学校長挨拶

学校長 遠藤 行巳

 本校は昭和26年に創立し,付属高校としての建学の理想と校風を継承しながら,今日に至っています。しかし伝統を守るだけでなく,創立75周年に向け伝統を活かしながらVision75作成し,その中で学校経営方針・教育方針を打ち出し,新しい教育にも積極的に取り組んでまいります。
 千葉商科大学は,伝統的な商経学部と学際的な政策情報学部やサービス創造学部,人間社会学部,国際教養学部,大学院をもち,社会に貢献できる人材を育成し,新時代の要請に応えるユニークで開かれた大学づくりを進めています。本校でも普通科を充実させ,商業科の伝統を継続しながら,千葉商科大学への進学はもちろん,生徒の能力や資質に応じて他大学にも適切で有効な進学指導を行っています。また大学進学者以外の生徒に対しても,個性や適性を見極めながら柔軟な進路開拓をしています。勉学に偏重することなく,身体と精神の両立を図りながら,個性を生かしたゆとりのある高校を目ざしています。

 私学としての理念のもとに,本校の校風に共感し,本校で学びたいと願う生徒が集まることを期待しています。

◆学校長ブログ

Vision75

建学の精神

 創立者 森志久馬は,「実学実践学習の訓育を施し,付属高校生徒としての素養を身につけ,周囲の情勢におもねることなく常に中道を歩み,将来社会の要請に応えうる質実にして有為な人材を育成する。」ことを目指して本校を創設しました。


柏葉の精神

校章

 本校の校章は柏葉です。柏の葉は,その形も色も目立つことなく地味でありますが,発芽から落葉に至る姿は,まことに優情に満ちています。
 秋の冷気に枯れた後も,直ぐに落ることなく,冬の間も寒風や霜雪にたえて,じっとそのまま過ごします。やがて春を迎え,新芽が葉柄の下に萠え出るのを確かめて,はじめて静かに散り落ちていきます。
 まさに互いに鍛え培い合う若人の意気と友情の象徴と言うべきであり,また親子兄弟の愛情や師弟の信頼にもたとえられるものです。新芽は五月の陽光の下,たちまち大らかな美しい緑の葉となります。
 これは質実を旨とし,友愛を育て,しかも逞しく伸びやかな校風を発揚しようとする本校の指導精神にも通じるものです。
 散りゆく柏葉の,幼芽に対する優しく厳しい情愛の姿を見つめ,先輩と後輩との強い絆を育てて,生徒たちが学園の内外で固く結ばれていくことを,そしてそれぞれが希望をかかげて力強く邁進していくことを心から願っています。

生徒目標

勤勉

勤勉を旨とし,真実を探求する。

友愛

校友を愛し,校風の高揚につとめる。

礼法

礼法を重んじ,つねに品位を保つ。

勤労

すすんで勤労に参加し,清潔な環境をつくる。

学校経営基本方針

学校長コミットメント

 建学の精神・柏葉の精神のもと,グローバル社会・知識以外の付加価値創造時代の中で本校のあるべき姿を学校経営方針として策定しました。この学校経営方針のもと生徒,教職員,保護者,および関係者が一丸となり,グローバル社会を支え・活躍する人材,地域社会で必要とされる人材を育成する学校として発展していくことを誓って経営に臨みます。また,地域に息づく学校として安心安全の起点となる教育機関として,そして地域に信頼され,愛される教育機関として地域と一緒になって発展していく学校になることを誓って経営に臨みます。

 建学の精神に示された「実学実践学習の訓育を施し,付属高校の卒業生として将来社会の要請に応えうる人間形成」や,柏葉の精神に語り継がれてきた「豊かな人間関係形成」を図るため,教育方針に基づく教育活動を通して「人間性豊かな学校」を構築し,生徒目標を実現することにより,「自立する人間性豊かな高校生を育成する」ことを最高目標とする。最高目標の達成を図るため,次の3項目に対しそれぞれの指導,実施すべきこと等を示す。

I.生徒とともに

生徒に教えて学ばせ教養の獲得を促す指導
進路目標の設定と自己実現を図るための支援する指導
柏葉の精神に基づいた人間形成を図る指導

 主体性・社会性・協調性・健康管理を含めた自己管理能力,また,柏葉の精神を心掛け,自他の存在と命を尊重する人権意識,生徒目標にある友愛(校友を愛し,校風の高揚につとめる)・礼法(礼法を重んじ,つねに品位を保つ)・勤労(すすんで勤労に参加し,清潔な環境をつくる)を養うため,授業のほか特別活動・部活動,さらには学校生活全般において多様な経験を重ねることのできる機会を提供する。生徒が意欲と関心をもって積極的に参加し自らの人間形成を図れるよう,計画的かつ適切な助言・評価に関する研究と実践に取り組む。

II.教員とともに

「明確な目標設定と情報の共有」による目標達成に向けた協働の実現
「教職員及び校務分掌間の一層の連携」による効果的かつ効率的運営
「学校経営への参画機会の拡大」による経営意識の向上とリーダー育成
「指導経験と活動成果の蓄積と活用」による教職員の授業力向上
「脳科学に熟知する」による生徒指導力・授業力向上
「生徒に最善の教育環境を提供」するための教職員のゆとりの創造

III.社会・地域とともに

地域活動の担い手としての高校,生徒
地域と高校協同による安心・安全の確保
市民参加による高校教育の充実

教育方針

学校長コミットメント

 学校経営方針のもと下記の教育目標を掲げ,グローバル社会を支え・活躍する人材,地域社会で必要とされる人材を育成する学校として教育に臨み,知識のみならず,付加価値No.1をめざし,本校が生徒に対しおこなうべき教育を教育方針として打出し実践してまいります。

【教育目標】

  1. 1.建学の精神・柏葉の精神・生徒目標を教育活動において具体化するべく努める。
  2. 2.グローバル公共性を創出できる力と,社会の進歩に貢献する力と,将来の目標と展望を明確に示す力を備えた,指導力ある人材の育成をめざす。
  3. 3.変化と多様化の時代の中で,主体的に生きる個の確立を促し,未来を切り拓くたくましい創造力と,豊かな人間性を育む教育の展開を図る。

 教育方針に基づき生徒の可能性の伸長を図るため,次の各項について,教育活動のあらゆる場面で重点的に指導するとともに,効果的な指導の実現に向け教職員研修を充実し,教職員個々の指導力と学校組織としての教育力の向上をめざす。

自己管理能力の向上

  1. (1)学ぶ者としての謙虚な姿勢を育成し,自己教育力の伸長・向上を図る。
  2. (2)多様な場面において,自他の状況を正しく把握して行動する能力を育成するとともに,自己決定能力の伸長・向上を図る。
  3. (3)将来にわたり健康で安全に生活する能力を育成する。

学力の向上

  1. (1)それぞれの学科・コースの目標に基づき基礎的学力の充実を基盤とした専門性の深化・高度化を図る。
  2. (2)学ぶ目的を主体的に自覚し,図書館を中心とした学びの場において,書物のみならず,多様な生徒からの学び・異質な集団からの学びなどにより,正確な知識を得,未知なるものに取り組む姿勢を育成する。
  3. (3)授業の目的と学習目標を明確に示して,授業内容の定着と深化を図るとともに,学年の垣根を越えた建設的相互作用により知識の統合を図り,学習した外国語をツールとして活用し,問題解決に向けたコミュニケーションが図れるようにする。
  4. (4)学園の持っている知的財産を有効に活用し,高度な学問に触れることにより,知識獲得へ積極的に取り組む姿勢を育成する。

進路目標の明確化

  1. (1)将来社会の一員として生きることを自覚し,主体的にかつ正確な情報をもとに進路を選択する能力を育成する。
  2. (2)卒業後の進路実現に必要な能力と態度を育成する。
  3. (3)千葉商科大学が行う行事を含め,多様な啓発的経験学習を推進し,進路選択に必要な幅広い視野をもとうとする姿勢を育成する。

人権教育の推進

  1. (1)自己の大切さを学ぶとともに,自己とは異なる他者の存在の意義を学び,人権について正しく理解する能力と態度を育成する。
  2. (2)社会の不公正や不合理,形式的な平等について学び,それらを克服する正しい批評精神と行動力を育成する。
  3. (3)啓発活動を推進し,あらゆる差別と暴力を否定して自己の幸福・相手の幸福を追求しようとする姿勢を育成する。

主体性の育成

  1. (1)与えられた課題を自己の責任においてとらえ取り組むとともに,自ら課題を見いだし設定して取り組む独創的発想力を育成するとともに,チームを作り独創的発想力に対する批評をうける態度を育成する。
  2. (2)課題に対して多角的な視点をもって持続的に取り組み,科学的,論理的に解決する能力と態度を育成する。
  3. (3)多様な情報を収集し,分析し,判断した上で,的確に表現するコミュニケーション能力を育成する。

アドミッションポリシー:入学者受け入れ方針

 本校の教育方針をわかりやすく説明し,その教育方針に共感し何事にも努力を惜しまない人物で,本校の教育実践に対応できる生徒を受け入れます。

普通科特進:高度な学習に対応できる基礎学力を有し,意欲的に学習等に取り組む生徒を受け入れます。
普通科選抜:高度な学習に対応できる基礎学力を有し,意欲的に学習・部活等に取り組む生徒を受け入れます。
普通科進学:いろいろな知識を学ぶ基礎力と意欲を持ち,何事にも積極的に行動できる生徒を受け入れます。
商業科:即戦力として社会で活躍できる商業に関する知識を学ぶ基礎力と意欲を持ち,何事にも積極的に行動できる生徒を受け入れます。

カリキュラムポリシー:教育課程の編成方針

 教育方針・生徒の目標実現のためコースを設定し,基礎力から応用力,そして実践力を養成するとともに,教育効果向上のため少人数教育,アクティブラーニングを取り入れるとともに,キャリア教育など特徴あるカリキュラム編成し実施します。


卒業認定(ディプロマ)に関するポリシー

 本校の教育方針のもと,社会の一員として高い倫理観を持って行動でき,所定の単位を修得した生徒に卒業を認定します。