私立 千葉商科大学付属高等学校  シラバス

芸術科 「美術Ⅰ」  単 位 数 2 単 位
学科・学年・組
普通科・1年・A〜J組(選択制)

1 学習の目標,評価の観点,内容及び評価方法

学習の目標
美術の幅広い創造活動を通して、造形的な見方・考え方を働かせ、美的体験を重ね、
生活や社会の中の美術や美術文化と幅広く関わる資質・能力を育成する。

育成する資質能力
「自己肯定感」「創造性」「表現力」
学校ルーブリック項目
「向上心」「自律」「自己肯定感」「友愛」「創造性」「社会貢献」
「思考力」「判断力」「表現力」「人間関係力」

評価の
観点
知識・技能 思考・判断・表現 主体的に学習に
取り組む態度
評価の
内容
対象や事象を捉える造形的な視点について
理解を深めるとともに、意図に応じて表現
方法を創意工夫し、創造的に表すことがで
きているか。
造形的なよさや美しさ、表現の意図と創造
的な工夫、美術の働きなどについて考え、
主題を生成し創造的に発想し構想を練った
り、価値意識をもって美術や美術文化に対
する見方や感じ方を 深めたりすることが
できているか。
主体的に美術の幅広い創造活動に取り組
み、生涯にわたり美術を愛好する心情を育
むとともに、感性を高め、美術文化に親し
み、心豊かな生活や社会を創造していく態
度を養えているか。
評価
方法
小テスト
作品制作(知識・技能)
作品制作(思考・判断・表現)
鑑賞シート
配分
60%
30%
10%

2 学習計画・使用教材

学期 学 習 内 容 学 習 の ね ら い 備考(特記事項,
他教科との関連など)



デザイン
素描
鑑賞
・アクリル絵の具の特性と扱い方を学習し、
色彩について学び、自らデザインについて考
え制作する経験をすることで、グラフィック
デザインに対する理解を深めます。
・鉛筆や練ゴムなどの扱い方を学習し、光と
陰影を利用した基礎的な立体表現の技法を習
得します。
・クラスメイトの作品や、現代美術作品を鑑
賞することで、作品の見方や感じ方を深めま
す。
・作品制作
・小テスト
・鑑賞シート



デザイン
立体造形
素描
鑑賞
・人物の表現について学習し、観察による表
現を実践することで、描写力、観察力を養い
ます。
・自らの好きなものについて、感じたこと考
えたことを他者に伝えるための工夫をし、互
いに鑑賞し合うことで、表現力を養います。
・目的や機能について考え、自らのアイデア
を形にして他者に伝える経験をすることで、
プロダクトデザインについての理解を深めま
す。
・美術史について学習します。
・作品制作
・小テスト
・鑑賞シート



絵画
鑑賞
・主題に対して発想や構想をする訓練をする
ことで、主題を追及して独創的に表現する力
を養います。
・遠近法などの絵画技法を学習し、絵画に対
する理解と表現力を養います。
・年間を通して身に着けた力を基に、各自の
表現を実践します。
・作品制作
・小テスト
・鑑賞シート

使用教科書
日本文教出版「美術Ⅰ」
副教材
なし

3 担当者からのメッセージ

確かな学力を身に付
けるためのアドバイス
皆さんの中に「いいね」をたくさん見つけるよう心がけますので、積極的に取り組んでください。学
んでほしいこと、経験してほしいことは山のようにありますが、一年という短い期間で触れられるこ
とは、ほんの少しです。悩んで行き詰ったら、まずは手を動かしてみましょう。
授業を受けるに当た
って守ってほしい事項
授業当日に必要な用具を必ず持ってきてください。提出物の期限は厳守してください。
その他のアドバイス
美術では「創造的」という言葉をよく使います。「他と違うこと」「これまでにないこと」という意
味です。簡単そうに聞こえますが、他と違う新しいことをするには、多くの技術と勇気が必要です。
身の回りにある「創造的」な物事に対して、敬意をもって受け入れられる人間になってほしいと思い
ます。