私立 千葉商科大学付属高等学校  シラバス

商業科 「情報処理(1年商業科)」  単 位 数 4 単 位
学科・学年・組
商業科1年

1 学習の目標,評価の観点,内容及び評価方法

学習の目標
1 コンピュータやインターネットなどの情報通信ネットワークの活用を通し
て,情報を適切に収集・処理・発信するための基本的な知識と技術を習得する。
2 情報を主体的に活用しようとする態度を身につける。

育成する資質能力
「向上心」「自律」「自己肯定感」
学校ルーブリック項目
「向上心」「自律」「自己肯定感」「友愛」「創造性」「社会貢献」
「思考力」「判断力」「表現力」「人間関係力」

評価の
観点
知識・技能 思考・判断・表現 主体的に学習に
取り組む態度
評価の
内容
企業において情報を扱うことについ
て実務に即して体系的・系統的に理解
している。
情報を取り扱う技術を身に付けてい
る。
企業において情報を扱うことに関する
課題を発見し,ビジネスに携わる者と
して科学的な根拠に基づいて創造的に
解決しようとしている。
企業活動を改善する力の向上を目指し
て自ら学び,企業において情報を適切
に扱うことに主体的かつ協働的に取り
組もうとしている。
評価
方法
定期考査
実技テスト
小テスト
検定試験
定期考査
実技テスト
プレゼンテーション
検定試験
振り返りシート
課題提出
配分
80%
10%
10%

2 学習計画・使用教材

学期 学 習 内 容 学 習 の ね ら い 備考(特記事項,
他教科との関連など)



4章 ビジネス文書の作成
 1節 ビジネス文書と表現
 2節 基本文書の作成
 4節 応用文書の作成
・文書情報がコミュニケーションの重要
な手段として,ビジネスの諸活動の中で
果たしている役割
や種類について理解させます。
・図形や画像情報の活用により情報の簡
潔化,明瞭化,印象の強化などの効果が
期待できることに
ついて理解させます。
・文書ソフトの利用に関する知識と技術
を
習得させ,文書の構成,構成要素の配
置,文書作成の要領
について理解させるとともに,基本的な
社内文書や社外文書を取り上げて,作成
に関する知識と技術を
習得させます。
・文書ソフトの多様な機能を利用して,
表やグラフなどを含む応用的な文書の作
成に関する知識と技術を習得させます。
・各自の学習進度に応じて,全国商業高
等学校協会のビジネス文書検定1級~3
級を受験することができます。。
・タッチタイピングの習得に力を入れま
す。



3章 情報の集計と分析
 1節 ビジネスと統計
 2節 関数を利用した表の作成
 3節 グラフの作成
 4節 情報の整列・検索・抽出
 5節 問題の発見と解決の方法
・表計算ソフトウェアの特徴を理解し,
基本操
作が
できるようにします。
・関数を利用して有用なビジネス情報を
導き出
すた
めの技法を学びます。
・合計,平均,最大値,最小値,判定,
件数カ
ウン
ト,端数処理,順位付けや日付などの関
数を利用できるようにします。
・表の検索や文字列の加工,データベー
ス関数などの応用的な関数が利用できる
ようにします。
・グラフを用いて表のデータをわかりや
すく表現できるようにするため,グラフ
の基礎知識や作成
方法を学びます。
・表のデータを目的に応じた利用しやす
い形で取り出し活用するため,整列や検
索の技法などを学びます。
・目的に応じた適切な計算やビジネスに
おける需要予測などの傾向をとらえる力
を習得させます。
・全国商業高等学校協会の情報処理検定
3級を受験すことができます。



1章 企業活動と情報処理
 1節 情報処理の重要性
 2節 情報モラルと法規
 3節 コミュニケーションと情報デザ
イン

2章 コンピュータシステムと情報通信
ネットワーク
 1節 コンピュータシステムの概要
 2節 情報通信ネットワークのしくみ
と構成
 3節 インターネットの活用
 4節 情報セキュリティの確保

プレゼンテーションソフトの活用
 グループワークによるプレゼン作成
・社会で利用されている情報システムの
例や,ビジネスにおける情報活用の実際
を学ぶことにより,コンピュータを利用
した情報の処理や活用の重要性を理解さ
せます。
・情報を取り扱う上で守るべき法規の必
要性と,その概要を理解させます。
・コンピュータの基本的な機能と構成を
理解し,ハードウェアとソフトウェアの
種類と機能について理解するとともに,
それを活用する基本的な技術を身に付け
させます。
・情報化社会に参画するために個人が身
につけるべきセキュリティ管理の方法に
ついて理解させます。
・グループワークを行いながらプレゼン
テーションソフトの活用を習得させま
す。
・職業について調査プレゼンさせること
で就労感などを養います。
なし

使用教科書
実教出版『最新情報処理 Advanced Computing』
副教材
実教出版『全商ビジネス文書実務検定 模擬試験問題集3級』
実教出版『全商情報処理検定 模擬試験問題集3級』

3 担当者からのメッセージ

確かな学力を身に付
けるためのアドバイス
・実習が中心の授業なので,公欠席などで授業を欠席したときには,その日までの内容を
学習しておいてください。
・実習を通じて,問題の発見や解決能力,情報活用の能力を高めていき,実社会に役立て
られるような実践力を身に付けましょう。
授業を受けるに当た
って守ってほしい事項
・授業は毎時間コンピュータ室で行います。チャイムと同時に開始しますので,教材・教
具を準備し,ログオンを完了していて下さい。
・コンピュータなどの情報機器の操作・取り扱いについては丁寧に扱ってください。
・コンピュータ室の使用上の注意を守ってください。
その他のアドバイス
なし