私立 千葉商科大学付属高等学校  シラバス

公民科 「現代社会(3年商業科)」  単 位 数 2 単 位
学科・学年・組
商業科・3年・I〜J組

1 学習の到達目標等

学習の到達目標
 現代における政治・経済についての理解を深めるとともに,現代の政治・経済
の問題点に対して自分なりの考えを持つことが出来るようになる。
使用教科書
第一学習社『高等学校現代社会』
副教材
第一学習社『現代社会ノート』

2 学習計画及び評価方法等

(1) 学習計画等
学期 学 習 内 容 学 習 の ね ら い 備考(特記事項,
他教科との関連など)
学期
『現代社会』の学習


第1編 私たちの生きる社会
1.地球環境問題


2.資源・エネルギー問題



3.科学技術の発達と生命倫理



4.高度情報化社会と私たちの生活


第2編 現代社会と人間としてのあり方生き方
第1章
1.青年期の以後と自己形成




2.現代社会における青年の生き方


3.伝統や文化と私たちの生活

第7章 現代に生きる倫理
1.豊かな人生を求めて


2.日本の伝統的なものの考え方


3.西洋の自然観と人間観


4.私たちの課題
・『現代社会』の授業の進め方・学ぶ内容に
 ついて理解します。

・地球規模の環境問題について,その原因を
 理解し,どのような対策が必要かを考えま
 す。

・現代の資源・エネルギー問題について理解
 を深め,どのような対策が必要か,考えま
 す。

・科学技術の発達が社会や生活をどのように変えて
 きたか,また,科学技術の発達にともなうさまざ
 まな問題について考えます。

・高度情報社会とは何かを理解し,情報化の進展が
 社会に及ぼす影響について考えます。



・人生の中で青年期はどのような意味を持つのか,
 青年期の心理の特徴について理解し,一人前の人
 間として自立するためには何をしたら良いのかを
 考える。

・なぜ生きがいを求めようとするのか,人生におけ
 る職業の意味,社会活動の意義について考える。

・伝統や文化と自らの行動様式や考え方との関係に
 ついて考える。

・哲学や宗教の焼く和知を理解し,人生を豊かに生
 きることについて考える。

・日本の伝統意識を理解し,仏教や儒教,西洋思想
 の影響について考える。

・人間の尊厳や科学的なものの考え方について理解
 する。

・差別を生み出す偏見について考え,それを克服し
 て,ともに生きるためにしなければならないこと
 を考える。
・中学の「公民
 」の学習を振
 り返りながら
 学習を進めて
 いく。
・その時々のニ
 ュースなどを
 取り上げなが
 ら進めてい 
 く。






中間考査

























期末考査
【課題・提出物等】
・授業中に出されたテーマについて,論述したノートを,月に一回程度提出。
・学習内容のまとめとして,課題を提出。
【第1学期の評価方法】
・中間考査,期末考査の成績を中心に評価しますが,提出物の内容や期限を厳守できたか等も,大きな比重をおい
  て評価します。
・また,授業への取り組み姿勢も,併せて評価します。
学期
第2編 現代社会と人間としてのあり方生き方
第5章 現代の健在社会と私達の生活
1.経済社会と経済体制

2.現代の企業

3.市場経済のしくみ

5.政府の経済的役割と租税



6.金融機関のはたらき



9.雇用と労働問題


10.公害の防止と環境保全


11.消費者保護と契約


12.社会保障と国民福祉
・経済活動とはどのような活動かを理解し,資本
 主義経済の変遷を学び、現代資本主義経済の特徴
 を理解します。
・市場機構と価格の働き,現代企業の特徴,
 物価の動向など市場経済のしくみについて
 理解します。


・国家財政の規模,役割を理解し,歳入を構
 成する租税,公債について学び,財政にお
 ける問題点を考えます。

・市場経済における資金の供給,調達のしく
 みを理解します。また,日本銀行の金融政
 策を学び、その効果について考えます。

・労働基本権と労働三法,雇用事情の変化,労働条
 件の改善と今後の課題について考える。

・日本の公害問題,公害責任と環境権,公害防止と
 環境保全について理解する。

・消費者主権と個人の社会的責任,消費者保護政策
 について理解する。

・社会保障の意義,現代の社会保障の課題について
 理解する。








中間考査













期末考査
【課題・提出物等】
・授業中に出されたテーマについて,論述したノートを,月に一回程度提出。
・学習内容のまとめとして,課題を提出。
【第2学期の評価方法】
・中間考査,期末考査の成績を中心に評価しますが,提出物の内容や期限を厳守できたか等も,大きな比重をおい
  て評価します。
・また,授業への取り組み姿勢も,併せて評価します。
学期
なし
なし
なし
【課題・提出物等】
なし
【第3学期の評価方法】
なし
【年間の学習状況の評価方法】
・各学期毎の定期考査を中心に評価します。
・1.2学期の評価方法にもあるように,提出物の内容や期限,授業への取り組み姿勢も,併せて評価の対象としま 
 す。

(2)評価の観点、内容および評価方法
評価の観点および内容 評価方法
関心・意欲・態度
・課題(ノート・ワークブック)をきちん
 と提出しているか。
・授業中,集中して取り組めているか。
・課題の提出状況を評価します。

・授業への取り組み姿勢も評価します。
思考・判断・表現
・自分自身の生き方について,真剣に考えて
 いるか。
・現代の社会問題について,主体的かつ客観
 的に捉え,理解できているか。
・定期考査の点数から評価します。

・提出物の内容から評価します。
資料活用の
技能・表現
・統計資料から,現代の社会における事象を
 的確に分析することができるか。
・また,その問題を適切にまとめることがで
 きるか。
・定期考査の点数から評価します。
・提出物の内容から評価します。
・授業中の発問に対する応答も評価に入れ
 ます。
技能および知識・理解
・青年期の課題を含めた現代社会の諸問題
 について,語句の意味とともに,その内容
 を的確に把握しているか。
・定期考査の点数から評価します。
・提出物の内容から評価します。
・授業中の発問に対する応答も評価に入れ
 ます。

3 担当者からのメッセージ

確かな学力を身に付
けるためのアドバイス
・教科書に書かれている内容を現在のニュースと関連させて授業を進めていきます。常に世の中で何
 が起こっているかを知り,なぜ起こったかを理解し,どうすれば解決できるかまで考えて下さい。
 公民は暗記科目というイメージが強いですが、この授業は暗記することに大きな意味はありませ
ん。常に起こっている問題に対して「なぜ?」という問いかけをもって考えて授業に臨んで下さい。
授業を受けるに当た
って守ってほしい事項
・授業中は,各単元毎に,一つのテーマについて考えてもらう課題を出します。その課題
 に対して,真剣に取り組み,ノートに論述してみてください。
その他のアドバイス
・毎時間,教科書・ノートは忘れずに持参してください。
・積極的な発言は歓迎しますが,しっかりとけじめをつけ,集中力を持って授業に臨んで
 ください。
・提出物は,丁寧な文字で,期限を守って提出してください。