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平成27年度芸術鑑賞会

 市川市文化会館にて,芸術鑑賞会が行われました。
 今季は劇団アルファーの皆様による,「南の島に雪が降る」の演劇を鑑賞しました。


※写真の転載等は控えてくださりますようお願いいたします。

同日に,柏葉祭の表彰式および総務役員任命式も行いました。


 詳細は平成27年度柏葉祭レポートをご覧ください。

 役者・加東大介は,昭和18年(1943年)10月に召集を受けニューギニアに向かった。そこは主力部隊から脱落し見放され,救援物資も届かない最果ての地。戦友たちは飢えとマラリアでバタバタと死んでゆく。いつ戦争が終わるかもわからない。希望が全くない。そんな過酷な状況で加東は,なんと演芸分隊を立ち上げ,熱帯のジャングルの真ん中に日本の舞台を作り,個性的なメンバーとともに公演を始める。


 作者本人の戦争の体験を描いた本作品は,生徒たちの見聞を広める貴重な機会になったことと思います。
 また,凄惨な戦場を舞台とした重いテーマでありながらも,芸を見せる兵士たちの姿は,会場中に笑いを生みました。

 終わりに,新総務委員長から演者の皆様に,感謝の言葉と花束が贈呈されました。

生死をさまよう兵士たち,生きる希望は…芝居!
軍隊の中で劇団を作り,命がけで芝居を見た,嘘のような本当の話-

 俳優の加東大介さんが激戦地ニューギニアの戦場で演劇活動を行った実話。
 東北出身の兵隊たちが舞台に降る雪を見て遠くはなれた故郷を偲び,無言で涙を流す…。何よりこの作品が人々の心を惹き付けてやまないのは,「演劇」そのものが単なる「娯楽」に留まらず,まさに兵隊たちの「生きる力」であったという事実です。
 戦後生まれの皆様にこの舞台を見て平和を願う心を引き継いで頂ければ幸いです。

(劇団アルファー代表  酢屋敏徳氏のメッセージより一部抜粋)