私立 千葉商科大学付属高等学校  シラバス

地理歴史科 「世界史B特講(3年普通科特進クラス)」  単 位 数 4 単 位
学科・学年・組
 普通科・3年H組(選択必修)

1 学習の到達目標等

学習の到達目標
①問題演習を通じて,世界の歴史の大きな枠組みと展開を諸資料に基づき地理的条件や日
本の歴史と関連づけながら理解し,文化の多様性・複合性と現代世界の特質を広い視野か
ら考察することによって,歴史的思考力を培い,国際社会に主体的に生きる日本人として
の資質を養う。
②直前に控えた大学入試(大学入学共通テスト・私大個別入試)において,高得点が取れ
るように基礎知識をしっかりと固める。
③大学進学後,必要となる基礎的知識・教養を身につける。
使用教科書
山川出版  『詳説世界史B 改訂版』
副教材
第一学習社 『グローバルワイド最新世界史図表』 
山川出版  『世界史B用語集』
山川出版  『世界史総合テストPlus α』
啓隆社   『世界史重要語句Check List』

2 学習計画及び評価方法等

(1) 学習計画等
学期 学 習 内 容 学 習 の ね ら い 備考(特記事項,
他教科との関連など)
学期
入試対策:問題演習と解説(基礎~応用)

・序章~第12章の範囲を中心に基礎から応用まで
幅広いレベルの演習を実施する。

・大学入学共通テスト対策
※大学入学共通テスト・私大入試に向けて,過去問
等の演習を積み重ね,実践力を身につけます。



①中間考査


②期末考査
             
【課題・提出物等】
問題集や授業ノートなどの提出を求めることがある。
【第1学期の評価方法】
①中間・期末考査の成績を中心に評価します。
②授業への取り組み・提出物の内容・期限についても評価の対象となります。
学期
入試対策:問題演習と解説(基礎~応用)

・第13章~第16章の範囲を中心に基礎から応用ま
で幅広いレベルの演習を実施する。

・大学入学共通テスト対策
※大学入学共通テスト・私大入試に向けて,過去問
等の演習を積み重ね,実践力を身につけます。


①中間考査


②期末考査
           
【課題・提出物等】
問題集や授業用ノートの提出を求めることがある。
【第2学期の評価方法】
①中間・期末考査の成績を中心に評価します。
②授業への取り組み・提出物の内容・期限についても評価の対象となります。
学期
     
     
    
【課題・提出物等】
      
【第3学期の評価方法】
       
【年間の学習状況の評価方法】
①中間・期末考査の成績を中心に評価します。
②授業への取り組み・提出物の内容・期限についても評価の対象となります。

(2)評価の観点、内容および評価方法
評価の観点および内容 評価方法
関心・意欲・態度
①授業に積極的に参加しているか。
②自分に合った問題集や過去問題集を選択し,積
 極的に取り組んでいるか。
③世界史に関するTV番組・VTR・DVDを
 積極的に視聴したり,図書館・博物館・企画
 展等に足を運び意欲的に学ぼうとしているか。
①授業中の発表,視聴覚教材の鑑賞態度,ノー
 ト提出,課題提出などをもとに評価します。
思考・判断・表現
①世界史の授業で学習したことをもとに,現代
 に起こる様々な人類の課題を,多角的・多面
 的に考察できるか。
①授業中の発表,定期考査などをもとに評価し
 ます。
資料活用の
技能・表現
①様々な資料を活用して,それぞれの時代の政
 治・経済・社会・文化等の特徴について理解
 を深められるか。
①授業中の発表,定期考査などをもとに評価し
 ます。
技能および知識・理解
①世界史を理解するために,必要な基本的知識
 を身につけているか。
②世界の歴史の流れをわが国の歴史と関連づけ
 ながら理解しているか。
①授業中の発表,定期考査などをもとに評価し
 ます。

3 担当者からのメッセージ

確かな学力を身に付
けるためのアドバイス
①授業を「集中」して受けることが大切です。特に、部活に加入している生徒は,勉強時間を確保
 しにくいと思います。授業ですべてを理解する気持ちで臨んでください。
②板書以外にも自分が気づいたことや考えたこと,先生や他の生徒の意見を記入するなどノートの
 とり方を工夫してください。
③授業で学習したことをもとにして,「新聞」(特に国際面)を読んでください。
④『世界史重要語句Check List』を使用して基礎・基本の定着を図りましょう。
 また『世界史総合テストPlus αは入試問題の標準的なレベルを身につけるのに適しています。
 適宜取り組んでいきましょう。
授業を受けるに当た
って守ってほしい事項
①授業ノート・『最新世界史図表』・『世界史B用語集』などを必ず持参し,活用しながら授業を
 受けてください。
②生徒と教師・生徒と生徒の「対話」がある授業(発言の多い授業)は,たいへん楽しいものです。
 正誤を気にする必要はありません。積極的な発言を期待しています。
③集中して取り組むとき,リラックスするときなど授業にメリハリをつけてください。
その他のアドバイス
①世界史の学習は,細かい年号や人物名,事件名などを暗記することだけではないのです。基本的
 事項をきちんと暗記・理解しながら,歴史的出来事には「どのような背景があるのか」「わが国
 とどのような関わりをもっているのか」「世界の中でどのように位置付けられているか」を意識
 して勉強してください。
②歴史を様々な角度から捉えるように意識してください。
③大学入試に対応できるような学力を身につけつつ,世界史を学ぶ楽しさを感じてください。
④世界史に関するTV番組・VTR・DVDを見たり,図書館・博物館・企画展等へ行くことによ
 り,歴史への興味・関心が高まるので是非足を運んでみてください。