単 位 数 | 3 単 位 | |
学科・学年・組 | 商業科・3年・IJ組 |
学習の到達目標 | ・国語を的確に理解し,思考力を伸ばし,心情を豊かにする。 ・言語感覚を磨き,言語文化に対する関心を深める。 ・幅広いテーマの作品に触れながら,筆者が提起した問題に理解を深め様々なものの見 方・とらえ方を学ぶ。 |
使用教科書 | 大修館『精選現代文B 新訂版』 |
副教材 | 大修館『精選現代文B 新訂版 学習課題ノート』・東京書籍『新総合図説国語』 |
(1) 学習計画等
学期 | 学 習 内 容 | 学 習 の ね ら い | 備考(特記事項, 他教科との関連など) |
第1学期 | 中間考査範囲 〔後編〕3.評論『心に「海」を持って』 (山崎正和) 〔後編〕2.『美神』(三島由紀夫) 期末考査範囲 〔後編〕7.評論『猫は後悔するか』 (野矢茂樹) |
・表現上の特色に注意しながら,構成や展開の仕方 をとらえる。 ・文章を要約する力を身に付け,考え方を正確に読 み取る。 ・登場人物の人物像や心情の推移を的確に把握す る。 ・物語の展開を正確に理解し,小説のおもしろさを 味わう。 ・論理的な文章に対する,より高度で的確な読解力 を身に付ける。 ・言語によって思考していることを把握する。 |
中間考査 期末考査 |
【課題・提出物等】 プリント・ノート等 |
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【第1学期の評価方法】 定期考査成績,ノート・プリントなどの提出物の内容,学習活動への参加の姿勢や態度を総合して評価します。 |
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第2学期 | 中間考査範囲 〔前編〕9.小説『こころ』(夏目漱石) 期末考査範囲 〔後編〕1.評論『「贈り物」としてのノブレ ス・オブリージュ』(内田樹) 〔前編〕11.評論『日本文化の三つの時間』 (加藤周一) |
・小説の表現形式を意識して読み,人間の心につい て深く考える。 ・長編小説の全体像と細部との関係を理解する。 ・内容やテーマが表現方法や文体などと密接にかか わることを理解する。 ・具体例の効果や主張の位置づけについて的確にと らえる。 ・論理的な文章を読んで,論理の展開や構成を的確 にとらえる。 ・論理の展開に即して内容を正確にとらえる。 ・本文に示された和歌や作品等の底流にある「時 間」の感覚をとらえ,ものの見方や考え方を深め る。 |
中間考査 期末考査 |
【課題・提出物等】 プリント・ノート等 |
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【第2学期の評価方法】 定期考査成績,ノート・プリントなどの提出物の内容,学習活動への参加の姿勢や態度を総合して評価します。 |
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第3学期 | なし |
なし |
なし |
【課題・提出物等】 なし |
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【第3学期の評価方法】 なし |
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【年間の学習状況の評価方法】 なし |
(2)評価の観点、内容および評価方法
評価の観点および内容 | 評価方法 | |
関心・意欲・態度 | ・ノートや課題などは提出しているか。 ・語句の意味調べなどの予習ができているか。 |
・ノートや課題の提出状況で評価します。 ・授業中の小テストや発問に対する答えなどに よって評価します。 |
思考・判断・表現 | ・授業中に発問された事柄について,適切な答え を導き出そうとしているか。 |
・授業中の小テストや発問に対する答えなどによ って,評価します。 ・提出課題などの内容で評価します。 |
資料活用の 技能・表現 |
・辞書を的確に使っているか。 ・『新総合図説国語』などを利用し,より具体的 な資料を確認しているか。 |
・ノートや課題の提出状況で評価します。 ・授業中の小テストや発問に対する答えなどに よって評価します。 |
技能および知識・理解 | ・授業内容を理解しているか。 ・正しい日本語や漢字の知識が身についている か。 |
・定期考査,小テストなどの成績,提出課題の内 容によって評価します。 |
確かな学力を身に付 けるためのアドバイス |
・各単元を正確に読むだけではなく,常に自分とのかかわりを念頭に置いて,主体的に読み込むよう にしてください。 ・一語一語を大切にして,丁寧かつ詳細に考える態度をもって理解に努めるようにしましょう。 |
授業を受けるに当た って守ってほしい事項 |
・常に国語辞典を持ってきて,不明な語句や漢字はその場ですぐに調べる用意をしておいてくださ い。 |
その他のアドバイス | 高校3年生という最終学年ですので,国語に関する理解を確実なものとして,言語文化について興 味・関心を深めるようにしてください。また,毎日考える態度・姿勢を持つことによって,自分自身 の感受性を高めていき,日常生活を有意義なものとするようにしましょう。日本の伝統文化にも目を 向け,日本人としての自覚を持ちましょう。いろいろな本を読むことにより,視野を広げてくださ い。 |