単 位 数 | 2 単 位 | |
学科・学年・組 | 普通科・2年・H組(選択必修) |
学習の到達目標 | ①世界の歴史の大きな枠組みと展開を諸資料に基づき地理的条件や日本の歴史と関連づ けながら理解し,文化の多様性・複合性と現代世界の特質を広い視野から考察すること によって,歴史的思考力を培い,国際社会に主体的に生きる日本人としての資質を養 う。 ②次年度に控えた大学入試(センター試験・個別入試等)において,高得点を取れるよ うな基礎知識をしっかりと固めつつ,各自の進路目標決定の一助とする。 ③大学進学後,必要となる基礎的知識・教養を身につける。 |
使用教科書 | 山川出版 『詳説 世界史B』 |
副教材 | 第一学習社 『グローバルワイド最新世界史図表』 山川出版 『世界史B用語集』 山川出版 『世界史総合テスト Plus α』 山川出版 『詳説世界史整理ノート』 啓隆社 『世界史重要語句Check List』 |
(1) 学習計画等
学期 | 学 習 内 容 | 学 習 の ね ら い | 備考(特記事項, 他教科との関連など) |
第1学期 | 第2章 アジア・アメリカの古代文明 3 中国の古典文明 第3章 内陸アジア世界・東アジア世界の形成 1 草原の遊牧民とオアシスの定住民 2 北方民族の活動と中国の分裂 3 東アジア文化圏の形成 |
・東アジアの地理的特質を把握し,中国文明の起 源,殷・周の成立から秦・漢帝国の動向までを理 解します。 ・内陸アジアの地理的特質を把握し,台頭した遊牧 民とその国家の動向を,オアシス民の活動ととも に理解します。 ・東アジアにおける北方民族の動向と,三国時代か ら魏晋南北朝という中国の分裂と動乱の時代を理 解します。 ・隋唐帝国の国家制度や文化,日本を含む東アジア 世界諸国の国家体制の整備やその動向を理解しま す。 |
中間考査 期末考査 |
【課題・提出物等】 問題集や授業用ノート提出を課すことがあります。 |
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【第1学期の評価方法】 ①中間・期末考査の成績を中心に評価します。 ②授業への取り組み・提出物の内容・期限についても評価の対象となります。 |
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第2学期 | 第6章 内陸アジア世界の変遷 1 トルコ化とイスラーム化の進展 2 東アジア諸地域の自立化 3 モンゴルの大帝国 |
・内陸アジア世界におけるトルコ人の活動とイスラ ーム化の進展を理解します。 ・契丹や女真といった遊牧諸勢力の台頭や日本を含 めた東アジア諸地域の勢力交替,宋の興亡と社会 や文化の特色を理解します。 ・モンゴル帝国の興亡と,その活動が日本を含む諸 地域世界に与えた影響の大きさを理解します。 |
中間考査 期末考査 |
【課題・提出物等】 問題集や授業用ノート提出を課すことがあります。また,夏期休暇の課題も提出をします。 |
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【第2学期の評価方法】 ①中間・期末考査の成績を中心に評価します。 ②授業への取り組み・提出物の内容・期限についても評価の対象となります。 |
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第3学期 | 第Ⅲ部 第7章 アジア諸地域の繁栄 1 東アジア世界の動向 2 清代の中国と隣接諸地域 |
・中華帝国を再現した明朝の動向とともに,朝鮮や 日本など東アジア世界の現状を理解いします。 ・清朝を形成した広大な領域支配とその社会や文化 とともに,東アジア世界の動向を理解します。 |
学年末考査 |
【課題・提出物等】 問題集や授業用ノート提出を課すことがあります。、また,冬季休暇の課題も提出します。 |
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【第3学期の評価方法】 ①学年末末考査の成績を中心に評価します。 ②授業への取り組み・提出物の内容・期限についても評価の対象となります。 |
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【年間の学習状況の評価方法】 ①定期考査の成績を中心に評価します。 ②授業への取り組み・提出物の内容・期限についても評価の対象になります。 |
(2)評価の観点、内容および評価方法
評価の観点および内容 | 評価方法 | |
関心・意欲・態度 | ①授業に積極的に参加しているか。 ②世界史に関するTV番組・VTR・DVDを 積極的に視聴したり,図書館・博物館・企画展 等に足を運び意欲的に学ぼうとしているか。 |
①授業中の発表,視聴覚教材の鑑賞態度,ノー ト提出・課題提出などをもとに評価します。 |
思考・判断・表現 | ①世界史の授業で学習したことをもとに,現代 に起こる様々な人類の課題を,多角的・多面的 に考察できるか。 |
①授業中の発表,定期考査などをもとに評価し ます。 |
資料活用の 技能・表現 |
①様々な資料を活用して,それぞれの時代の政 治・経済・社会・文化等の特徴について理解を 深められるか。 |
①授業中の発表,定期考査などをもとに評価し ます。 |
技能および知識・理解 | ①世界史を理解するために,必要な基本的知識 を身につけているか。 ②世界の歴史の流れをわが国の歴史と関連づけ ながら理解しているか。 |
①授業中の発表,定期考査などをもとに評価し ます。 |
確かな学力を身に付 けるためのアドバイス |
①授業を「集中」して受けることが大切です。特に部活に加入している生徒は,勉強時間を確保し にくいと思います。授業ですべてを理解する気持ちで臨んでください。 ②板書以外にも自分が気づいたことや考えたこと,先生や他の生徒の意見を記入するなど「ノー ト」のとり方を工夫してください。 ③授業で学習したことをもとにして,「新聞」(特に国際面)を読んでください。 ④『世界史重要語句Check List』を使用して基礎・基本問題を2〜3回繰り返し解き, 内容が理解できたら『世界史総合テスト Plus α』を活用して,さらなる実力向上をはかりましょ う。 |
授業を受けるに当た って守ってほしい事項 |
①授業ノート・『最新世界史図表』・『世界史B用語集』などを必ず持参し,活用しながら授業を 受けてください。 ②生徒と教師・生徒と生徒の「対話」がある授業(発言の多い授業)は,たいへん楽しいもので す。正誤を気にする必要はありませんので,積極的な発言を期待します。 ③集中して取り組むとき,リラックスするときなど授業にメリハリをつけて下さい。 |
その他のアドバイス | ①世界史の学習は,細かい年号や人物名,事件名などを暗記することだけではないのです。基本的 事項をきちんと暗記・理解しながら,歴史的出来事には「どのような背景があるのか」「わが国と どのような関わりをもっているのか」「世界の中でどのように位置付けられているか」を意識して 勉強してください。 ②歴史を様々な角度から捉えるように意識してください。 ③授業内容と大学入試の内容は,かけ離れたものではありません。大学入試に対応できるような学 力を身につけつつ,世界史を学ぶ楽しさを感じてください。 ④世界史に関するTV番組・VTR・DVDを見たり,図書館・博物館・企画展等へ行くことによ り,歴史への興味・関心が高まるので是非足を運んでみてください。 |