私立 千葉商科大学付属高等学校  シラバス

情報科 「社会と情報(1年進学)」  単 位 数 2 単 位
学科・学年・組
普通科・1年・A~F組

1 学習の到達目標等

学習の到達目標
1.コンピュータやインターネットなどの情報通信ネットワークの活用を通して,情報を
適切に収集・処理・発信するための基本的な知識と技術を習得する。
2.情報を主体的に活用しようとする態度を身につける。
使用教科書
実教出版「高校社会と情報」
副教材
実教出版「高校社会と情報学習ノート」

2 学習計画及び評価方法等

(1) 学習計画等
学期 学 習 内 容 学 習 の ね ら い 備考(特記事項,
他教科との関連など)
学期
●情報モラル,情報リテラシー,情報基礎
・情報化の光と影,ケータイ社会と情報モラ
ル
・情報と情報社会
・情報社会の問題
・個人情報とその保護
・個人による安全対策
・知的財産権の概要と産業財産権
・著作権
・ビジネス文書構成
・ビジネス文書の作成(word)
・タイピング
・実技テスト
・情報や情報社会についての意味を理解する。
・情報の特徴を理解する。
・コンピュータを利用した犯罪と,被害者にならな
いための心構えを学ぶ。         
・コンピュータの健康への影響や,情報格差への対
応について学ぶ。
・個人情報とその保護などについて調べる。   
      
・個人情報の流出の実態とその防止方法について学
ぶ。
・パスワード,コンピュータウイルスとウイルス対
策ソフトについて学ぶ。
・不正アクセスとファイアウォールについて学ぶ。
・知的財産権の種類について学ぶ。
・産業財産権について学ぶ。
・著作者の権利と伝達者の権利について学ぶ。
・著作権の例外規定や,著作権などの侵害例につい
て学ぶ。
「社会と情報」で
学習する基本的な
スキルは,全教科
の学習に関連し,
基礎となるもので
す。
【課題・提出物等】
学習ノート(MetaMoji)
【第1学期の評価方法】
考査評価,提出物評価,実技テスト,学習への取り組み状況などによる総合評価。
学期
●表計算ソフトの活用(Excel)
・分析のための工夫
・関数と統計
・表とグラフの活用
・タイピング
・実技テスト
・表計算ソフトのデータ形式について学ぶ。
・分析しやすいデータ形式について学ぶ。
・表計算ソフトの基本的な関数について理解する。
・表計算ソフトの関数を利用した統計処理実習を行
う。
・表計算ソフトの表を使った情報の視覚化について
学ぶ。
・表計算ソフトを使ったグラフ化などの実習を行
う。
表計算ソフトを基
礎を学習します。
数学との関連もあ
るものです。
【課題・提出物等】
ファイルの提出
【第2学期の評価方法】
考査評価,提出物評価,実技テスト,学習への取り組み状況などによる総合評価。
学期
●問題解決
・情報の収集
・検索と論理演算
・プレゼンテーションの方法
 (PowerPoint)

●ディジタル化
・ディジタル情報の特徴
・数値や文字の表し方
・著作権やプライバシーの保護やモラルなど,情
報を取り扱う際に留意すべき点について理解しま
す。
・不正行為を防ぐ対策である情報セキュリテ 
ィには,企業などの組織レベルで行われるものもあ
るが,まずは個人として対策をとっておくことが必
要である。
・情報漏洩や改竄などインターネット上の脅威への
対策として,暗号化やそれを利用した電子署名が有
効である。ここではそれらの仕組みや利用について
学びます。
・メールの作成方法や作成上の注意点を学ぶととも
に,同報機能を利用した送信方法や,顔文字や機種
依存文字についての役割についても学びます。
・アナログとディジタルの違いとその特徴を理解す
るとともに,コンピュータ内部での2進表現や情報
量とその単位について学習する。
調査・研究し,考
察したことをまと
めて発表する学習
を行います。
【課題・提出物等】
学習ノート(MetaMoji)
【第3学期の評価方法】
考査評価,提出物評価,学習への取り組み状況などによる総合評価。
【年間の学習状況の評価方法】
考査評価,提出物評価,実技テスト,学習への取り組み状況などによる総合評価。

(2)評価の観点、内容および評価方法
評価の観点および内容 評価方法
関心・意欲・態度
情報や情報社会に関心を持ち,身のまわりの問題
を解決するために,自ら進んで情報及び情報技術
を活用し,社会の情報化の進展に主体的に対応し
ようとする。
・学習活動への参加の仕方や態度・課題等の提出
物
・生徒自己評価及び生徒間相互評価
思考・判断・表現
情報や情報社会における身のまわりの問題を解決
するために,情報に関する科学的な見方や考え方
を活かすとともに情報モラルを踏まえて,思考を
深め,適切に判断し表現している。
・学習活動への参加の仕方や態度・生徒自己評価
及び生徒間相互評価
・授業の中での簡単な口頭試
問
資料活用の
技能・表現
情報及び情報技術を活用するための基礎的・基本
的な技能を身に付け,目的に応じて情報及び情報
技術を適切に扱っている。
・学習活動への参加の仕方や態度
・プレゼンテーション(発表)
・生徒自己評価及び生徒間相互評価,実技テスト
や習熟度の確認
技能および知識・理解
情報及び情報技術を活用するための基礎的・基本
的な知識を身に付け,社会における情報及び情報
技術の意義や役割を理解している。
・定期考査
・授業の中での実技テスト

3 担当者からのメッセージ

確かな学力を身に付
けるためのアドバイス
・実習が中心の授業なので,公欠席などで授業を欠席したときには,必ず放課後に残ってその日ま
での内容を学習しておいてください。
・報告書やプレゼンテーション資料などの授業での作品皆さんの財産になります。常に自己評価を行
い,より完成された作品を目指してください。
・実習を通じて,問題の発見や解決能力,情報活用の能力を高めていき,実社会に役立てられるよう
な実践力を身に付けることが大切です。
授業を受けるに当た
って守ってほしい事項
・授業は毎時間コンピュータ室で行います。チャイムと同時に開始しますので,教材,教具を準備
し,ログオンを完了していて下さい。
・授業中は説明を確実に聞いてください。
・コンピュータなどの情報機器の操作,取り扱いについては丁寧に扱ってください。
・提出物は確実に期限までに提出してください。
・コンピュータ室の使用上の注意を守ってください。
その他のアドバイス
なし