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平成25年度芸術鑑賞会

 本年度も市川市文化会館にて,芸術鑑賞会が行われました。
 今季はTOKYO雑技京劇団の皆様にお越しいただき,臨場感あふれる京劇と中国雑技を見ることができました。

プログラム

※写真の転載等は控えてくださりますようお願いいたします。

 開幕からステージ下に降り,会場を沸かせてくださりました。

京劇 「閙龍宮」

 「西遊記」の孫悟空が主人公の30分ほどの京劇です。台詞は多くなく,他国の文化に触れるにはうってつけの演目だったと思います。棒を用いた芸も豊富で,笑いあり驚きありの素晴らしい劇でした。


閙龍宮(とうりゅうぐう)のあらすじ
「孫悟空が龍宮城で大暴れ」というお芝居です。
 岩から生まれた孫悟空は,修行の末,神通力を身につけますが,まだ手ごろな武器を持っていませんでした。そこで孫悟空は,海の底にある龍宮城に行き,龍宮城の主である龍王に,武器を貸してくれるよう頼みます。
 龍王は内心,孫悟空に武器を貸すのが嫌でした。そこで龍王は,重さが何万斤(きん)もある如意棒(にょいぼう)を出してきて,もし孫悟空がこの重い棒を扱えるなら貸してやろう,と言いました。孫悟空は,重い如意棒を見事に扱います。
 龍王は約束を破り武器を貸さないと言いだしました。孫悟空は怒って,龍宮城で大暴れした末,自分の根拠地である花果山(かかざん)に凱旋していきます。
 暴れん坊時代の孫悟空の立ち回りをお楽しみください。

中国雑技

 京劇が終わったのち,多くの中国雑技を披露してくださりました。
 2000年以上の歴史を誇る技の数々,写真で追えないシーンもあり会場での迫力をそのまま伝えることはできませんが,一部ご紹介させていただきます。


皿回し

 ご存じの方も多い中国の代表的な伝統芸です。横になったり肩に乗ったりしていますが,体制を変える間ももちろん休むことなく皿はずっと棒の上を回っていました。

壺回し

 18kgもある壺を頭上で回したり,壺は向きを変えず下の人だけ回ったり…。いつ壺が落ちてもおかしくない状況を,みな固唾をのんで見守っていました。

変面

 一瞬で顔につけた面を変えるマジックです。リズミカルな音楽やステージ下に降りるパフォーマンスもあり,会場は大盛り上がり!最後には素顔も披露してくださりました。

水流星 & こま回し ~生徒体験コーナー~


 水の注がれた器を回転させる水流星と,紐で駒を操るこま回しを続けて披露していただき,生徒にもこま回しを体験してもらいました。生徒はやはり苦戦していましたが,成功した際には会場から大きな拍手が送られました。

燕の輪くぐり

 高い位置にある大きな輪と,ぎりぎり通れるくらいの小さな輪を,2人で次々潜り抜けます。輪が追加で重ねられるたび会場がざわめきました。

柔術滾灯(じゅうじゅつぶんとう)

 自在に体制を変えつつ,体に灯りを乗せていきます。その体の柔らかさだけでなくバランス感覚にも驚かされます。仰向けから起き上がる姿は圧巻でした!

椅子倒立芸

 椅子を重ねていき,その不安定な位置で倒立をします。天井に近づくにつれ歓声が大きくなり,6つめの椅子に乗ったときの盛り上がりは最高潮!この回の最後にふさわしい,最高の技を見せていただきました。


 以上ですべてのプログラムが終了しました。すべての演者の方々にご登場していただいて盛大な拍手で見送りました。
 これまで中国のことをあまり知らなかった生徒たちも,文化交流の大切さを学ぶことができたのではないでしょうか。