私立 千葉商科大学付属高等学校  シラバス

情報科 「社会と情報(1年特進)」  単 位 数 1 単 位
学科・学年・組
普通科特進・1年・H組

1 学習の到達目標等

学習の到達目標
1 コンピュータやインターネットなどの情報通信ネットワークの活用を
  通して,情報を適切に収集・処理・発信するための基本的な知識と
  技術を習得する。
2 情報を主体的に活用しようとする態度を身につける。
使用教科書
実教出版「高校社会と情報」
副教材
実教出版「高校社会と情報 学習ノート」

2 学習計画及び評価方法等

(1) 学習計画等
学期 学 習 内 容 学 習 の ね ら い 備考(特記事項,
他教科との関連など)
学期
1.コンピュータ室の利用ルールとマナー
2.情報科社会のリテラシー
3.ビジネス文書検定について(タイピング)
4.情報と情報社会   教科書P6〜7
5.情報社会の問題   教科書P12~13
6.メディアとその特徴 教科書P14~15
7.メディアと広告   教科書P16~17
8.個人による安全対策 教科書P60~61
9.MetaMojiClassRoom(ipad) 
10.ビジネス文書の作り方(word)
11.配布プリント
12.情報化社会のリテラシー(DVD)
・情報とは何か。情報を理解します。
・コンピュータの基本的な操作方法を習得します。
・ワープロソフトの基本操作の知識と技術を身に付
 けます。
・主な情報通信ネットワークの役割およびその構成
 や利用形態の概要について理解します。
「社会と情報」
で学習する基本
的なスキルは,
全教科の学習に
関連し,基礎と
なるものです。
【課題・提出物等】
学習ノート
【第1学期の評価方法】
考査評価,提出物評価,実技試験,学習への取り組み状況などによる総合評価。
学期
1.タイピングの継続
2.ビジネス文書検定(word)
3.Excelの基本操作・画面
4.Excelの関数 ①SUM ②AVERAGE 
③MIN ④MAX ⑤COUNT ⑥COUNTA ⑦RANK 
⑧IF ⑨VLOOKUP
5.MetaMojiの配布資料
6.実技試験練習
7.実技試験 ※毎時,速度練習を行う。   
 
・ワープロソフトの基本操作の知識と技術を身に
 付けます。
・情報の検索や発信,収集の際に起こり得る問題を
 理解し,適切な対処法を考えさせます。
・収集されたデータは,加工・編集してから扱うこ
 との方が多い。ここでは,収集したデータを表計
 算ソフトで整理することを前提に,どのような点
 に配慮して加工・編集すればよいか考えます。
・収集されたデータは,合計や平均,度数分布など
 を調べることで,その特徴がより明確になること
 があります。ここでは,表計算ソフトを利用し 
 て,統計的な処理で情報を分析する方法を学習し
 ます。
・収集したデータは,表を用いて視覚的に表現する 
 ことで,伝えたい情報を受け手に強く印象付ける
 ことができます。
調査・研究し,
考察したことを
まとめて発表す
る学習を行いま
す。
【課題・提出物等】
授業内の課題(ファイル),学習ノート
【第2学期の評価方法】
考査評価,提出物評価,実技試験
学期
1.2学期からのExcelの関数継続 
①TODAY ②NOW ③LEFT ④RIGHT ⑤MID
⑥LEN
2.タイピングの継続
3.知的財産権と産業財産権 教科書P72~73
4.著作権         教科書P74~77
5.ディジタル情報の特徴  教科書P82~85
6.数値や文字の表し方   教科書P90~93
7.MetaMojiの配信資料
8.実技試験練習
9.実技試験 ※毎時,速度練習を行う。
・著作権やプライバシーの保護やモラルなど,情報
 を取り扱う際に留意すべき点について理解しま 
 す。
・不正行為を防ぐ対策である情報セキュリティに 
 は,企業などの組織レベルで行われるものもある
 が,まずは個人として対策をとっておくことが必
 要である。
・情報漏洩や改竄などインターネット上の脅威への
 対策として,暗号化やそれを利用した電子署名が
 有効である。ここではそれらの仕組みや利用につ
 いて学びます。
・アナログとディジタルの違いとその特徴を理解す
 るとともに,コンピュータ内部での2進表現や情
 報量とその単位について学習する。
調査・研究し,
考察したことを
まとめて発表す
る学習を行いま
す。
【課題・提出物等】
学習ノート
【第3学期の評価方法】
考査評価,提出物評価,実技テスト,学習への取り組み状況などによる総合評価。
【年間の学習状況の評価方法】
考査評価,提出物評価,実技テスト,学習への取り組み状況などによる総合評価。

(2)評価の観点、内容および評価方法
評価の観点および内容 評価方法
関心・意欲・態度
・コンピュータや情報通信ネットワークな
 どに関心を持っているか。
・身の回りにある様々な問題の解決を通し
 て,情報を主体的に活用しようと努力し
 ているか。
・学習活動への参加の仕方や態度
・課題等の提出物
・生徒自己評価及び生徒間相互評価
思考・判断・表現
・情報を収集・処理・発信する場合に,方
 法を工夫したり,目的に応じてその手段
 や方法を改善したりしているか。
・情報を収集・処理・発信する場合に,情
 報モラルを考慮しているか。
・学習活動への参加の仕方や態度
・生徒自己評価及び生徒間相互評価
・授業の中での簡単な口頭試問
資料活用の
技能・表現
・コンピュータや情報通信ネットワークな
 どを活用しているか。
・目的に応じて情報を適切に収集・処理・
 発信するための基礎的な技能を修得して
 いるか。
・学習活動への参加の仕方や態度
・生徒自己評価及び生徒間相互評価
・実技試験や習熟度の確認
技能および知識・理解
・情報を適切に収集・処理・発信するため
 の基礎的な知識を身に付けているか。
・情報社会における情報技術の役割や影響
 を理解しているか。
・定期考査
・授業の中での実技試験

3 担当者からのメッセージ

確かな学力を身に付
けるためのアドバイス
・実習が中心の授業なので,公欠席などで授業を欠席したときには,必ず放課後に残って
 その日までの内容を学習しておいて下さい。
・実習を通じて,問題の発見や解決能力,情報活用の能力を高めていき,実社会に役立
 てられるような実践力を身に付けることが大切です。
授業を受けるに当た
って守ってほしい事項
・授業は毎時間コンピュータ室で行います。チャイムと同時に開始しますので,
 教材・教具を準備し,ログオンを完了していて下さい。
・授業中は説明を確実に聞いてください。
・コンピュータなどの情報機器の操作・取り扱いについては丁寧に扱ってください。
・提出物は確実に期限までに提出してください。
・コンピュータ室の使用上の注意を守ってください。
その他のアドバイス
なし