校長ブログ

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合宿講習を終えて

489名の新入生を迎え、4月19日(水)~21日(金)に新入生合宿講習を実施しました。昨年に続きコロナ禍により宿泊はせず、校内での実施となりました。資料を事前にiPadで共有しての講話では、手元で見ながらそこに書き込んでいる様子に生徒の対応の早さを感じました。

この合宿講習という行事は今年で54回目となり、本校にとって新入生のオリエンテーションとしてとても重要な行事です。この3日間で千葉商科大学付属高校の生徒としてどうあるべきか、これからの3年間の本校での学びなどを伝えます。4月5日の入学式で新入生は本校の生徒となったわけですが、この合宿講習を終えて初めて本当の意味での千葉商科大学付属高校の生徒となり、本校の伝統の継承者となります。
私学の本校生徒としてのあり方は建学の精神、柏葉の精神、生徒目標の3つの教育の柱の上に成り立ちます。そしてこれらを具現化するために身に付けるべき5つの力が示されています。
更に千葉学園の沿革を学ぶことによって諸先輩が連綿と受け継ぎ、発展させてきた本校の継承者としての誇りを身に付けます。まさにこの学びこそが千葉商大付属高校のDNAを受け継ぐ行事であり、これからの3年間の学びの礎となるのです。そしてこの伝統のもとに新入生489名の力が結束し、新たな伝統を創造していくことを期待しています。

中学生から高校生になり、義務教育を終えて私立の学校に通うことの意義を実感したことと思います。また本校で何を、何の為に学び、どのように社会に貢献していくかという志を生徒一人ひとりが胸に刻みこんだことでしょう。

合宿講習での学びを体得することによって生徒は未来の社会で逞しく生きる力を伸ばします。そして千葉商科大学付属高校の生徒として学び、未来の社会に貢献していく人材を育成するために本校も発展し続けていきます。