私立 千葉商科大学付属高等学校  シラバス

数学科 「数学Ⅰ(1年普通科特進クラス)」  単 位 数 4 単 位
学科・学年・組
普通科特進・1年J組

1 学習の到達目標等

学習の到達目標
数学Ⅰは高校で学ぶべき内容の基礎となる科目群である。そのため扱う
分野は広範囲となるものの,次の4項目を到達目標とする。
1.速さと正確さのある計算力
2.論理的思考力
3.問題解決の力
4.難関大学入試に準じた問題解法の力
使用教科書
第一学習社 数学Ⅰ
副教材
第一学習社 プログレス 数学Ⅰ・A

2 学習計画及び評価方法等

(1) 学習計画等
学期 学 習 内 容 学 習 の ね ら い 備考(特記事項,
他教科との関連など)
学期
第1章 数と式
1 節.式の展開と因数分解
2 節.実数









3 節.1次不等式
4 説.集合と論理








第2章 2次関数
1 節.関数とグラフ

展開・因数分解の基本および公式確認からはじ
まり,難関大学入試で必要になる複雑な因数分
解の解法力を養います。

有理数・無理数の数の概念の理解からはじま
り,根号を含む複雑な数式の分母の有理化,二
重根号の計算力を養います。

グループワークを取り入れ,理解度を高めます。



不等式の意味,1次不等式,連立不等式の理解
を深め,不等式を応用した問題の解法力を養い
ます。

図表示などを用いて集合について理解を深めます。

グループワークを取り入れ,理解度を高めます。



関数の概念を深めるとともに,2次関数のグラ
フについての解法力を養います。

中間考査
100点満点の素点










期末考査
中間と期末の平均
に若干の平常点を
加味する









【課題・提出物等】
第一学習社 プログレス 数学Ⅰ・A
・授業中に配布する演習プリント
・夏期休業中の課題配布
【第1学期の評価方法】
小テスト,中間考査,期末考査を中心に,MetaMojiClassRoom,Classiでの課題や授業への取り組み姿勢(出席状況や提出
物)も平常評価に入れます。課題や提出物は必ず期限を守って提出するようにしましょう。

学期
第2章 2次関数
2 節.2次方程式・2次不等式








第3章 図形と計量
1 節.三角比
2 節.図形の計量








2次方程式の解と2次関数のグラフとの深い関
連を理解します。

2次関数のグラフを利用した2次不等式の解法
力を養います。

グループワークを取り入れ,理解度を高めます。



直角三角形における三角比の意味を理解しま
す。また,鈍角までに拡張した三角比の数学的
な定義を理解します。

正弦定理,余弦定理などを用いた三角形の辺や
角度を計量する解法力を養います。

図形の面積や体積を求めるための公式を習得
し,活用できるようにします。

グループワークを取り入れ,理解度を高めます。
中間考査
100点満点の素点







期末考査
中間と期末の平均
に若干の平常点を
加味する







【課題・提出物等】
第一学習社 プログレス 数学Ⅰ・A
・授業中に配布する演習プリント
・夏期休業中の課題提出
・冬期休業中の課題配布
【第2学期の評価方法】
小テスト,中間考査,期末考査を中心に,MetaMojiClassRoom,Classiでの課題や授業への取り組み姿勢(出席状況や提出
物)も平常評価に入れます。課題や提出物は必ず期限を守って提出するようにしましょう。

学期
第5章 データの分析
 1.データの整理と分析

 2.データの相関


















度数分布表,ヒストグラム,度数分布多角形につ
いて理解します。
	
平均値,中央値について理解し,データの分析に 
活用できるようにします。

四分位数,四分位範囲について理解し,箱ひげ図 
をかいたり,データの分析に活用したりできるよ 
うにします。

分散,標準偏差について理解し,データの分析に 
活用できるようにします。

散布図を利用して,相関関係を読み取ることがで 
きるようにします。

相関表の読み方,相関係数について理解し,デー 
タの分析に活用できるようにします。

グループワークを取り入れ,理解度を高めます。


学年末考査
考査の素点に若干
の平常点を加味す
る


















【課題・提出物等】
第一学習社 プログレス 数学Ⅰ・A
授業中で配布する演習プリント
・冬期休業中の課題提出
・春期休業中の課題配布
【第3学期の評価方法】
小テスト,学年末考査を中心に,MetaMojiClassRoom,Classiでの課題や授業への取り組み姿勢(出席状況や提出物)も平
常評価に入れます。課題や提出物は必ず期限を守って提出するようにしましょう。

【年間の学習状況の評価方法】
下記の4つの観点から評価した1学期の成績,2学期の成績及び3学期の成績を総合し,年間の学習成績とします。
1年間を通しての学習への取り組みの進歩の状況などを含めて評価します。

(2)評価の観点、内容および評価方法
評価の観点および内容 評価方法
関心・意欲・態度
数学的活動を通して,数学の理論や体系に関
心をもつとともに,数学的な見方や考え方の
素晴らしさの認識を深め,それらを事象の考
察に積極的に活用できるか。
出席状況や授業中の発問,問題解決への積極
的な取り組みなど,定期考査を含めて総合的
に判断します。
思考・判断・表現
数学的活動を通して,数学的な見方や考え方
を身に付け,事象を数学的にとらえ,論理的
に考えるとともに思考の過程を振り返り多面
的・発展的に考えられるか。
出席状況や授業中の発問,問題解決への積極
的な取り組みなど,定期考査を含めて総合的
に判断します。
資料活用の
技能・表現
事象を数学的に考察し,表現し処理する仕方
や推論の方法を身に付け,よりよく問題を解
決できるか。
出席状況や授業中の発問,問題解決への積極
的な取り組みなど,定期考査を含めて総合的
に判断します。
技能および知識・理解
数学における基本的な概念,原理・法則,用
語・記号などを理解し,知識を身に付けてい
るか。
出席状況や授業中の発問,問題解決への積極
的な取り組みなど,定期考査を含めて総
合的に判断します。

3 担当者からのメッセージ

確かな学力を身に付
けるためのアドバイス
授業の内容を確実に理解し,分からないことをそのままにしないで,必ず質問しましょう。
演習問題などを活用して,確実に解法し,その演習を多くすれば必ず力はつきます。
さらに難問に挑戦し,解法できる問題の質を高めると自信につながります。
授業を受けるに当た
って守ってほしい事項
話は集中して聞き,学習ノートを充実させましょう。聞くときは聞き,とくときは解く姿
勢をもちましょう。数学は内容が連続しているので,欠席した場合は早い時期に学習し,
遅れを取り戻す努力をしてください。
その他のアドバイス
参考書や問題集は各自の目標(モチベーション)によって違いますが,自分がもっとも得
意な問題の解説を見て,その内容の記述の善し悪しで決めるのも1つの方法です。