題材内容>
・ジョブズが大学を辞めて得た教訓を理解する。
・ジョブズが会社を解雇されて得た教訓を理解す
る。
・ジョブズが病気になって得た教訓を理解する。
・新しい携帯音楽プレイヤーを購入するときに何を
基準に選ぶかについて書く。
<文法事項>
複合関係詞,S+V (be動詞)+C (that節),be動詞
+to不定詞について理解する。
コミュニケーションにおいて重要なスキルを身につ
け,活用することができる。
スピーチを読み,自分が興味を持っている人物につ
いてスピーチを作成し,発表する。
<題材内容>
・ジャックが研究を始めた経緯について理解する。
・研究におけるジャックの苦労について理解する。
・ジャックが成功した理由について理解する。
・世界を変えるために何ができるかについて書く。
<文法事項>
動名詞の意味上の主語,疑問詞+ do you think + 
(S’) +V’?,未来進行形について理解する。
コミュニケーションにおいて重要なスキルを身につ
け,活用することができる。
<題材内容>
・イレーナがユダヤ人のために行ったことを理解す
る。
・イレーナが警察につかまってから解放されるまで
の経緯を理解する。
・イレーナの後悔について理解する。
・自分がイレーナの立場だったらどうするかについ
て書く。
<文法事項>
完了形の受動態,さまざまな分詞構文について理解
する。
<題材内容>
・川渡しをしている男が出会った難問を理解する。
・男がどのようにして難問を解いたかを理解する。
・難問を解く仕組みについて理解する。
・なぜ誤った思考に陥るのかについて理解する。
CEFRのA2レベルの4技能統合型テストを行い,自己
評価して自身の学習到達度を測る。
普遍的な学力をつ
けるために日々の
学習を大切にす
る。
【課題・提出物等】
授業内で適宜指示します。
【第1学期の評価方法】
定期考査の成績を主軸に評価します。
学期
Lesson 5
Space Debris
Listening Skill 5
Lesson 6
Caddy for Life
Listening Skill 6
Lesson 7
iPS CellsListening Skill 7
Lesson 8
Selective Breeding
Communication Builder 5
<題材内容>
・宇宙ごみとは何かを理解する。
・宇宙ごみが引き起こす問題を理解する。
・宇宙ごみ問題の解決のために行われている取り組
みについて理解する。
・宇宙探査に資金を費やすべきかについて議論す
る。
<文法事項>
接続詞+分詞,二重否定,部分否定について理解す
る。
外来語と英語の発音の違いを判別し,聞き取ること
ができる。
<題材内容>
・ブルースとワトソンの関係がどのようなものだっ
たかを理解する。
・ブルースとワトソンの別離と再会について理解す
る。
・ブルースの病気と,病気に対してどのように立ち
向かったかについて理解する。
・全米オープンでの2人の様子について理解する。
・日米での好きなスポーツの違いについて議論す
る。
<文法事項>
独立分詞構文,関係副詞の非限定用法について理解
する。
英語での数字の読み方を聞き取ることができる。
<題材内容>
・山中博士がiPS細胞の研究を始めた経緯を理解す
る。
・iPS細胞でどのような問題が解決するかを理解す
る。
・激化する再生医療分野での競争について理解す
る。
・有名な日本人研究者について意見を交換する。
<文法事項>
不定詞の意味上の主語,ifを省略した仮定法,同格
のthatについて理解する。
イントネーションによって意味が異なる英語を理解
し,判別ができる。
<題材内容>
・犬と人間とのかかわりについて理解する。
・犬の品種改良の利点について理解する。
・犬の品種改良の欠点について理解する。
・品種改良の是非について議論する。
<文法事項>
仮定法の慣用表現,完了形の動名詞,強調構文につ
いて理解する。
CEFRのB1レベルの4技能統合型テストを行い,自己
評価して自身の学習到達度を測る。
普遍的な学力をつ
けるために日々の
学習を大切にす
る。
【課題・提出物等】
授業内で適宜指示します。
【第2学期の評価方法】
定期考査の成績を主軸に評価します。
学期
イントネーションによって意味が異なる英語を理
解し,判別ができる。
<題材内容>
・犬と人間とのかかわりについて理解する。
・犬の品種改良の利点について理解する。
・犬の品種改良の欠点について理解する。
・品種改良の是非について議論する。
<文法事項>
仮定法の慣用表現,完了形の動名詞,強調構文に
ついて理解する。
CEFRのB1レベルの4技能統合型テストを行い,自
己評価して自身の学習到達度を測る。
Communication Builder 6
Pleasure Reading 
A Retrieved Reformation
<題材内容>
・朝日が結成された当時の日系の状況を理解する。
・チームを立て直すために朝日が行ったことを理解
する。
・朝日のプレーによって何が変わったかについて理
解する。
・戦争によって朝日がどうなったか,戦後どのよう
に評価されたかを理解する。
・海外出身の選手が直面する問題について議論す
る。
<文法事項>
whatを用いた強調,無生物主語,倒置について理解
する。
<題材内容>
・ミドリムシとはどのような生物か,またどのよう
な利用法があるかを理解する。
・出雲さんがミドリムシ研究を始め,成功するまで
の経緯を理解する。
・現在どのような目的でミドリムシが研究されてい
るかを理解する。
・日本が温暖化ガスの排出を減らすためにできるこ
とについて議論する。
<文法事項>
複合関係詞however,if節に相当する表現,未来完
了形について理解する。
「日本政府はバイオテクノロジー研究にもっと費用
をついやすべきだ」という論題について議論する。
<題材内容>
・モモとその友人たちの性格や主張について理解す
る。
・人々の時間がどのように奪われていったかを理解
する。
・モモと灰色の男たちの攻防について理解する。
・モモがどのように人々の時間を取り戻したかを理
解する。
CEFRのB1レベルの4技能統合型テストを行い,自己
評価して自身の学習到達度を測る。
<題材内容>
・ジミーがエルモアで成功を収め,アナベルと結婚
することになった経緯を理解する。
・金庫に閉じ込められた子どもを助けるために,ベ
ンの前で金庫破りをしたジミーの気持ちを理解す
る。
・ジミーを見逃したベンの気持ちを理解する。
普遍的な学力をつ
けるために日々の
学習を大切にす
る。
【課題・提出物等】
授業内で適宜指示します。
【第3学期の評価方法】
定期考査の成績を主軸に評価します。
【年間の学習状況の評価方法】
定期考査の成績を主軸に評価します。

(2)評価の観点、内容および評価方法
評価の観点および内容 評価方法
関心・意欲・態度
コミュニケーションに関心を持ち,積極的に言語
活動を行い,コミュニケーションを図ろうとして
いるか。
授業態度・定期考査の成績を主軸に評価します。
思考・判断・表現
文法事項や構文を理解した上で文構造を把握し,
正確に文章を解釈できているか。
定期考査の成績を主軸に評価します。
資料活用の
技能・表現
日常的な話題について,情報や考えなど伝えたい
ことを英語で話したり,書いたりして表現してい
るか。
定期考査の成績を主軸に評価します。
技能および知識・理解
日常的な話題についての英語の学習を通して,言
語やその運用についての知識を身に付けるととも
に,その背景にある文化などを理解しているか。
定期考査の成績を主軸に評価します。

3 担当者からのメッセージ

確かな学力を身に付
けるためのアドバイス
「読む・聞く・書く・話す」の4技能をバランスよく磨き,文法・単語・熟語表現を総合的に学習し
てください。
授業を受けるに当た
って守ってほしい事項
予習・授業・復習のサイクルを確立させることは基本です。復習では特に音読を繰り返し行うことで
定着を図ってください。
その他のアドバイス
受け身ではなく積極的な姿勢で授業に臨んでください。