平成25年度アンケートコメント

 本校建学の精神(実学を重視し,社会に貢献する有為な人材を育成する)に照らし,生徒目標である「勤勉・友愛・礼法・勤労」を軸とした,各分掌の内部評価アンケート(教職員・保護者)を行いました。以下は,その集計結果に対する分掌ごとのコメントです。

教務

 学校教育におけるカリキュラムの総論である教育課程編成とその実施管理,そして各論である時間割作成からはじまる授業運営,教科書採択,成績の入出力などの日々の運用に関しては,結果としては9割以上が達成されたと評価している。また,選抜入試の運用・管理,あるいは入学式,卒業式等に代表される式典についても9割以上が達成されたと評価している。それに対し,生徒の側に立った基礎学力の向上や学習習慣の定着,校内美化等に関してはおよそ3割が達成されていないという評価であり,いわば教員として働きかけた内容については高い評価をもつが,その受け側となる生徒の習熟や成長の観点においては,厳しい評価となっている。この点が今後の重要な課題になると考える。また,学校施設の管理・修繕および職員室環境での備品の整備や管理などのハード面においては,やはり3割が達成されていないとする評価になっていた点も今後の教育環境の検討課題となるであろう。

生徒指導

 校内生徒指導体制の再構築が重要になってきているように思われる。生徒指導に関わる教職員の評価に見られるように,指導内容と指導方法の共通理解に混乱が認められる。教師としての責任とは「生徒の立場に立って生徒の心情を理解する」ことに止まらず,その後「教師の立場に戻って指導する」ことにあると思われる。心情を受容しても問題行動(客観的事実)を許容しないという毅然とした指導が求められる。指導内容については何を(指導規準),どの程度(指導基準)指導するかという二つの要素があるが,これを全校で共通理解することが何よりも重要と思われる。またこれらの指導内容については生徒や保護者に周知徹底する必要がある。生徒指導体制の混乱が生徒や保護者に与える悪影響は,さらなる生徒指導体制の混乱を増幅させることになる。

進路指導

・進路の栞の利用方法を考え直す必要がある。生徒・保護者が見やすく,分かりやすいようにする。
・タイムリーに生徒へ情報誌を配布するなど,「自己啓発」「自己探求」「自己実現」ができるように進路指導を行う。
・今後担任との連絡を強化していく。

広報

 受験生・入学者数ともに昨年度を大きく上回ったことは広報という立場では説明会・広告等がうまくいったのではないだろうか。しかし,まだ通学可能圏すべての中学生に認知されているわけではないので,そこの認知度の向上に努めていきたい。また,入学させて良かった・入学して良かったという声がもっと多く聞こえるように,正確な情報の伝達にも努めていきたい。

危機管理

・ハラスメント関連の相談体制がまだ周知されていないので年度当初のプリントでの連絡だけに止まらず,定期的に相談先や相談の有無を確認していく必要がある。
・危機管理については防災ガイドラインを生徒に配布し,緊急対応マニュアルを策定し,職員室その他教員のいる場所に設置している。更に周知に努め,災害時の対応についても更に精査していく。
・防災体制や相談体制については保護者からは一定の評価を得られているようだが,内部評価としてはよくないので内部の防災・相談の体制への要求水準に応えるよう教職員の意見を聴取しながら更に精査していく。
・今後も施設の安全管理を定期的に行い,徹底強化していく。